だいこんクラブ有志4名で山中湖「ダイヤモンド富士」の撮影に出かけました。当初は5名の予定でしたが1名よんどころない理由で参加できなくなってしまいました。本来はこの方の発想で計画されたツアーだったのですが。
夕方のダイヤモンド富士の撮影ですから出発はゆっくりでいい、と私が家を出たのが午前7時、それからそれぞれ決められた場所で合流し、8時前に汐入駅です。二宮まで湘南道路を走り、東名高速で富士ICまで。全員がそろったところで今日の予定を決めます。まずは富士五湖をすべて回ろう。御国峠走れたら上がってみよう。車内で全会一致で決まります。
朝霧高原走っているのに富士山は時折姿を見せるだけです。「今日の予報は晴れだぞ!」みんなが怒ります。最初に本栖湖へ。かなりの車が止まっており、中には三脚を立てている人もいます。富士山は見えません。
精進湖へ。車のまま湖畔へ。ここにもたくさんのカメラマンらしき人がいますが無情にも富士山は姿を見せません。富士樹海道路を走って西湖へ。車を止める気にさえならず。
河口湖畔から山道へ入ります。御国峠への道です。国道をはずれ狭い山道になると所々残った雪が凍結しています。天下茶屋につきました。目の前にドーンと見えるはずの富士山は恥ずかしがって雲に隠れてしまっています。「甘酒でも飲んで下ろう」すぐに衆議一致です。「甘酒2杯しかない!」店の主人、頼んだこちらが悪いような返事。しかし、そんなたわいないことでだいこんクラブは怒りません。替わりのものを食べて下山です。河口湖は大橋を渡っただけ、それでもしつっこく忍野に寄ります。「今日は1枚も撮していない!」と言うわけで一応カメラを出します。しかし、誰一人三脚は用意しません。そこで撮したものがこれ!この向こうに富士山が写っていなければいけないのです。
宿に入ります。オーベルジュ 秋桜 最近私が山中湖に行くたび利用しているところです。昨年秋のブログにディナーの一品一品をすべて乗せました。それを見たお一人が「あの料理が食べたい」と発言し、今回のツアーとなったのです。そうか!だから富士山はどうでも良いんだ!いや、その言った人が急にこれなくなったのだから。未練がましく4人が交替で窓から富士山を確かめます。冷たい仕打ちです。雲はドンドン濃く且つ厚くなってきます。午後4時半決断です。「あきらめよう!入浴!」
午後6時30分待望のディナーです。デザート、コーヒーが終わったのが8時半です。みなさんの感想。次は奥さんを必ず連れてくる!偉い!
12日6時目覚ましでおきます。外を見ればすでに明るくなっており、目の前に富士山が大きく見えます。行動は素早いです。着替え、機材を持ち湖畔へ。
昨日の分まで撮影してから花の都公園へ移動します。もちろん花などありません。雪もしくは霧氷を期待したのですがこれもなし。
マクロレンズで。これで制限時間、宿に戻って朝食。これがまた感激です。「卵焼きがうまい!丁度良い暖かさ!」「鮭の味付け我と厚みが良い、あれは切り身を買ってきたのではない!」みなさんきっと近い内に奥様同伴で来られることでしょう。
本当は夕方までここに居座り再挑戦したいところですが、明日勤務の仲間がいます。「では一カ所だけ行って帰ろう」と二十曲峠へ。
ついた時に誰もいませんでしたが、後から後から登ってきます。やはり高台から見る富士山はまたひと味違います。
だいこんクラブは昨年もダイヤモンド富士に挑戦しましたがだめでした。まあたまにいってそれで上手く撮られてはこちの立つ瀬がありませんが。来年はどうするのでしょうね。