記日きつい思れぐま気 from バンクーバー

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む30代男性の日常。バンクーバー関係ないことも多々あります。

iPad購入意向者の属性に関するニュースを読んで違和感。

2010-05-28 18:14:30 | Weblog
この記事、分析がメチャクチャ。

購入検討者はiPadのどこに魅力を感じるか!?

まず、ケータイキャリアだが、SBが5.3%、ドコモが2.5%、AUが1.5%。このSBのうち、iPhoneユーザーがかなりの割合を占めると思う。逆に言うと、iPhoneユーザー除きでないこの数字はあまり意味がないし、どうせならiPhoneユーザーが占める割合の方が興味深いと思うし、iPhone持ってないけどiPad買う人ってのがどのくらいいるのか知りたい(ドコモ、AUと答えた人でもiPhoneとの2台持ちの人がいると思うから)。ちなみに、ドコモとAUのシェアはそれぞれ50%と30%で、シェア比がそのまんま数字に表れてる。SB20%のうちiPhoneユーザーがどれくらいいるのか知らないが、iPhoneのSB躍進への貢献度を考えれば、「iPad購入意向者」かつ「SBユーザー」かつ「iPhoneユーザーではない人」ってのはかなり少ないことが容易に推測できる。それがこの記事だと「へー、SBユーザーが多いんだー」となってしまうわけで、アホな記事としか言いようがない。
あと、日経購読者、Wii保有者の割合が高いということだが、こんなのビジネスに関心があるとか直感的操作を好むとかそういう問題じゃなくて、所得の問題でしょ。

まったく、よくこんなひどい分析ができたもんだと感心するし、それを堂々と掲載する神経にびっくり。大丈夫かこの会社。

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