おやぢタイプ

音楽とマラソンと、時々、映画と府中

くらやみ祭@府中

2011-05-03 23:44:15 | Spot
今年も地元府中でくらやみ祭が開催されている。
大国魂神社の例大祭とも言われるくらやみ祭は、4月30日の品川海上禊祓式(汐汲み・お浜降り)から始まり、5月6日の鎮座祭で終わるイベントだ。
ただ今年は諸事情により、お祭りの行事が中止または変更となっている。
御神幸については、お神輿ではなく「唐櫃」に変更に、また神輿、太鼓は出ず、競馬式、山車等は中止となっている。

府中の大太鼓は日本最大級で、一番大きい太鼓の直径は2m。
あまりに大きいので太鼓の上に人が乗り、大きなばちを上から振り下ろしたたく。
山車に乗った大太鼓が自宅の近くにくるとその音の大きさに窓ガラスが揺れるという迫力だ。
この太鼓もなく、お神輿もないとなると非常に寂しいお祭となってしまう。
こんな時だからこそ、自粛などせずに通常通り、行事を開催して欲しかった。
大太鼓の一振り一振りに、大地の安定と震災に遭われた方々の復興に願いを込めて叩く。
こういう行事だからこそ、やるべきではなかったのではないか?
今年の大国魂神社は御鎮座1900年という記念すべき年だったのでなおさら残念だ。

実際に大国魂神社に足を運んでみると、例年に比べ来場者は少なめな感じだ。
今にも振り出しそうな天気のせいか、はたまた行事の取りやめのせいか?

しかし、お祭につきものの露天は広い境内に所狭しと並んでいる。
おいしそうなものはたくさんあるし、お酒を飲めるような場所もある。
なかには売上の一部を震災の寄付にまわすと書かれた露天もあった。
奥のほうにはお化け屋敷のようなものもあった。
このあたりは例年と変わらない。
たぶん子供達は行事の中止に関係無く喜ぶだろうし、大人だって楽しめる。


参道の途中に御鎮座1900年記念事業として取り組んでいた真新しい随神門が出来ていた。
お正月の初詣の際にはまだ改築工事中だったものだ。

やはりお参りする人もちょっと少なめなのは否めない。
家族の幸せと健康及び震災に遭われた東北地方の復興を祈った。

境内では東北大震災の復興支援のための募金活動もされていたので、募金をした。
少しでも多くの善意が集まることを祈る。

さて、どうしても例年に比べると寂しい感じはするが、やはり府中最大のイベントなので、連休中時間をもてあましている人は是非訪れて欲しい。
たぶん明日、明後日(5/4, 5/5)はもっと天気も良さそうなので、人出は多くなるんじゃないかな。


くやらみ祭(府中観光協会)

大國魂神社 公式サイト


最新の画像もっと見る

コメントを投稿