更年期うつ病 (2)

2006-07-28 13:23:25 | 雑談
Fさんのうつ状態はすさまじいものだった。
家事がいっさい出来ず、洗濯物がたためなかったと。
たためないことがうつじゃなく、何にもアクションを起こせなくなった事がうつなんだと思う。
彼女は、毎日、朝夜何回も駅までの送り迎えをやっている。
車ですれ違う事もあり、引っ越して来た時から近所では有名だった。
娘が3人とご主人と、時間が違えば仕方のないことかもしれない。

そんな状態でよく、車が運転できたね。
彼女曰く、運転は自分の仕事だと思ってハンドルにしがみつくような状態で運転していたと。
カーテンが開けられない。
朝、エプロンをかけて椅子にすわり、気がついたら夕方だったとか。

こんな時、家族はどうしていいか分からないかもしれない。
娘だったから、家事はかなり助けられたと言っていたけど。

今は毎日、ジムに通ってインストラクターの指示どうりに体を動かしているが、それだけでも気がまぎれるらしい。

母であり、妻であり明るく元気でいることがあたりまえになっているから、そんな姿を見る家族も大変だったと察する。
友達もいて、自分の状態を話すことが出来るのはまだいい方かも知れない。

人間、自分の気持ちを洗いざらい話せる人が何人いるだろうか。
ある程度は出来る、しかしすべてを出せるだろうか・・・

そんな、気持ちの揺れがあったからこそ、私がこのブログに自分を向かわせたのかも知れない。

更年期うつ病 (1)

2006-07-27 13:43:27 | 雑談
今日の朝、久しぶりに近所の人達と立ち話をした。
近所でありながら、久しぶりというのは最近は子供達も成人して外で立ち話なんていうのはめっきりなくなっていた。
20棟が一斉に入居したここ「○○の街」は年代もほぼ同じくらいの家族ばかりだった。
子供達も沢山いた。
今は家を離れて都内で仕事していたり(我が家も)夫婦二人暮らしが多くなってきた。
ワンちゃんがいた家は、それでも散歩で会ったり、庭で話したりした。

今日はごみの日だったので、捨てに行った時玄関を掃除していたMさんと「元気?久しぶりだね」という会話をした。通りすぎようとしたら話が始まってしまった・・・
ワンちゃんが死んでしまってからは、ほとんど外で見かける事はなくなっていた。
一人息子は神奈川県に住んでいる。仕事は「六本木ヒルズ」内・・・
こんなに毎日ジメジメして体調がおかしくなるねぇ・・なんていう会話。
そこにやはりごみ捨てしてきた、Fさん。
この彼女は私が一番、最近まで話しをしていなかった人である。
その後にHさん。
かくして4人が「井戸端会議

Fさん、本当に久しぶりだね。それにしても随分ほっそりしてスタイル抜群だね
F・・毎日スポーツクラブに通ってるからね。でも痩せたのではなく引き締まったのよ

こんな会話がたわいもなく続いていたが、家事がほとんど出来ないくらいの「うつ」状態だったという話がでて、びっくりした。その症状は本当にひどいもので、よくここまで回復したねって感じだった。
そしたら、MさんもHさんも程度の差こそあれ完全に「うつ」だったという期間があって、それは今も継続していて、自分なりに気分転換の仕方を考えコントロールしている状態らしい。

私は考えてしまった。
こんなに身近に沢山の人が苦しんでいる現実があるなんて。
そして、それは突飛なことではなく今日にでも私がなるかもしれない「病気」なんだと。
気持ちの持ちようとか、気合とか、心の強さとか・・・言いたくなるけど人間のちょっとした心の隙間からそれは始まってしまうのかも。
Fさんの話は、びっくりするような事ばっかりだったけど、ひたすら聞いていた。
立ち話もあっという間に、2時間近かったかも・・・

今日は急ぐ用事がなかったから、出来たけど。
子育てが終わったら、今度は自分との戦いなんて
娘さんも2人は家から通っているし、ご主人もいて他からは想像もつかないでしょうね、キット。
Hさんは、お医者さんが「うつですね・・・」と言ってから、それを受け入れて自分をコントロールできるようになったと言っていたけど。

人事ではないことが、今日はよーく分かった

困った性格

2006-07-24 00:40:58 | 日々の事
自分の性格はよ~く分かっている。
ちまたで言うところの血液型でいうと、どう見ても自他共に認めるB型なのにA型というやっかいな性格。
友人曰く、いつも直球が来る
ハッキリと言うのも困ったものだ。
しかし、これでも周りの空気は読めるからやみくもに「直球を投げる」訳ではない。

他人を批判したり、自分の考えを押し付けたり、先入観を持ったり、といういわゆる外に向けたものではない。
自分自身のことについてである。
自分に興味がないことに誘われたりしても、たとえそれが親友だったりしても即答で断ったりする
その逆でも私は全く問題ないのであるが、友人はそういう訳にはいかないらしい・・・

今日、友人と3人で加賀友禅を見に行った。(作家が来るというので招待されていた)
前に展示会に行ったから、今回は行かないとキッパリ、ハッキリ
友人は「・・・・・そうだよね、この前行ったしね・・・・」
私「あなたは行くの?」
友人「見たいなぁと思ったんだけど・・・」
単純にもう一人の友人も行くから私が行かなくても・・と思った。

電話を切って、少し反省した。
彼女は私の誘いを断ったことがない。いつもホントに大丈夫?と聞くのだが「私はいつもOKだよ」と言う。
いくら彼女がこだわらない人でも、やはり悪いな、と思った。
「やっぱり、私も行くから」と。
「ごめんね、はっきり言い過ぎた。」

しかしこの彼女ともう一人もB型なんだよね・・・
それぞれ違うポイントで「かわってる度」を発揮する
女の人特有の「金縛り・・・」じゃなく「束縛」がまったくない
これはありがたい。
だから長く続いているのかも知れない。

それにしても、この性格ちょっと難あり。
即答は避けよう・・・
ハッキリ、キッパリも・・・

夏の花

2006-07-13 11:14:46 | 習い事。

久しぶりのアレンジ教室。先生がやっているもう一つの教室は(4ヶ所)ちゃんとテキストがあって、カリキュラムにそってやっている。私も1年通ったけどだいたいやったら、飽きてしまった庭の花々で充分!なんてね。ライセンスとるつもりもなかったし・・・しかし、3年ぶりにまた先生に誘われた。1ヶ月に1回というので、参加した。メンバーは5人。花材もその日にお花屋さんが仕入れて来たりする。テキストもない。自由にアレンジする。先生がイギリスに行ってお勉強してきた。終わった後のランチが楽しみだったりしてね。先月はお花屋さんの都合でお休みで、来月は夏休みでお休みで、今度は9月の再会?となる。私には丁度いい




我が家のアガパンサス。友人の家から来てから10年以上にはなるかも。ものすごく増える。もう一種類あるんだけど、今年はまだ咲いていない。あまり増えすぎて友達にあげたり、して。11本くらい咲いている。庭が広かったらいいんだけど。けっこう今はどこでも見かけるけど、これはかなり大きい。

入籍日

2006-07-10 09:28:07 | 日々の事
先日、唯一若いお嬢さんのブログ友達のchae-pさんの「頑張れ奥さん!!」での記事で「入籍日」と「結婚記念日」とどちらを重視するか?の問いに、困った。
入籍日が分からない
主人に聞いたら、「覚えてない!」
じゃ、誰が何処の市役所に出したの?
「柏(千葉県)だと思うけど、いつかは忘れた。出したのは、あっ、俺だ。」

結婚式まで、遠距離だったので、その間のいろいろなことがすっかり記憶からなくなっている。
昔は結婚記念日が「記念日」だったのは、たいていは結婚式というものをしたからで、結婚してからの同居が普通だったから、入籍とかは便宜上の「日」にしたのではないかと思う。

しかし、昨今は「式」そのものをあげなかったり、すでに同居を開始していたり、逆に諸事情で結婚式をあげても別居状態だったり・・・だから入籍日を「記念日」にする傾向があるのかなぁ。
実際、法律的には入籍した日が「婚姻」となる訳だから合理的ではある。
いわゆる「紙切れ一枚」のその一枚である。
従って、覚えやすい日に決める訳だ。いつでもいいからね。

結婚式は式場との関係だから、その日が特別何かの日ではなかったりする。
私の場合は、主人の仕事の都合で決めた「日取り」であった。

なんか、私も入籍日にしようかな、記念日
でもすでに、28年も結婚記念日を祝ってきたので、これはやはり捨てがたいか・・・

娘達がその日を迎える時は、どうするか楽しみ。

私の結婚式も普通で、特別思いいれもなかった気がする。
「ゼクシィ」もなかったし

今は選択肢がたくさんあって、いいような悪いような


几帳面

2006-07-07 23:46:02 | 日々の事
6月1日から主人と夜散歩しているのだが、一日も休むことなく・・・である。
初めは、人間ドックがあるからというミエミエの理由だった。
実験はかなり功を奏して、結果は上々だった。
1ヶ月という短い期間でも、数値にきちんと反映され、主人は気を良くした。
ここまでは良かった。

今日は、音楽教室のバイトの日で、底意地の悪いおばさんのイヤミ攻撃にも疲れ、夜友人が来て玄関で立ち話しして夕飯が遅くなってしまったりで、私もドッと疲れ、主人とビールをキューッと
そしたら、散歩に行くのがめんどくさくなった。
主人も結構飲んだので、これは今日は行かないつもりで飲んだのかなと思っていた。
時間もいつもより、遅い時間になっていた。
今日は休むかな?

「さあ、行くよ

「えー、これから行くの?」

「毎日歩いて来たのに、休むと続けてきたのが途切れる。」

途切れる?何か問題でも?」

「気持ち悪い。」

「何が?」

「一日も休まず!がいいんだよ」

「あなた、一人で行けば、今日は」

「それは、だめでしょう・・・」

几帳面もここまでくると、めんどくさい
劇的に体重が落ちている訳ではない
健康にはいいとは思うけど。
私一人だったら、とっくに辞めている。
たばこもやめる時は突然スパっとやめた。
実験の1ヶ月はビールも飲まなかった。
今も週末しか飲まない。(散歩があるので)

この人こんなに、意思が固かったかなぁと思っている、今日この頃です。

自己防衛

2006-07-04 23:02:58 | 日々の事
身に降りかかった「火の粉」をどのように払うか・・・
受けて起つ?すり抜ける?無視する?我慢する?払わない火傷する?

気持ち的には、受けて起つ。
しかし、なるべく無視してエネルギーを使いたくない。
と、思っていた。大人だし、分別があるし、常識もあるし、何より理性が働く。

そうも言っていられなくなった。
自己防衛しなくては相手がドンドン勘違いする。

それでも、最初はこちらがだまっていれば波風が立たない・・・と思って無視していた。
しかし、私の「尊厳」にかかわる事態になっては受けて起つしかない。

物騒な話ではない
相手にきちんと認識させる必要がある。
事実関係を。
今まで好き勝手に言われ続けて、少なからず(いや、かなり)傷ついていた。
しかし、最近周りがやっと彼女の本性がわかり、今では軽蔑され、偶像が地に落ちた。

私はと言えば、現在の人間関係はすこぶる良好で何の問題もなく、むしろ今が一番楽しい。そして、私でも必要とされて来た。
私の周りの沢山の人が、理解し、信頼してくれていたからここまで自分を持ちこたえられたのかもしれない。火傷せずに済んでいた。

私についてきてくれた、友人達に感謝してい。件の女史はもう、終わっている
誰からも、尊敬されなくなった・・・もともと実態のない虚像だった。

これ以上、私のあることないこと言ったらこちらにも覚悟がある
準備は万端。
もう少し、女史には賢くなって欲しい。
皆があきれていることを、知って欲しい。
「かわいそうに・・・」と言われているのは、見るに耐えない。
かつては、頂点にいたあなただから