【Nuts or CM】 懐かしい昭和のCMの話 & TV-CM動画収集ファイルの覚書き

ちょっと懐かしいCMの話を1980年代、昭和から現在までのTV-CMを中心に回想していこうと思います

思い起こせば...

 たしか1998年の年末だっただろうか。部屋の整理をしている時だった。古いVHSのビデオテープを処分しようと思って、一応中身を確認しておこうとテープを再生したときの事だった。
 1989年頃の映像が飛び出してきて、思わず懐かしい衝撃を受けてしまった。特にTVCMの部分が私の心を動かした。そこで、何とかしてこの映像を保存しておかなくてはと思い、1999年の初めにビデオキャプチャボードを買い自宅にある数十本のVHSテープからキャプチャーを開始した。その当時のパソコンの性能(Pentium II 400MHz)からして、その作業はかなりキツかった。HDDも10GBそこそこ。キャプチャはコマが落ちたり。編集して保存するにも、圧縮するにも時間がかかり。夜な夜な砂時計と「にらめっこ」の日々は続いた。

宇宙空間でマッチを擦ってタバコに火をつける?

2006年05月04日 14時18分00秒 | TVCMを懐かしむ 1.0

TVCMフィリップモーリスPMスーパーライト

・ (たばこ) フィリップモーリス・PMスーパーライト 30秒 1988年頃

 宇宙空間を漂いながら無重量空間で作業をする2隻の宇宙船。おもむろに巨大な白い円筒形の資材を取り出す黄色い作業船。そしてその実体は次のシーンで判明する。なんと、次に緑の作業船が取り出したものは角材ぐらいあるマッチ棒、つまり白い円筒形の物体はタバコ!そこで何をするかというと、書いてて馬鹿馬鹿しくなるのだけど。2隻の作業船は共同作業で巨大マッチを擦って、これまた巨大タバコに火をつける作業を始める。
 マッチに火が点くとまばゆい光がコックピットの中にも差し込んできます。乗組員はそれに備えゴーグルをかけてます。作業は成功し「フィリップモーリス・PMスーパーライト」で男は一服する。
 ところで、宇宙空間でマッチを擦って火がつくの?こんなツッコミはナンセンスなのだろうか。酸素が無い水中でも花火は燃え続けるので技術的可能性はないわけではないだろうが、(どうやるんだ?)
 さらに、火のついたマッチは炎が上に向かって伸びています。(無重量空間じゃないんかい!)酸素が十分にある空間でも重力がなくなると熱による空気の対流が止まり燃料に酸素の供給が止まって、ろうそくなどの火は消えてしまいます。このマッチの火が点く理由はどういうガジェットで説明したらいいんだろう?