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深川とスタジオジブリ・レイアウト展

2008-09-07 23:09:47 | Spot
息子の強い要望で、江東区の東京都現代美術館で開催されている『スタジオジブリ・レイアウト展』を観に行ってきた。
7月26日(土)から9月28日(日)まで開催されているイベントだが、チケットは前売の予約制だ。
ローソンチケットで取り扱っていて、日にちと入場時間を10時/12時/14時/16時から選ぶようになっている。
夏休み中は混んでいそうな気がしたので、9月7日、今日の12時の回を予約した。

都営大江戸線の清澄白川駅から歩いて現代美術館に向かった。
途中、深川資料館通りを歩いていると「かかし」が通りにたくさん飾られていた。



どうやら「かかしコンクール」が開催されているようだ。
様々な手作りのかかしが、ここかしこに飾られている。
オリンピックの選手をモチーフにしたものや、崖の上のポニョなどジブリ作品のキャラクターものなどが多い。
思わぬところで色とりどりのかかしのお出迎えを受け、ちょっとうれしい気分になった。

現代美術館に到着すると時間前だが会場に入場することが出来た。
以前にここで『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』に来た時は入場待ちの列が出来、なかなか入場出来なかった。
前売り制の効果がでているようだ。

さて、今回の展示会で取り上げているレイアウトとは具体的には何なのか?
レイアウト展のホームページには以下のように説明されている。

「今回の展覧会でご覧いただく≪レイアウト≫とは、一枚の紙に、背景とキャラクターの位置関係、動きの指示、カメラワークの有無やそのスピード、撮影処理など、そのカットで表現される全てが描かれた映画の設計図とも言えるものです。
分業化が進んだ現在のアニメーション制作において、作品の統一感を持たせる上で重要な役割を果たしています。」

工程としては絵コンテの次にあたるもので、このレイアウトを元に作画やCG製作に入るようだ。
今回は『アルプスの少女ハイジ』から最新作の『崖の上のポニョ』のレイアウトまで約1300点が展示されている。

会場内に入るとたくさんのジブリファンが熱心に一点、一点の作品を観ている。
鉛筆や色鉛筆で書かれているレイアウトだが、非常に細かいところまで描かれている。
実物のレイアウトを見ると、色の薄い鉛筆で書かれているにも関わらず、非常に力強いものを感じる。
見慣れたアニメキャラクター達の躍動感が伝わってくる。
このあたりは流石と脱帽するしかない。
東京都現代美術館で展示する作品として、ふさわしいものだ。

1F、B1の展示ブースを抜けるとレイアウトを大きく引き伸ばししたものが3点ほど飾られていて、ここは写真撮影が許されている。
この辺の配慮はうれしいものだ。
冒頭の写真はそこで撮影した1点で、「千と千尋の神隠し」のレイアウトだ。
さらにここを抜けると他にもジブリのキャラクターと写真撮影ができるようなスペースがある。
ジブリグッズ販売コーナーは列が出来るほどの大盛況だ。

さて、1時間ほど作品を観てから、美術館を後にした。
ランチはまだだったので、お腹が空いていた。
せっかく深川に来ているので、深川めしでも食べようと深川資料館通りへ戻った。
するとなにやら通りが騒がしい。
通り沿いに座って、何かを待っているような人々が多い。
なんだろうと思っていたら、まさによさこいのパレードが始まるところだった。
通りで立ち止まってしばし、パレードを観た。
うーん、今日は何か得した気分だ。



その後、目当ての深川めしを食べ、帰宅した。
途中寄り道もしたが、家に着いたらまたもや雷がなり強い雨が降ってきた。
またかよー。
夜のニュースで府中の豪雨が報じられていた・・・。

スタジオジブリ・レイアウト展ホームページ


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