おばさんでごめんなすって!  

おばさんから”3人の孫のばあば”にもなっちゃいました。でも心意気は27歳!どうぞよろしくお願いいたします♪

梅原真デザイナーの講演に行って来ました。

2012年03月04日 | 芸能ネタ

2日(金)は先日NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」に出ていたデザイナーの『梅原真さん』の講演に会社の皆で行って来ました。

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高知県から、来てくれました。

会場は、全日空ホテルの24階

参加費は無料!

すごいでしょ! (定員数あり)

二十一世紀総研の知り合いの方からの案内があり参加する事が出来ました。

会社絡みの、知り合いさんが、数人いて、社長もびっくりしていました!

 

お顔は、落語家の桂文珍さんに似てるなぁ~って、テレビを観ていて思っていましたが、重厚感があり、迫力もありましたよ。

 

講演会って、私達が講演者に対していろいろ、評価をしますが、講演者も、静聴している我々に対して、評価をしていると思うんですよ。

 

一見おっかなそうな人相で、講演をしている中で、ちょこっとだけ、面白い事を言ってくれる所がありましたが、それに対し、道民は中々、軽く乗れるタイプでないので、申し訳ないな~って、何度か思いました。 

関西だと、上手に突っ込んだり、笑ったりするよな~って。

 

 

 

ところで、梅原真さんはデザイナーとしての話より、『地元の事を、再確認して欲しい!』そんな行脚をしているのでは?って思う程、地域おこしに、力を入れてる感じでした。 

その為の、力添えに、デザイン力で協力している感じに思えました。

 

 

た~くさん、お話をしてくれましたが、その中で↓、一部分ではありますが、一緒に参加した気分になってくれたら、嬉しいです。(相当端折っていますがでも、ブログ的には、ちょっと長いかも

 

  

                

 

この人のデザイン発想の、原点は「赤瀬川源平さん」と言う方の『宇宙のかんづめ』という作品だそうです!

 

”人から見たら缶詰の中は「缶詰の中」でしかないけど、缶詰の中から見たら、外は宇宙だ!” との事。(なるほど)

 

               

 

何も無い地元だが、「海がある!」美術館は室内と決めているが、そんな事はない!→海岸に皆がTシャツに描いた作品を展示して、アート展をしよう!」

そんな事で実現したのが「砂浜Tシャツアート展」

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ちゃんと、入場料もとり、町おこしを成功されています!

そのうち海岸には、沢山のゴミが漂流して来て、最初は排除していたが、「待てよ!?}と思いつき出来たのが「漂流物展」

 

これは、たとえば普通のゴミが流れて来たのを写真に撮り、「よく来たね」って題名で写真が出来上がっています!

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ある時、壊れたピアノの鍵盤が流れて来ました!それを写真に撮り、『音どけ物』と言う題で作品にしていました。 P4_photo03_5    

              (↑下の段、右2番目)

 

でもいつも、いつも←こんな状態ではなく、中々題が思い付かない時もあるようです。

ある時、「ハングル語のアンプル」が流れ着きました!でも写真の題名が、中々思いつかず、そのまま『はんぐるのあんぷる』としたそうですが、確か?全部ひらがなだったと思います!そこが凄いと思いました。

 

そうそうそういえば、手紙が入った瓶が漂流して来て開けてみたら、ブライアンと言う名の少年からの物でしたが、その子が手紙を書いたのは小1だか小2の時で、砂浜に辿り着いた時は大学2年になっていたそうですよ

 

                

商品開発にも関わり、いくら良い商品でも、目に止まらないと意味がない!人と商品の間に、コミニケーションのパイプが有り、細いパイプだと中々相手に伝わらない!

それを太いパイプにするのが、デザイナーの仕事だ!言ってました。

 

ドコモの「らくらくホン」って昔は「シルバーホン」って名前だったんですね。当時70歳ぐらいの人は「年寄りじゃない!」って感じで買わなかったそうですが、名前を「らくらくホン」に変えた途端、売り上げが増えたそうです。

以前はつまったパイプで今は通っている!

「買って良かった」ではなく、コミニケーションを取ったか!が大事だそうです。

 

                   

 

『地元を考える』と言う意味で、高知の地元の話の時、四万十はなにも無い所だか、木が沢山有る!

木を材木と考えず、香りと考える発想!それから、考えて「香りビジネス」を始め、ヒノキの薄木を、沐浴剤として、商品化したところ、銀行から、粗品(こういう事を何て言うんでしたっけ?)商品として扱う話が舞い込んだりしたそうですよ

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茶畑で働いてる、おじいちゃんとおばあちゃんに会った時、ここの地域で出来たお茶は静岡に運ばれて、四万十の名は、出されない!!そこに発奮した梅原真さんは

出来た商品『じつは、茶どころ四万十緑茶』と言う名のお茶を地元で作ったそうです

お茶ッ葉の袋は、普通100g(たまに80g)からが多いですよね!

でもいろんなお茶を飲んでもらいたい!という事で少なめの量の小袋を作ったそうです!

私もこのアイデアは良いなぁ~っておもいました。

この商品のペットボトルのラベルには、茶畑にいた、おじいちゃんとおばあちゃんの写真が載ってるそうです!

すごいアイデアですよね!

 

                

 

沖縄の国頭村(くにがみそん)から、観光ポスターを以来され、直ぐ現場に、足を運んだそうです! 

そして、、現地で感じたのが”やんばるふんばる”の言葉!

出来たポスターが

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ここまでくると、いろいろなアイデアが浮び

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2009年の「日本観光ポスターコンクール」で金賞と国土交通大臣賞を頂いたそうですが、左側の文字の、『がんばる』の文字が半分しかないのは、故意的で、「まだまだ頑張る途中」の気持ちを意味しているそうです。

凄い発想ですが、心があるから、浮ぶんだろうな~!

 

                

色々な商品や、知り合いの人の本の紹介もしていましたが、「今回持って来ると良かったな~」とか「持って来なかった」って言っていましたが、この人は、絶対持って歩かないタイプでは?って思いました。

そうすると、デザイナーではなく、セールスマンになってしまうと、ご自身が思ってる気が、私はしました。

自分は、地域の状態をセールスするけど、商品を持参して「なんだ!ただのセールスじゃないか!!」って言われる事を選ばず、それにより、商品や地域が曇る事を選ばない気がしました!

 

 

                

 

まだまだ、たくさん、面白いお話をしてくれましたが、最後の時間に質問コーナーがありました。

北海道にも来て欲しいとか、デサイン料の事を聞いていました

 

他の方で、「失敗した事は?」の質問「無い」って答えていました。

その時、失敗でも5年後成功の時もある!らしき事を言っていました。

 

40年前売っていた紅茶に惚れ込み「40年前の味で新発売」って商品名で復活させたそうですよ! 

 

 

みんなの地域が”地域おこし”をして→”日本おこし”に繋がれば良いなぁ~って思った講演でした。

 

相田みつをさんの言葉に

「しあわせは いつも 自分の心が決める」

って言葉がありますが、そんな言葉をふと 思い出しました。

 

 

 

 

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