goo blog サービス終了のお知らせ 

おやぢタイプ

音楽とマラソンと、時々、映画と府中

大発見 / 東京事変

2011-07-18 21:42:07 | Music
ROCK/POP


東京事変のニューアルバム『大発見』がリリースされた。
前作『スポーツ』から1年4ヶ月ぶりのニューアルバムだ。
2月にメンバーの不祥事があり、アルバムのリリースも遅れていた。
そんな中でやっと6月末、やっと発表にこぎつけた形だ。

気を揉みながら待ち続けたので、まさに待望のリリースとなった。
実際に聴いてみるとこれがまた期待を裏切らないいいアルバムだった!
アルバムに収録されている曲それぞれが、なかなかいいんだよね。
骨太だがクールなロックだったり、キャッチーなポップだったり。
東京事変らしくクセのある曲も多いが、逆にそれが聴いてて気持ちがいい。
本作も従来通り、緻密で計算つくした大人のサウンドとなっている。

聞き覚えのある曲が多いなと思ったら、収録されている13曲中、5曲がCM&ドラマのタイアップとなっていた。
以下がその5曲となる。

「空が鳴っている」 グリコ「ウォータリングキスミントガム」 TV-CM #4
「女の子は誰でも」 資生堂「マキアージュ」 TV-CM
「天国へようこそ」 テレビ朝日ドラマ「熱海の捜査官」主題歌
「新しい文明開化」 東京メトロ TV-CM
「ドーパミント!」 グリコ「ウォータリングキスミントガム」 TV-CM #3

おっおー、それぞれ曲名が七文字で揃っているなと思い確認したら、アルバム収録曲全部が七文字のタイトルでした。
こんなところでも遊んでるね。

収録曲の中で一番のお気に入りはシングルカットされている「空が鳴っている」だ。
「能動的三分間」もカッコ良かったけど、こっれもまたクールだね。
スピード感のあるギターのバッキングに、椎名林檎の切ない感じのボーカルが絡んでいく疾走感のあるロックだ。
テンションが高く、ドライブ感のあるこういう曲、たまらなく好きだ。

これに対して全く逆のアプローチになっているのが、「女の子は誰でも」だ。
こちらはキャッチーでポップなビッグバンド・ジャズサウンドとなっている。
尖がっていた椎名林檎がこういう歌を歌うようになったとは・・・。
「女の子は誰でも魔法使いに向いている」なんて、以前だったら考えられないような歌詞だ。
とはいえ、進化し続けていく林檎の新しい一面ということで、これはこれで良しだ。
ちなみにこの曲の編曲は服部隆之。
なるほど、こんなおしゃれなジャズのアレンジは只者じゃないと思ったけど納得。

他にもマラケッシュな雰囲気漂う「天国へようこそ」、JAZZYな「恐るべき大人達」、ドライブ感のある「新しい文明開化」、切ないバラードの「電気のない都市」などもお気に入り。
本作はなかなかいいアルバムなので、しばらくはヘビロテが続きそうだ。

さて、オフィシャルホームページを見てたら、東京事変の今年の全国ツアー『LIVE TOUR 2011 DISCOVERY』は、なんと地元の"府中の森芸術劇場"で9月30日からスタートするようだ。
これは参戦しない訳には行かないだろう!!
チケット、取れるようにトライしなきゃ。


お気に入り度: 


空が鳴っている / 東京事変


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。