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海岸に漂着している筒状の物体の正体は?!・・・お盆の迎え火・送り火のダケカンバの樹皮

2023年08月15日 06時54分10秒 | 民俗学ごっこ
日本海に漂着している筒状の物体の正体は、長野県白馬村あたりで、お盆の迎え火・送り火の時に燃やすダケカンバ(岳樺)の樹皮。
左端が購入品で他は漂着品。
お盆時期に白馬村のコンビニで売られて正体がわかったのが20年ほど前だが、ある漂着物図鑑には漁具の浮木であり、シラカバの樹皮であるとデタラメが書いてあったぞw。
柏崎市立博物館発行の「渚モノがたり」より。考古学もそうだが、意外に専門家はいい加減なので鵜呑みにしてはいけないw
 
 
色が抜けて白くなった漂着ダケカンバでも、黒い煙を出しながらよく燃えるから、シーカヤック旅の時に焚き付けにしていた。乳香を燃やした時のような香りがする。
購入品と漂着品の燃焼比較をしたらほとんど差はなく、小指ほどにカットした樹皮でも3分程度は燃え続けた。
 
「海のヒスイロード検証実験航海」で青森市までシーカヤック航海をした時は、糸魚川~青森の十三湖くらいまで確認できたのだが、白馬村だけの盆行事にしては量が多すぎるのではないか?
 
日本海に流れてくる理由は、お盆のあとの北信濃では、あまったダケカンバを穢れとして川に流しているのではないか?と推測しているが、富山湾内の対馬海流は時計回りの支流があるので、ひょっとしたら能登あたりまで漂着しているかも?
 
バリ島では椰子の実の外皮を燃やして迎え火・送り火をしていたので、ことによると仏教伝来以前からある環太平洋地域の祖霊崇拝の儀式ではなかろうか?
 
それならアイヌや沖縄はどうなのだ??と友人に聞いてまわっている。
 
これまでの聞き取り調査の結果は、浄土真宗は迎え火・送り火の風習はなく、地域や宗派によって藁や苧殻(麻の茎)を燃やしているようだ。
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