昨年の4月から約1年をかけて、NHKのBSで放送されていた「おしん」が最終話を迎えました。最終話に関しては、多少強引な感じもするものの、バッドエンドにならず、めでたしめでたしという感じで、これはこれでありなのかなという印象でした。朝の忙しい時間帯に見ているので、ながら見の事が多かったが、1年間最後まで見ることができました。
以前にも書いたが、おしん=幼年期の小林綾子の印象しかなく、中年期以降はほぼ初見だったが、中年期の田中裕子演ずるおしんの、加賀屋に奉公するあたりから髪結いを経て、結婚し長男が誕生するあたりまでが、個人的に面白さのピークでした。その後の佐賀編はさすがに毎日見るのは辛く脱落しかけたが、伊勢編で多少持ち直しました。晩年期の音羽信子のおしんは、「渡る世間は鬼ばかり」テイストのドラマ(渡る世間は鬼ばかりを実際に見たことはほとんどないのだが・・・)で、中年期までのおしんとは別物という感じだったが、それはそれで最近のドラマよりは見るべきものはありました。
23日からは次のドラマの「はね駒」が放送されるが、ヒロインが斉藤由貴で、ヒロインの夫役が渡辺謙だったという記憶しかないものの、とりあえず見てみようと思います。 (文中 敬称略)