【保育所待機児童の解消に向けた新たな取り組みについて】
上記のリンクは平成18年11月22日付けのものですが、
大阪市の保育所待機児童がずーと「ワースト1」だったのを
昨年3位、今年5位と解消に向かってきたとのことでした。
大阪市が土地を提供して建てられた保育所が23ヶ所。
また、マンションの一室、あるいは公団住宅の一室という
ように、市が委託した保育所=「保育ママ」にも力を入れて
いるとのことでした。
大阪市の保育サービスを中心となって担っている社会福祉
法人等の保育事業者に対して、新たな設備投資を伴わず、
将来の保育ニーズの変動にも柔軟に対応ができる仕組みを
作る必要があり、新しく「保育ママ」制度の導入を考えています。
この「保育ママ」制度は、保育所が保育ママを雇用し、その
管理のもと、マンションなどで少人数の家庭的な環境のもとに
0~2歳の低年齢児の保育を行うもので、少しの不足分に対し
て効果的に枠拡大が図れるという手法であり、他都市に先駆
けて取り組むこととしています。( 大阪市長会見要旨より引用 )
と、いずれは待機児童を「0」にと公約に掲げてきた平松市長
の公約どおり、だんだん改善されてきて、3500人分増やす
ことに成功したようです。
さらに一歩先を行く保育所、当日連絡すれば、保育してくれる
という急なニーズにも応えられるNPOもできたそうです。
(月6500円程度で、月一回が無料)等。。。
大きな保育所よりも効率がよく、ニーズが減ってきたら
すぐに事業が止められるというのも無駄が無くていい!
今のところ、大阪市の中央区と西区だけですが、さらに広げて
行きたいと頑張って頂いているようです。
年度の途中からでも入れるようにもしたいし、
働くママたちのニーズに応えられるようにして、
社会全体で子育てしていくのが大切とのことでした。
ママさんたちは、
「本園がだめだったのであきらめていたけれど、
こっちへ来て良かったです。」
「融通が利いて助かりますね。」
と皆さんの笑顔が印象的でした。