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第32回 フロストバイトロードレースに参加してきました!

2013-01-14 22:26:39 | Running
今年も塀の中のアメリカ、東京都福生市の横田基地内で開催されたフロストバイトロードレースに参加してきました!

毎年、いろいろなマラソン大会に参加しているが、これは異色の大会だ。
なんと言っても米軍空軍基地内で開催され、運営も基地内のYOKOTA STRIDERS CLUBが行っている。
日本語が話せるボランティアも多いが、基本はアメリカ人のスタッフによる大会だ。
日本にいながら海外のマラソン大会に参加したような気分になれるのだ。

また、大会名にフロストバイト(凍傷)と名が付くほど、寒さを堪えて走る大会になることも多い。
一昨年の大会は天気は曇りだったが、滑走路の外周を走る際の北風が堪えた。
かいた汗が北風により冷え体温を奪い、震えながら、鼻水をすすりながら走った記憶がある。
だからフロストバイトロードレース=とても寒いという図式が出来ている。
特に寒さ対策に気を使う大会だ。

今年の大会開催日は昨日の2013年1月13日(日)。
とても人気のある大会で、参加者数は毎年増えている。
一昨年のハーフマラソン参加者は5811人、昨年は8209人、今年のハーフの定員は8500人となっている。
2キロや5キロのレースも含めると今年の定員は合計11,550人だ。

さて、本日の東京は爆弾低気圧により、初雪にして大雪注意報が出る程の悪天候だが、昨日は快晴で暖かい日だった。
しかし、防寒対策は怠ず、長いランニングタイツと長袖のランニングウェアを着て、その上にパンツやダウンジャケットを重ね着して出かけた。

今年もラン友の諸先輩方3名と参戦!
会場となる横田基地の最寄駅はJR青梅線の牛浜駅だが、ここは大混雑となるのでひとつ手前のJR拝島駅で待ち合わせをしている。
ちなみに牛浜駅からは徒歩で15分程だが、拝島駅からだと徒歩で20分程度。
横田基地の第5ゲートが入場ゲートになっていて、この付近は大混雑していた。
なんとか交差点を渡って、ゲートイン。
入り口付近で身分証明書(パスポート、免許証等)のチェック、手荷物チェックを受けた。
その後、金属探知機によるボディチェックだったが、ここは何もせずパスとなった。
ダブダブなジャケットを着てなかったからか、はたまたピースフルがあふれ出る一団だったからなのか?(笑)。

その後、ゼッケン、タイム計測用のICチップを受け取り、会場へ向かった。
すでに5キロの部は始まっており、ゴールを目指すランナーを横目にスタートゲートを目指していたが、途中で動きがパタッと止まってしまった。
なぜ参加者の行列が止まっているのかさっぱり分からない。
止まったまま20分程経過して、ハーフスタートまで残り40分となってしまった。
やがて5キロの参加ランナーも途絶えて、前方の人がコースと分けていた低目のフェンスをまたいでコース内を歩き始めた。
後ろの人もこれに習い、続々とフェンスをまたいで会場へ向かった。
結局、なぜ止まっていたのかわからずじまい。
こういった良く分からないことが起こるのがフロストバイトでもある。
なんと言ったって、過去にハーフの出走時間が当日いきなり30分繰り上げになったこともある大会だ。
参加される方はかなり時間に余裕を持って出かけた方がいい。

会場につくと残りは30分!
あわててゼッケンやシューズにICチップをつけた。
時間もなかったので、気温高めだが短パンに履き替えることもなく、長袖の上にゼッケンをつけた長袖ウェアを重ねてしまった。
そして、バナナやおにぎりをほうばる事も忘れない。
お昼をまたぐ大会では、エネルギーチャージをしておかないとガス欠になる。
やがて荷物をまとめて、手荷物預かり所に預けてから、スタートゲートに向かった。

途中、フード出展エリアでは大音響でリアーナやデヴィッド・ゲッタなんかが流れていた。
日本の大会ではBGMでこういった曲が流れることはまずない。
ハンバーガーを販売しているブースには長蛇の列。
一度、食べてみたいのだが、いつも売り切れている幻?のバーガーだ。



トイレの前もやはり長蛇の列。
トイレによることすらままならない・・・。

スタートゲートの最後尾についたのが、約3~4分前。
ストレッチをしながら、スタートを待つ。
やがて11時ちょうどに号砲が聞こえた。
しかし、5分経っても列が動かない・・・。
6分経ってからようやく動き始めた。

走る前から分かっていたことだが、防寒仕様で走っているので暑い!
最初から汗をかなりかいた。
最初の給水所は気付くの遅く、通り過ぎてしまった! ヤバイ!
参加人数が増えているからか、走っても走っても団子状態は解消せず、10キロ過ぎてもまだ混雑状態が続く。
次の給水ではきっちり水を飲み、走り続けた。
今日は滑走路でも風がなく、みんな汗が光っている。
折り返しのランナーが早くも通り過ぎ、速っ!と思わず驚いた。
12キロの折り返し地点で給水とオレンジをもらった。
ンジがとてもおいしくて、2つもらってしまった。

さあ、後半戦だ。
すでに汗はそう多くはかかなくなり、暑さもそう気にならなくなった。
そう言えば、毎年ランナーを和太鼓で応援してくれる人達が今年はいなかったなぁなどと思いながら走り続ける。
この大会は仮装ランナーも多く、ガチャピンの着ぐるみや黒いマントや帽子やマスクをつけたゾロらしき人がいたりと走っていても楽しい。
しかし、こんな格好でさぞかし暑いだろうなぁ。

15キロを過ぎたあたりからちょっと足が重く感じ始めた。
うーん、年末年始の体重アップ分は戻したはずだが、風邪による走りこみ不足か。
滑走路では少し風も吹き始め、ウェア2枚重ねだが多少肌寒く感じた。
倉庫が建ち並ぶところまできたので、ゴールはもうすぐだ。

やがてついにゴール!
ネットタイムは2時間をちょっとだけオーバー。
2時間切りを目指していたが、少しガンバリが足りなかったかも知れない。
まあ、これが今の実力だ。残念だが仕方ない。

ゴール後、シューズに付けたICチップをはずしてもらい、バナナをもらった。
箱にはプレミアムバナナと書かれていたこおバナナがメチャうまかった。
その後、ナイロンの大き目の巾着を記念品でもらった。
これはナップサックのように背中に背負えるようになっている。

さて、ラン友の先輩方のゴールまでは時間がありそうなので、先に参加賞のスウェットシャツを受け取ることにした。
この参加賞のスウェットシャツが人気があり、これが目当てで参加している人もいるらしい。
裏が起毛になっていて、暖かいし、イラストもいいのだが、色が派手なことが多い。
赤だったり、紫だったり、青だったりで着る気になれない。
今年のカラーは黒で、バックプリントもウォッッシュド仕上げで二重丸だ。
これは利用させてもらおう。



ついでに荷物も受け取り、着替えてからゴールエリアに再び向かった。
ステージ付近では表彰式が続いており、仮装ランナーの紹介がされていた。



このあたりにはまだ人がたくさんいて、混雑している。
先輩方を探していたが結局見つからず、しばらくあたりをうろついた。



結局、携帯で連絡を取り無事合流。
皆さん、無事完走を果たしていて良かった。
まだまだ会場はにぎやかだったが、15時にはゲートを閉めるというアナウンスもあり、荷物をまとめて出口へ向かった。
途中、シューズやランニングウェア、大会のオフィシャルグッズなんかも販売していた。

そして今年も出口付近では大渋滞が起きていた。
そう、行きと同じで信号を渡るため列で、結局20分以上は待たされた。
その後はみんなで国立の湯楽の里という温泉に行き汗を流して、新年会を兼ねた食事を取った。

さて、今年最初のマラソン大会を無事終了し、次は2月の青梅マラソンとなる。
こちらは例年以上に参加希望者が増えたようで、登録受付をした日のうちに定員となってしまい、ラン友の先輩方もエントリーが間に合わなかった方も多い。
市民マラソン人気はますます盛り上がっていくばかりのようだ。

青梅マラソンはアップダウンのある30キロなので、ハーフマラソン慣れしてきた自分にとってもチャレンジしがいがある大会だ。
体調を万全に整えて、大会に備えなければ・・・。

さてと、青梅もガンバるぞ!




フロストバイトロードレース 大会HP







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