奥能登の窮状を多くの人につたえるために、ベストセラー作家のひすいこたろうさん一行4名を被災地に案内した。
企画したのは能登の復興支援イベント「レインボウレボリューションプロジェクト」を各地で開催している、金沢出身の漫画家のたっぺんと母親の辰島さんで、この一行とはひすいさんのイベントで糸魚川をガイドしてからの付き合い。
累計400万部だかを売っているベストセラー作家が糸魚川に何度も来ているのよ。
穴水で一行と合流して最初に案内したのが能登町宇出津の「ふくべ鍛冶」さん。こちらは地震も水害も被害はなかったが、能登の民俗文化をしってもらうためには農林水産業を支える「野鍛冶」に案内するのが早い。みなさん興味津々に若奥さんを質問責め。
たっぺんは能登半島地震をテーマにした漫画を描いた復興イベントのパンフレットを会う人ごとに渡していた。
次は珠洲市に移動して全壊した「いろは書店」さんの仮店舗に案内。仮店舗は老夫妻の息子さんがかわいらしくDIYして3月から営業再開。
ひすいさんはサイン本を進呈。上から目線で「災害ボランティアとはぁ!」と原理主義、教条主義の輩がいるからボランティアに二の足を踏む人がでてくる。各自が得意なこと、できることで寄り添うことが最初。
古事記関連のイベントで引っ張りだこと聞くまっきーさんとは初対面。なにをしゃべっても同感してくれて、えらく気の合う人だった。ちなみにピアノは弾けないそうw
わたしは誰でもボランティアに参加できる窓口として「在宅ボランティア」のプレゼンをしてきたが、もちろん「輪島漆器販売義援金プロジェクト」もその一端。
みなさん書籍を購入してくれたし、「輪島漆器義援金プロジェクト」と「レインボウレボリューションプロジェクト」から義援金を渡す。
能登の人は別れの際に見えなくなるまで見送りしてくれる人が多い。だからさっさと別れて次の行先のナビは角を回ってから。
輪島市内を駆け回ったあとにアイスクリームで一服していたコンビニが閉鎖されていて、中は泥だらけの什器や商品が散乱していた。オーナーさんの心情はいかばかりか・・・。
コンビニ裏のタマネギハウス。雨だと至る所にぬかるみができ、晴れたら粉塵となって舞うので顔がザラザラになった。喘息になった人も多いと聞く。
被災地の窮状を多くの人に届ける。同時に能登を見捨ててない人がたくさんいると被災地に伝える。
個々の善意は微々たるものだけど、仲間になれば大きなチカラになる。
わしらガッチリ団結したよ。金集めるよ。能登に人を連れて行くし、買い物して金を落とすよ。