おやぢタイプ

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TAKE YOUR PICK / LARRY CARLTON &TAK MATSUMOTO

2010-09-27 00:15:26 | Music
JAZZ

フュージョンの一時代を築いたラリー・カールトンと、日本を代表するロック・ギタリストの B'z 松本孝弘の共作のアルバムがリリースされている。
アルバムタイトルは『TAKE YOUR PICK』。
6月にリリースされたものだが、この二人が一緒にアルバムを作っていたのは知らなかった。
それが今年の『東京JAZZ 2010』に二人のステージがあり、知った次第だ。

なんとも非常に興味深い組み合わせじゃないですか!
きっかけはラリーがコラボをするギタリストを探していたところ、ギブソン社が松本孝弘を紹介したことに始まるようだ。
凄い!あまりにも凄すぎる!
ギター小僧なら誰もがあこがれるギブソン社から推薦されるなんて。
そういえばギブソンはレスポールで松本のシグニチャーモデルを発売しているようだが、これは世界でも5人だけでアジアでは初となるらしい。
正直、B'z はカラオケで同僚が歌うのを聞かされるぐらいで、まともに聴いたことないんです。
しかし偉大なギタリストなんですね。知りませんでした。スミマセン・・・。

さて、この二人が生み出すアルバムとなるとちょっとエッジーなサウンドになるのではないか・・・?
しかし、実際には多くの曲がラリー・カールトン的な楽曲が多かった。

とりあえず印象に残った曲を何曲か紹介したい。
まず1曲目の「JAZZY BULLETS」は非常にファンキーでいて、クールな曲だ。
おぉ、いきなりカッコいいな。
ノリが良くて、踊り出したくなる曲だ。
こういう音楽を二人はやりたかったのか、うん、期待できそうだ。

2曲目は雰囲気がガラリと変わり、ブリージンなフュージョンサウンド。
ラリー・カールトンあたりが良くやってそうな曲だなと思ったら、それもそのはず。
ラリーの代表曲「Nite Crawler」を二人で再録音した「Nite Crawler 2010」です。
そういえば唯一持ってるラリー・カールトンのCDで、名曲「ルーム335」が収録されているアルバム『夜の彷徨』に収録いる曲でした。
道理で聴いたあるなぁと感じたはずだ。

10曲目のは最初のリフを聴いて、ジョージ・ベンソンの「breezin」かと思ったら、松本オリジナルの「ao」という曲でした。

ラストを飾る松本作の「A girl from China」はファンキーなナンバー。
途中でしっとりと4ビートに展開するあたりがちょっとニクイ。
この曲、結構好きな感じです。

さて、勝手にちょっとエッジーなフュージョンサウンドを想像していたので、正直、「JAZZY BULLETS」以外はちょっと肩透かしにあったような感じがした。
とはいえ、実は以前はこういうサウンド、大好きだったんだよね。
たぶん、フュージョン好きなギター小僧にはたまらないのかもしれない。
興味が出てきた人は東京JAZZ 2010の模様が2010年10月16日(土)13:30~18:00にNHK BS2 で放送されるので、チェックして下さい。
二人のステージが観れると思います。
自分も非常に楽しみにしてます。





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1 コメント

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グラミー受賞、おめでとう! (おやぢタイプ)
2011-02-15 09:47:04
ラリー・カールトンと松本孝弘のこのアルバムが、グラミーの最優秀ポップ・インストゥルメンタルアルバム賞を受賞しました!
凄い快挙ですね。おめでとう!
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