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第31回 フロストバイトロードレース

2012-01-15 23:55:02 | Running
今年も塀の向こうのアメリカ、横田基地で開催されたフロストバイト・ロードレースに参加してきた。
昨年はフロストバイト(凍傷)という大会名の通りとても風が強く凍えるくらい寒い大会だった。
滑走路の周りを走るので回りに風を遮る建物もなく、走っている最中に体温が冷たい風で奪われていきとてもきつかった。
さて、今年はどうだろうか?

会場となる横田基地に一番近い駅はJR青梅線の牛浜駅だが、とにかく混むということで例年隣のJR拝島駅で降り、ここから徒歩で向かうことにしている。
今年も同様に一緒に走るラン友の先輩方と午前9時に拝島駅で待ち合わせして会場に向かった。
ここから歩くと徒歩で20分くらい。
今年は例年より多くの参加者が同様に拝島駅から基地へ向かっていた。
しかし横田基地の入り口付近の交差点では牛浜駅から来た人達と合流となり大混雑となっていた。

なんとか入り口へ入るとこのあたりは改装されていて、キレイになっていた。
ここでパスポートを提示し、バッグの中身のチェックをされた後入国!
その後受付を行い、ゼッケンとシューズにつけるICチップを受け取る。
そこから更に5分くらい歩き、会場に到着。

会場近辺では体育館が室内待機所として開放されている。
しかし、ここも混雑していて空いてるスペースはない。
芝生のスペースは結構あるので、そこにレジャーシートを引いてくつろいでいる人達も多い。
中には芝生に小さいテントを設営している人もいた。
すでに下のランニングウェアは履いていたので、外でシャツにゼッケンをつけて着替えた。
持ってきたバナナやおにぎりを食べ、エネルギーチャージをして、荷物を預けにいった。
ボランティア・スタッフには例年と比べ、日本人が多くなったようだ。
IDのチェック、受付、荷物預かりなど日本人が対応している。
今年で4回目の参加となるので、基地の雰囲気には慣れており、今のところ米軍の基地らしさはあまり感じらない。

その後、毎年スタート前に大混雑となる仮設トイレに並ぶ。
台数的には結構増やされているが、ずらっと長い列が出来ていた。
11時のスタート時刻の40分前だったが、結局用を足せたのが号砲の11時の3分前ほど!?
あわててスタート地点へ向かい、着いた時点で号砲の乾いた音がパン!となった。
今年もまたこういう展開か・・・。
まるでデジャブをみているようだ。

最初の5キロぐらいまでは結構詰まった感じで走った。
その後、普通に走れるようになったが、途中から折り返しと合流となるところではまた詰まり気味になる。
空気は冷たいが晴れていて風がないため、昨年のような寒さはない。

所々で基地関係者の方々が応援してくれている。
この応援の仕方が日本語で「ガンバッテ!」だったり、「Good Job! You can do it !」だったりだが、暖かくてうれしい。
また、陽気な奇声を上げたり、ハイタッチをしたりというあたりはアメリカ人らしい。
こういったスタイルはあまり他のマラソン大会では見かけられないことだ。

ずっと先の滑走路には大きな輸送機が数台並んでいた。
うーん、やっぱりここは基地の中なのだと実感した。

折り返し地点のコースが今までと多少変わっているようだ。
参加人数が増えたためか、対面での折り返しではなくなっていて、途中から対面で走るように変更されていた。
大幅なペースダウンもせず、そのまま走り続けたつもりだった。
しかし最後の3キロぐらいとなるとラストスパートをかける人も多くどんどん抜かれてしまった。
皆さん、結構体力あるなぁなんて考えながらやっとゴール。
タイムは1時間57分程で、目標の2時間切りは達成!

ゴール後はICチップをはずしてもらい、バナナ、アミノバリューをもらった。
また今年の完走記念品はイヤーバンドだった。
これは実用的なアイテムでうれしい。
冬に走る時は利用させてもらうとしよう。





また、名物となっている参加賞のトレーナーを交換所で受け取り、ゼッケンに受け取りの印をつけてもらった。
今年のトレーナーの色はパープル!
昨年の赤とともに派手な色がつづくが、デザインは毎年異なる。
これが目当てで参加する人も多いらしい。





ゴール後は冷気で体温が失われるので、早めに預けた荷物を受け取り、着替えることにした。
着替えた後、ラン友の皆さんとの合流を待ち、全員揃ったところで会場を後にした。
基地のゲートは14:30にはクローズするとアナウンスされていたので、ぞくぞくと参加者はゲートに向かう。
するとゲート前の交差点で大渋滞していて前へ進めず。
結局、16号線を渡るために20分ほど待たされた。
この間、太陽も雲に隠れ、寒くて鼻水が出てくるくらい。
やはり都心より福生のあたりは気温は低いようだ。
早速利用しているイヤーバンドが活躍していた。

信号を渡った後、あらためてゲートを見ると最後の人達が信号待ちしていた。
そうか自分達もほとんど最後の退場者だったのかと気がついた。

その後、混んでる牛浜駅を避け、再度拝島駅へ向かう。
例によって拝島駅近くのラーメン屋で無事完走の祝杯をあげ、食事後帰宅した。

やっぱりフロストバイト・ロードレースは寒い!
でも来年も参加したくなる大会だ。
次はいよいよ2月の青梅マラソンと東京マラソン!
がんばるぞ!


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