皇居東御苑の次は両国です。
両国駅を降りて南へ向かうと、勝海舟生誕の地の碑がありました。碑の後ろには、勝海舟の生い立ちから功績を記したパネルが展示されていました。
その西側に、忠臣蔵でお馴染みの吉良上野介の屋敷跡があります。当時の吉良邸の80分の1以下の面積の土地しかないというのは残念だが、ここに赤穂浪士が討ち入りをしたという歴史的事実はあるので、気になる方は一度訪ねてみても良いのでは・・・と思う。
吉良邸から北に向かうと両国国技館があります。この日は、相撲開催がない日曜日ということで、外から写真を撮影するのみです。
両国国技館の東に、今回の旅で一番行きたかった江戸東京博物館があります。
江戸東京博物館は江戸と東京の歴史や文化を伝える博物館として、1993年にオープンし、外国人観光客にも人気のある博物館です。
博物館は1階の企画展示室と5・6階の常設展示室があるが、時間と料金の関係で、常設展示室だけを見てきました。
5・6階の常設展示室は江戸ゾーンと東京ゾーンに分かれ、江戸ゾーンには日本橋の模型、庶民の日常生活を模した展示や、江戸の食・文化に関する様々な展示があり、東京ゾーンでは明治以降の東京に関する展示がされています。江戸ゾーンが3分の2、東京ゾーンが3分の1ぐらいのボリュームだが、江戸ゾーンを回るだけで、あっという間に時間が過ぎ、東京ゾーンは興味のあるジャンルのみだけを見てきました。
東京江戸博物館の館内は、写真撮影がOKで、あちらこちらで写真撮影をしている方を見かけました。個人的には、江戸城の天守と本丸を再現した模型が気になったので、撮影してきました。皇居東御苑内も、江戸時代の建物がそのまま残っていたら、こんな感じだったのかもしれません。
1つ1つの展示を見るだけでも、結構面白いし、千両箱を持ち上げる・纏を回すなどの体験できる展示もところどころにあり、飽きずに見ることができました。機会があれば、また行ってみたい博物館でした。
江戸東京博物館の裏手にある銅像です。徳川家康の像らしいのだが、何の目的でこのデザインになったのかは、よくわかりません。