NYタイム

筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

台湾旅行記⑯ 甘いものは別腹!

2017-12-31 16:26:12 | 旅行

 今年、最後の記事です。

 台北に戻り、夕食をとった後、「東区粉圓」というお店に寄りました。

 夕食をとってから5分も経過していなかったが、「東区粉圓」でも台湾スイーツを味わいたかったので、注文してみました。まず、冷たいデザート(かき氷等)4種類と温かいデザート(おしるこ等)4種類の中から好きなものを1種類選び、ショーケースにあるトッピングの中から好きな品を3品か4品(デザートの種類によってトッピングの品数が決まっている)選んで出来上がりというシステムです。

 僕は、温かいデザートの焼仙草に小紅豆(あずき)・花生(ピーナッツ)と何かモチモチとした食感の粉圓(タピオカ)?だと思うの3品をトッピングしました。仙草は、解毒作用や解熱作用があり、糖尿病、高血圧、風邪、関節炎、筋肉痛などに効能を持つとして、台湾では親しまれているようです。

 注文を済ませ、商品と引き換えにレジで代金(60台湾ドル)を支払い、レジの隣のフロアにあるイートインスペースの空いている席に座り、食べ始めました。量的には300グラム程ある感じで、通常でも1人前にしては少し多く、なおさら夕食後すぐとあって、完食できるか?という疑問がわいたが、最初の一口は仙草の「良薬口に苦し」といった感じの苦みが先行したが、食べていくうちに小豆とピーナッツの甘みが混ざり、ぜんざいの感覚に近くなり、モチモチの食感の物体が白玉団子感となり、最終的には白玉ぜんざいを食べているのと同じになりました。世の中にある「甘いものは別腹」という格言は本当だったのだという実感した瞬間でした。

 この店がホテルの近くにあれば、毎日でも通うという美味しさで、次に台湾に行ったときには必ずリピートしたいと思います。注文は指さしでも大丈夫ですが、トッピングは20以上あるので、自分の食べたいトッピングの名前をあらかじめ覚えておいた方が無難です。トッピングの選び方に関しては、3品の場合、甘いもの2品+食感を楽しむもの1品の組み合わせが個人的にはおすすめです。

 本年も当ブログを見ていただきありがとうございます。来年もよろしくお願いします。


台湾旅行記⑮ 九份へ行ってきた

2017-12-30 22:49:34 | 旅行

 十分駅から平渓線に乗って約30分で瑞芳駅に到着した。

 瑞芳駅からバスで九份を目指そうと、瑞芳駅の近くにある地図を見ながらバス停を探したが、瑞芳駅の裏口?から出たせいか、事前にインターネットで調べたのとは違い1路線しかなく、雨の中15分ほどバスを待った。(※ 九份行きのバスは、瑞芳駅の1番線のある方の出口から約200メートルほど離れた場所にあるバス停から頻繁に出ています。)

 瑞芳駅から九份へは15分程で着いたが、日曜日の夕方ということもあり、観光客で込み合っていました。九份の名所の一つである基山路から歩き始めたが、路の両側に飲食店や土産物店がひしめき合っていました。ただ、道幅が狭くかなり歩きにくい状況でした。また、あいにくの雨で、アーケードの隙間から水が落ちてくるため、アーゲードの役目を果たしておらず、結局傘が手放せませんでした。

 基山路を進むと、階段が見えてきます。階段を昇り降りして、階段を下ったところで写真を撮りました。

 映画に出てきそうな感じの場所でした。とにかく、九份では最低限ここだけ見ておけば十分という気がしました。

 九份に関しては、天気が良ければ、違ったかもしれないが、人が多すぎてとにかく疲れたというのと、そこまで観光客が押し寄せるほどの場所か?というのが僕の印象です。

 九份からの帰りは、混雑していた台北行きではなく、手っ取り早く乗れる瑞芳駅行きのバスに乗り、瑞芳駅から台北へは鉄道で戻りました。 


台湾旅行記⑭ 十分老街を散策する

2017-12-29 21:17:56 | 旅行

 十分老街に到着しました。

 老街とは、昔ながらの古い街並みのことで、基本的には清朝または日本統治時代に造られた街を指すようです。十分は日本統治時代に石炭と共に発展し、石炭産業の衰退とともに静かな町へと戻っていきましたが、最近は観光用に整備され、現在の状況になっています。

 十分老街はこのように町並みの間を鉄道(平渓線)が通っています。町並みの間を電車が通るといえば、江ノ島電鉄が思い浮かぶが、江ノ島電鉄とは違い、電車は1時間に1本程度(江ノ島電鉄は1時間に5本位)の為、線路の上を人が行き交う風景を見ることができます。

 十分では、天燈(ランタン)上げが有名です。天燈に願い事を書いて、熱気球の要領で空に上げると願い事が叶うそうです。

 僕は、天燈の四面や五面に書かなければいけない程の数の願い事はさすがにないので、天燈上げはしませんでしたが、見ているだけでもそれなりに楽しめます。天燈上げはグループの方におすすめします。

 願い事が書かれた天燈が空へと昇っていきます。

 十分老街の西側に平渓線の十分駅があります。十分駅のホームは、十分老街を通り抜ける電車を撮影する個人的ベストスポットです。

 十分駅のホームから十分老街を撮影するとこんな感じです。

 瑞芳方面からの平渓線の電車が来ると線路上にいた人が一斉にいなくなります。

 平渓線は単線の為、十分駅で電車の待ち合わせをします。

 基本的に瑞芳方面からの電車が先に十分駅に到着し、10分~15分程待ちます。菁桐方面から来る電車が後に到着し、十分駅ではこちらの方が先に出ます。上の写真のように、十分駅のホームで瑞芳方面から来る電車を撮影してから、菁桐方面から来る電車を待って、それに乗って瑞芳方面に向かうこともできます。

 十分老街では、日本にはありそうでない風景を見ることが出来て、良かったと思います。機会があれば、再び訪れたい場所の一つです。 


台湾旅行記⑬ 路線バスの旅?in台湾

2017-12-28 23:50:13 | 旅行

 青田街を散策した後は、MRTに乗って木柵駅まで移動しました。木柵駅からは「台北好行 木柵平渓線」というバスに乗って、十分に向かいました。

 木柵駅を出るとこのような寺院が見えます。僕は寺院の下にあるバス停でバスを待っていたが、実はこれは間違いで、十分方面へ行くバスは道路の反対側のバス停で、バスを1本逃してから、ようやく気が付きました。

 台北好行のサイトを見ると木柵平渓線の始発はMRTの木柵駅になっているが、それに該当すると思われる795番系統のバスはMRTの木柵駅とは別の木柵バスターミナルが始発になっています。また、木柵駅のバス停に書かれている時刻表の時刻は、木柵駅発の時刻ではなく、始発の木柵バスターミナルの出発時刻であることも注意しなければなりません。

 台北好行 木柵平渓線に乗って旅を始めたが、完全に観光客向けのバスという訳ではなく、地元の人も乗り降りしている感じでした。途中下車して、気になるところを観光しようと思ったが、降りるタイミングを逃し続け、1時間以上乗車し結局、終点の十分旅客中心まで来てしまった。

 本当であれば台湾のローカル鉄道の平渓線の終着駅である菁桐駅も見て回りたかったが見逃したので、機会があれば菁桐駅にはバスではなく、平渓線で行きたいと思う。

 終点の十分旅客中心から歩いて10分位の所にある台湾のナイアガラとも言われている十分瀑布に向かいます。

 滝の高さは20メートルほどだが、滝の流れ落ちる感じが馬蹄形に見える所が、何となくナイアガラのような気がしました。

 十分瀑布からの戻りは行きと違う道を進んだら、100人以上乗ったら危険と書かれているつり橋を渡らされたり、道に迷いかけたりしたが、次の目的地である十分老街に何とかたどり着きました。


台湾旅行記⑫ 青田街を散策する

2017-12-26 20:14:50 | 旅行

 今回の僕の旅では、「台湾に残る日本を探す」というのが一つのテーマでした。

 台湾に残る日本統治時代の建築物の多くは公共建築だが、日本家屋が残っている地域があるという話を聞いて、「青田街」という地域にやってきました。青田街は、前回の記事で紹介した永庚街の隣にある地域で、住宅街が広がっています。

 最初に回ったのは、「青田七六」という建物です。こちらは、日本統治時代にあった台北帝国大学の教授だった足立仁氏の元邸宅をカフェレストランとして改造し、営業しています。僕が訪れた時間は、営業時間前だったので、外観のみを写真撮影してきました。

 「青田七六」のある通りから、1本南の通りへ移動しました。

 ここは、台北のアパート・マンション建築、日本家屋、イスラム教のモスクが混在し、奥には台北101が見えるという不思議な地域です。台北の住宅は、アパート・マンション建築がほとんどで、それ以外の建物に出会うことは滅多になかったが、青田街には写真の場所の他にも、平屋建ての日本家屋が数軒あり、何となく落ち着く場所でした。

 台湾にある日本家屋が見たい、海外の住宅街を巡るのが好きという方に、オススメしたい場所です。

 今回は、やや駆け足で見て回ったが、機会があればもう少し落ち着いて巡りたいと思います。