おがやん日記 ~キャンカーと共に~

BADENからZiL520(522)へお乗り換え、人生一番の大博打。綴ってみよう備忘録と。

読書日記ー(5)

2016年03月18日 | 読書&映画&音楽 日記

こんにちは。

では、早速。  今回ご紹介するのはコチラ。

 

 

 

 

 

東野圭吾さんの「祈りの幕が下りる時」です。

僕の大好きな作家さんの一人。しかも、その中でも大好きな加賀恭一郎シリーズの第10作(最新版) といっても’13年発売ですが、ようやく古本屋で手に入れる事が出来ました。 (好きなくせに、古本&時間経過しているんですが、いいんです 自分の中では、ずーと待ってた最新版なので) 

 

ではあらすじを(某HPより抜粋)

悲劇なんかじゃない これがわたしの人生 
極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見された。数々の人生が絡み合う謎に、捜査は混迷を極めるが――

 

さて、何から語ろうかなぁ~  ここのブログでは初登場の 東野圭吾&加賀シリーズ。。  言いたい事イッパイあるぅ~ (笑)ですが、興味が無い人の方が多いと思うので、な・る・べ・く、簡潔にね(笑)

東野圭吾と言えば・・・福山雅治が演じる、「湯川学」のガリレオシリーズが有名ですが、「加賀恭一郎」シリーズも、阿部寛が演じており、ドラマや映画にも何作かなってます。(新参者や麒麟の翼、赤い指など一度は聞いたことあると思います)

勿論、シリーズ物なので、主人公や周辺に、時間系列事項が随所にありますが、このシリーズは何処から読んでも大丈夫。今回も加賀恭一郎の母親についての謎が解き明かされますが、基本は刑事物なので、一作完結します。 (僕もシリーズ途中から読み始めて、ハマり、過去作を読み返して納得したクチです)

刑事物の小説って山ほどありますが、その刑事物の中でも、この加賀シリーズが飛びぬけて、スゴイ所が、あらすじでもあるように、数々の人生が絡みあう謎なんですが、人情的かつまっすぐに、真相に辿りつく姿に、「惚れてまうやろ~」 なのです(笑)

またコレが、阿部寛さんとのイメージがピッタリなんですぅ。 

今回も最後まで読むと、心が暖かくなるというか、ホロリすると言うか、特に今回は切なさ倍増でして・・毎回、こんな感じで。 事件解決でスッキリとは、違う感情なんです。

 犯人見つけたら終わりではなく、なぜ犯行に及んだのかが、今回もすごく丁寧に書かれてます。(全シリーズに言える事ですが)

 では、今回の判定は・・・ 見ずとも解る?(笑)

  もちろん3つです。 ですが、もし初めて加賀シリーズを手に取るのであれば、にも書いた、映画やドラマにもなった作品から読む事をオススメします。 特に今作は、いままで謎だった母親の事があきらかになるので、どう謎だったかを先に知っておく方がいいと思いますしね・・

せっかくなので、加賀シリーズを読み返して、この場で再評価しようかなぁ~ 殆ど3つになるんだろうけど(笑)