手乗り文鳥、ピーコ。
自分がほしいと思って飼った 初めてのペット。
小学2・3年生の頃。もうすでに犬や猫が家にいたが、かごに
飛びつかないようにする、ということで飼ったと思う。
しかし、つるしていたのに、蛇がかごの中に入っていた
どうやって入ったのか不思議だったが、
たぶん食べられたのだろう。はかない命だった。
いつの間にかいた猫・犬たち。
たぶんもともとは、捨てられた子たちだったと思う。
合わせて最高10匹ぐらいいた時もあった。
猫はもちろん放し飼い、自由奔放に育ってた。ねずみはいなかったが、
モグラを得意そうに捕まえては、私に見せにくる。
わかった、わかったからどっか持って行って~。
見せに来んでもいいから・・・
(せっかく誉めてもらえると思ったのに・・・)
猫にしてみれば、そんな気持ちだったろう。不服そうな顔だった。
またある時、昼寝をして目が覚めた時、めちゃめちゃ驚いたことがある。
布団をめくると、1m ぐらいの蛇が入ってた。
このときほど びっくりしたことは なかったな。
それからは、玄関を閉めるようになった
鍵も閉めずに昼寝ができるなんて今の世の中、たとえ田舎といえど、
考えられなくなってしまった。物騒な世の中になったなと思う
そうそう、餌は、猫まんまと呼ばれる鰹節をかけたご飯など
ほとんど食べず、人間の食べ残しの魚などの混ぜご飯が主だった。
猫缶など当時あまり見かけなかった。自分で獲った獲物も少しは
食べていたのではないだろうか。
30年ぐらい前、故郷においての話である。