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 バイクが教えてくれたことなどを勝手に気ままにつづるブログです。
 少しでもバイク好きが増えてくれたらうれしいです。

鉄馬をなめたらあかんね

2013年07月07日 22時01分17秒 | 日記・エッセイ・コラム

純正チェーンがあまりにグレードが低いので「国産の世界最高峰」をポチリました。

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ただ、貧乏性なので、8000kmぐらいになってから変えようかなぁ、、、などと考えつつ、ちょこっと、豪雨の合間に走りに。

峠はさすがにあの豪雨だと砂利、砂のたまりが出来てヤバいので、ま、無難な道を、、、と選び走っていたら、前方に5~6台のバイク集団が・・・。

ちょっと混ざろうかとペースップしてみるとは、いささか軽装の御仁でペースがちょっと場に有っていないな、、と距離を置いてついて行ったら、飛ばす時から見たらそれほどのペースでは無かったんですが、橋をまたぐカーブで、一人がスリップダウン。

と言っても、私が見た時は一人が路肩にバイクを寄せるところで、一人が反対車線に座り込んでおり、バイクが横倒しになって止まるところでした。

ま、同行の方が居たので大丈夫かな、、と思いつつも、路肩に寄せて止めてみると、思ったより重症のようで、動けないようなので、まずは道をふさいでいるバイクを起こして路肩に止めました。 一人は電話で救急車を呼んでいたので、負傷者に声を掛けて、ヘルメットをはずしてあげましたが、、、。

命に別条は無いけれど、左足首の上から向きが変わっており、ひざもぱっくり裂けて、ちょっと重症。松葉つえが取れるまで3カ月~5カ月というところかな。

飛散した部品を集めて、介護はお仲間に任せて、救急車を誘導するため道を上って車を待ちます。約10分ほどで救急車がてくれたのですが、ブラインド160度ぐらいのカーブの出口のど真ん中に止めて、作業始めるもんだから、こりゃ2次災害になりかねん、、とカーブ入り口側に行って飛ばしてる車が居たらスローダウンの合図係にwww。

救急車は命に別条ないからか、その場で応急処置に結構時間費やしてから搬送して行きました。当方は、見届けて予定のコースを走りに行き、一服して帰って来ると、その現場に今度はパトカーが集まって現場検証中。

呼びとめられた事も有り、止まって状況説明に。
ちょっと後ろを走っていたので、
①リアルタイムに目撃していない事。
②当人も言ってたように、カーブでハンドルが振られてコントロール出来ず、カーブ曲がり切れずに土手に乗り上げて、跳ね返されたようだ。
③橋のカーブは段差で下るため、飛ばしてるとフロントが浮きかけて振られる事が有る。
話を聞いてたおまわりさんも元白バイ乗りで、「それなら良くわかった」と納得してくれた。同行してた人は近すぎて良く見えてなかったらしい。当人もハンドルが振られた後はパニックでどうなったか覚えていないらしい。

NUDAを見て、「こりゃ一体どんなバイク?、最近のはさっぱりわからん、、おれが乗ってたのはCB550で、その後4in1で。。。 4in1って知ってる?」とお仕事されてました。 一応連絡先答えて釈放されましたw。

この事故は、怪我は残念だけど多分治る。だけどスニーカに短パンでグローブも付けずに走っていたバイク仲間では、この先も危ない。スピードについては触れないが、スキルに見合うリードをしていたとは思えない。 やはりバイクは最初が肝心で、最初に手ほどきする人が
バイク操作と飛ばす技術以前に、教える事が有るだろうと思う。怪我をした彼も、しばらく仕事は出来ないが。

私も他人事ではないが、バイクはそれほどお気楽で無責任なものではないと気を引き締めた次第です。
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