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がんばれナラの木

震災にあわれた東北地方の皆様を力づけたくて
The Oak Treeを地方ことばに訳すことを始めました

ナラの季節 黄葉

2011年04月01日 | ギャラリー
東京で黄葉になるのは12月に入ってからです。黄葉というとモミジが連想されますが、私はどちらかというとナラの褐色の黄葉のほうが好きです。褐色という色は黄色と焦げ茶色の混じったものなのでしょうから、その色合いにもさまざまな段階があり、植物の生理を反映して、枝先から付け根にかけてグラデーションが生じます。ありふれた木の代表であるコナラの黄葉が、初冬の日射しをあびたとき、ハッとするような輝きを見せます。


コナラの黄葉 東京都小平市

アファンのコナラ

2011年04月01日 | ギャラリー
長野県の北に黒姫というところがあり、そこにC.W.ニコルさんの「アファンの森」があります。私の研究室ではそこで動植物の調査をしていますが、そこに1本の大きなコナラの木があります。いや、たくさんあるのですが、姿がよく撮影のアングルもいいのです。そこで去年の6月から撮影をしました。秋の変化がみごとでした。今年は新緑を撮影しようと思っています。


コナラの一生2 ドングリ  

2011年04月01日 | ギャラリー
花のあと、ドングリの赤ちゃんができますが、コナラについてはその写真は手持ちがありませんでした。ただ、ミズナラのがあったので、のせておきます。コナラのドングリは夏の終わりになると急に大きくなり、ドングリらしくなってきました。


ミズナラの花が受精し、ドングリの「赤ちゃん」が生長を始めた。


コナラの若いドングリ 狭山丘陵

ボレアリス

2011年04月01日 | ギャラリー
北大で話をすることがあり、広いキャンパスを歩いた。巨樹とよんでいい大きな木があるキャンパスはいいなと思った。そんななかに明らかに日本のナラとは違うオークがあった。近寄ってみると、つごうがいいことにプレートがついていて「Quercus borealis」と書いてあった。Quercusはナラの仲間の属の名前で、いわば苗字。そう、ヒトをホモ・サピエンスというときのホモに該当します。borealisのほうは名前に該当し、ボレアリスというのは「北の」という意味です。だから「キタナラ」といったところ。なかなか立派なようすの魅力的なナラでした。


Quercus borealis ザッポロの北大キャンパス

ボレアリスのドングリ

2011年04月01日 | ギャラリー
ボレアリスの樹下にはまるっこい大きなドングリがたくさん落ちていました。これだけ見るとクヌギに似ているようで、幹の樹皮もやや似ています。葉があったので、ちょっと並べて撮影しました。日本にはこういう深い切れ込みのナラはあまりありません。カシワは大きく波打ちますが、ボレアリスは角ばっています。いずれにしても魅力的な葉とドングリだったので、少し失敬して、葉は本にはさんで栞にしました。


Acorns and leaves of Quercus borealis, December, 2010, Campus of Hokkaido Univ., Sapporo, Hokkaido

ドングリなど

2011年04月01日 | ギャラリー
去年(2010年)の秋に近くでバザーがありました。ちょっとおもしろいバザーで、木の実とか材木とか貝殻などが箱に入っていて、自分で何かを作ろうというコーナーがありました。皆さんリースなどを作っていました。ほかにも古着とかわけのわからないようなものも安く売っていました。そんな中に透明のプラスチックプレートがあり、写真などを飾るためのようでした。私はそれを3枚買いました。一枚50円でした。ドングリも一握り100円でした。私はそれを接着剤でくっつけてみました。博物館で働いていたこともあって、「並べる」ことが好きです。ドングリのほかにヤブツバキの種子とかギンナンなどもあり、並べてみると宙に浮いたような感じでおもしろいものになりました。同じようにして海岸で拾った角のまるくなったガラスとか、貝殻なども作ってみました。