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海からやってきたヒスイと来訪神・・・能登半島地震ボランティア

2024年04月28日 18時12分42秒 | 災害サバイバル(地震・津波・水害)
天然の良港の能登町の小木港も一部損壊していた。
付近の秋吉町には、秋田のナマハゲとよく似た来訪神アメマハギの習俗があり、伝承館も損壊して休業中だ。
 
わたしが注目しているのは、日本海側の来訪神の習俗のある土地が、秋田の男鹿半島、山形の遊佐、佐賀と、時代は違っても全てヒスイ出土地であることである。このことは来訪神は当時の海路の拠点的地域に根付いたことを意味するのだと思う。
小木港の後背地にヒスイ出土地の真脇遺跡があり、駐車場が「たぶのき公園」とあり、かつて能登半島の丸木舟はタブの樹でつくられていた民俗例を思い出した。
 
糸魚川の奴奈川神社の御神木もタブの樹の巨木であり、富山湾地域の海洋民文化の共通性を感じる。佐渡の小木付近にもタブの樹は自生しているに違いない。糸魚川も佐渡も新潟県でありながら、出土する縄文土器は北陸系が主流だ。
 
民俗学や考古学の視点を持つと能登半島の見え方が違ってきて、他のボランティアが思いもよらない発想ではじめたのが「輪島漆器販売義援金プロジェクト」だ。
 
ついにわたしに挨拶も無しで模倣しようとする人が出てきたが、民俗学的な視点がないとモノ売りビジネスに終わるのではないか?わたしの文章をコピーしても、内実がないと空疎な内容にしかならないだろう。
 
模倣犯(๑˃̵ᴗ˂̵)と少しだけ話せたが、輪島漆器の基礎知識も持っていなかったので、ここが差別化の分岐点になりそうだ。
 
野口健さんのXや報道でわたしの活動を知っているボランティア達が憤ってくれていたが、連休明けからテレビの密着取材も予定されているから、くだんの方も居心地が悪くなるかも知れない。
 
 


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