![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/28/21b991c87c9186c2cb7dd8087ba428c0.jpg)
この夏に公開されたジブリの最新アニメ作品『仮りぐらしのアリエッティ』。
人間が住む床上から、生活に必要なものを必要な分だけ借りて、ひっそりと床下で暮らす小人達。
その少女、アリエッティと病気で静養に訪れた少年とのふれあいの物語だ。
そして映画の公開と同時に東京都現代美術館で開催されたのが、『借りぐらしのアリエッティ X 種田陽平展』。
種田陽平は実写映画の世界で高い評価を受ける美術監督。
その種田監督とジブリがコラボし、アリエッティ達小人が暮らす世界を再現させるというのが本展覧会だ。
ここでは過去に『スタジオジブリ・レイアウト展』や『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』などのジブリの企画展が何度も開催されている。
ここで行われているジブリ企画展はだいたい観ているが、今回もジブリ好きの息子と一緒に足を運んだ。
都営地下鉄の清澄白河駅から美術館に向かったところ、今年も深川資料館通りで「かかしコンクール」が開催されていた。
両側の歩道に一定間隔で工夫が凝らされたかかしが設置されている。
すでに審査は終わっているらしく、各かかしには金賞、銀賞、努力賞などの札がついていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/60/3b872c1a504bbd3e8ec43038fdd0e9a3.jpg)
大河ドラマの影響で坂本龍馬のかかしが多かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/d4/28c21b0c3a05b0a901b24ad1480b73f8.jpg)
ジブリのキャラクターものは今年も健在。このめいちゃん、可愛く仕上がってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/fe/402d984f80eb5a0c4219ce2c63e0597c.jpg)
ヒモを引っ張ると動く操り人形式のトイストーリーのウッディ
なお、このかかしコンクールは9月1日から9月20日まで展示されているとのことなので、今日までですね。
さて、現代美術館に11時30分頃に到着すると当日券売り場には10分待ちの案内が出ていた。
すでにチケットはオンラインで買っていたので、ここは並ばずにパス。
今までのジブリ関連の展示会では、オンライン等で事前に日時を予約して訪問というパターンもあったが、今回は日にち指定とかもなかった。
入場の列の最後尾に並ぶとやはりこちらも10分待ち程度。
昼過ぎだったら最低でも30分は待つことになりそうな感じ。
いよいよ中に入るとまず3Fまでエスカレータで上がる。
その階がアリエッティの住んでいた軒下の部屋を再現した空間となっていた。
通常サイズの椅子やベッド、テーブルと一緒に異様に大きいネジやボタンやビンなどがあちこちに置かれている。
日常と非日常が同居しているような不思議な空間だ。
間取りは自体は普通の住居と大して変わらないが、異様なサイズのモノがたくさん置かれている。
なんかほんとに自分が小人になったような気分になってくる。
庭に出ると見慣れた雑草やタンポポなどが自分より背が高くなっていて、あらためてこの空間での自分の大きさを認識させられた。
その後、エスカレータで降りると先ほど自分が体験した小人の住居の50分の1の模型が展示されていた。
ああ、さっき自分が観た部屋はこんな間取りになっていたのかと今度は人間サイズの自分で確認できるようにになっている。
その他、種田陽平が美術監督を手がけた作品に関する解説などが展示されていた。
『キル・ビル Vol.1』、『THE 有頂天ホテル 』、『ザ・マジックアワー』、『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』などの作品に関するものが展示されていた。
有りそうであまり無いような空間が表現された作品が多い。
特に『キル・ビル Vol.1』で作られた料亭のような、ホールのようなセットでのアクションシーンがあるが、この空間も種田監督の手によるものだった。
あまり美術監督にフォーカスが当たることが無い中で、興味深くこれらも見させてもらった。
さて、今回の企画展、なかなか面白かった。
小人の世界をバーチャルでなく、実体験させる。
3D映画が大流行の現在だからこそリアリティが新鮮に感じられる。
子供も大人も喜んでこの展示会を見ているのをみると、この空間そのものもジブリ作品そのものだと認識した。
目の付け所がジブリです。
この展示会は7月17日~10月3日まで開催されている。
まだまだ間に合うので、是非家族で、カップルで、友達と一緒に行ってみてください。
バーチャルリアリティはリアリティにはかなわないです!
借りぐらしのアリエッティ X 種田陽平展 公式サイト
人間が住む床上から、生活に必要なものを必要な分だけ借りて、ひっそりと床下で暮らす小人達。
その少女、アリエッティと病気で静養に訪れた少年とのふれあいの物語だ。
そして映画の公開と同時に東京都現代美術館で開催されたのが、『借りぐらしのアリエッティ X 種田陽平展』。
種田陽平は実写映画の世界で高い評価を受ける美術監督。
その種田監督とジブリがコラボし、アリエッティ達小人が暮らす世界を再現させるというのが本展覧会だ。
ここでは過去に『スタジオジブリ・レイアウト展』や『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』などのジブリの企画展が何度も開催されている。
ここで行われているジブリ企画展はだいたい観ているが、今回もジブリ好きの息子と一緒に足を運んだ。
都営地下鉄の清澄白河駅から美術館に向かったところ、今年も深川資料館通りで「かかしコンクール」が開催されていた。
両側の歩道に一定間隔で工夫が凝らされたかかしが設置されている。
すでに審査は終わっているらしく、各かかしには金賞、銀賞、努力賞などの札がついていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/60/3b872c1a504bbd3e8ec43038fdd0e9a3.jpg)
大河ドラマの影響で坂本龍馬のかかしが多かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/d4/28c21b0c3a05b0a901b24ad1480b73f8.jpg)
ジブリのキャラクターものは今年も健在。このめいちゃん、可愛く仕上がってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/fe/402d984f80eb5a0c4219ce2c63e0597c.jpg)
ヒモを引っ張ると動く操り人形式のトイストーリーのウッディ
なお、このかかしコンクールは9月1日から9月20日まで展示されているとのことなので、今日までですね。
さて、現代美術館に11時30分頃に到着すると当日券売り場には10分待ちの案内が出ていた。
すでにチケットはオンラインで買っていたので、ここは並ばずにパス。
今までのジブリ関連の展示会では、オンライン等で事前に日時を予約して訪問というパターンもあったが、今回は日にち指定とかもなかった。
入場の列の最後尾に並ぶとやはりこちらも10分待ち程度。
昼過ぎだったら最低でも30分は待つことになりそうな感じ。
いよいよ中に入るとまず3Fまでエスカレータで上がる。
その階がアリエッティの住んでいた軒下の部屋を再現した空間となっていた。
通常サイズの椅子やベッド、テーブルと一緒に異様に大きいネジやボタンやビンなどがあちこちに置かれている。
日常と非日常が同居しているような不思議な空間だ。
間取りは自体は普通の住居と大して変わらないが、異様なサイズのモノがたくさん置かれている。
なんかほんとに自分が小人になったような気分になってくる。
庭に出ると見慣れた雑草やタンポポなどが自分より背が高くなっていて、あらためてこの空間での自分の大きさを認識させられた。
その後、エスカレータで降りると先ほど自分が体験した小人の住居の50分の1の模型が展示されていた。
ああ、さっき自分が観た部屋はこんな間取りになっていたのかと今度は人間サイズの自分で確認できるようにになっている。
その他、種田陽平が美術監督を手がけた作品に関する解説などが展示されていた。
『キル・ビル Vol.1』、『THE 有頂天ホテル 』、『ザ・マジックアワー』、『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』などの作品に関するものが展示されていた。
有りそうであまり無いような空間が表現された作品が多い。
特に『キル・ビル Vol.1』で作られた料亭のような、ホールのようなセットでのアクションシーンがあるが、この空間も種田監督の手によるものだった。
あまり美術監督にフォーカスが当たることが無い中で、興味深くこれらも見させてもらった。
さて、今回の企画展、なかなか面白かった。
小人の世界をバーチャルでなく、実体験させる。
3D映画が大流行の現在だからこそリアリティが新鮮に感じられる。
子供も大人も喜んでこの展示会を見ているのをみると、この空間そのものもジブリ作品そのものだと認識した。
目の付け所がジブリです。
この展示会は7月17日~10月3日まで開催されている。
まだまだ間に合うので、是非家族で、カップルで、友達と一緒に行ってみてください。
バーチャルリアリティはリアリティにはかなわないです!
借りぐらしのアリエッティ X 種田陽平展 公式サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます