KOKIA - ありがとう・・・ (in Paris)
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万葉集
万葉集は天皇から役人 、農民や芸人まで、
あらゆる階層の男女が詠んだ4516首もの歌が
集められた世界でも例のない歌集である。
主に7世紀から8世紀に詠まれたもの。
桂本万葉集
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全て漢字で書かれていたものを解読して
漢字と平仮名で書き表した最古のもの。
日本にまだ文字がなかった古代。
中国の漢字を借りて日本語で書き表したものを
万葉仮名として解読されたものが
『桂本万葉集』として残されている。
いまだに解読できないものもあるという。
うん、ちょっと待てよ?
およそ2000年前にやってきた中国生まれの漢字。
言語構造の異なる日本語の中にどのように取り入れたか?
朝鮮の文化的影響を強く受けたその伝来。
最初は真似から始まったのではないか…?
あるいは古代日本人として生活している人の中に
韓国から来た人が既に住んでいたのではないか…?
そんな人が歌を素敵!と思い、書いてあげた。
あるいは自分で作って残した。
とすると…、大いに考えられることだと思う。
この万葉集が韓国語で表したものもあるということ!
数年前、
日本の高校の歴史教科書の韓国関係記述のチェック
をするというときに、日韓両国の国会議員で構成された
「歪曲是正特別対策委員会」の一人として指名された
李 寧熙(イ ヨンヒ)さんは、記述に謝りがあるならば、
古代史から訂正していかなければならないと、韓日古代
交流史探索(歴史の勉強)を辛い思いでしたと言う。
難渋この上ない古書を掘り返しながら驚いたことは、
韓国の文献が純粋な漢文体で叙述されているのに対し、
日本の文献は、漢字を使用してはいるが、多くの部分が
かえって韓国の「吏読風(いどふう)」に書かれているという。
「吏読 (いど=idoo)」「吏読文(いどむん=idoo-moon)」
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古代韓国人が漢字を借り、
その音訓を活用して韓国語を表記した借字文。
さらに、驚いたことには、「吏読風」で書かれた部分、
とくに「音読みをせよ」と注を付けた句節は、
ほとんど例外なく韓国古代語だということ。
とくに「風」とつけたのは、吏読式漢字借字文
ではあるが、方法がやや異なるからという。
日本式音と訓を混用、韓国語と日本語を取り混ぜて
表記しているところに加えて、漢文体語句まで活用
しているので、実に複雑多用な表現法になっている。
百済第八代、古爾王(こいおう)〔測位234~286年〕が、
王仁(わに)博士をして「千字文」を日本に伝えた。
漢字は当初韓国式音でよまれたが、
次第に日本人が読みやすいように変えていった。
しかし音は変わっても、変わらぬものが言語。
韓国ではすでに消え去った古語・死語など、
日本の文献の中に発見するようになり、
思いもかけぬことだったと作家である彼女は驚いている。
そして万葉仮名への没入が始まり、さらなる驚きがあったという。
難訓歌・未詳歌として知られていた歌や
「語義不詳」として片付けられていた難解部分も、
ほとんど韓国語で読むことができたという。
このYouTubeでの、万葉集ファンの好きな歌ランク一位、
万葉集: 額田王(ぬかたのおおきみ)
原文:茜草指 武良前野逝 標野行 野守者不見哉 君之袖布流
これについて面白い解読をしていた。
え~!うそー!やだ~~~!
って思うほどの・・・
『もう一つの万葉集』李 寧熙(イ ヨンヒ)著:参照
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