久々のG1競走の予想コーナーということで、今回は個人的には好きな障害競走のG1中山グランドジャンプの予想です。ここでは、各馬の短評を少々。
① スズカマジェスタ・・・騎手がテン乗りというのと、先週の福島のオープン特別にも出馬投票をしていた点からして、ここを目標に定めてきたわけではなさそうなので、かなりの割引が必要。
× ② セイエイ・・・大障害コースは過去4度の出走経験があり、7・9・5・6着と微妙に足りない結果に終わっている。今回も過去4度と同様、微妙に足りないと見るのが妥当かも?
③ サンレイデューク・・・中山コースで2勝の実績があり、ノーマークは危険だが、デュランダル産駒が中山の大障害コースで上位争いをするイメージが思い浮かばない。
▲④ メイショウブシドウ・・・昨年の中山大障害の勝ち馬は気になるが、それ以外であればこのメンバーでは基本的に上位であるので、馬券圏内には来る可能性は高そう。
◎⑤ アポロマーベリック・・・昨年の中山大障害の勝ち馬で、前哨戦のペガサスジャンプステークスも他より3キロ重い斤量を背負っても完勝だったので、ここも勝って一流障害馬の仲間入りをすると見ている。
⑥ コスモソユーズ・・・昨年の中山大障害では惨敗したが、2年前の中山グランドジャンプでは3着に入線した実績もあり、大穴を狙うのであればこの馬か?但し、時計のかかる馬場がベストかもしれない。
○ ⑦ オースミムーン・・・大障害コースが初めてというのは割引材料だが、アポロマーべリックと初対戦という未知の魅力と、障害競走では8走してオール連対という勢いもあり、軽視はできない。
× ⑧ アドマイヤトライ・・・こちらも障害ではまだ底を見せていない感じだが、血統的に中山の大障害コース向きかといわれると疑問はある。
⑨ ボストンプラチナ・・・戦歴的に強調材料もないし、先週の福島のオープン特別に使っての連闘ということで、ここは見送り。
⑩ シャイニーブラック・・・ペガサスジャンプステークスはアポロマーべリックの2着とそれなりに好調だが、7歳馬で初の大障害挑戦というのはかなりの割引材料で、ダンスインザダーク産駒というのも、中山の大障害コースでは割引材料。
⑤⑦④が基本的に上位だと思うが、障害レースの場合アクシデントもつきものなので、一部の馬を除き手広く買っておくというのが正解かもしれない。
日曜日の皐月賞は特に買いたいと思う馬が見当たらないが、消費税増税の年は桜花賞・皐月賞ともに8枠の馬が勝ち続けている(今年の桜花賞も8枠のハープスターが勝利)らしいので、8枠から枠連の流しでどうだろうか?