更年期うつ病 (1)

2006-07-27 13:43:27 | 雑談
今日の朝、久しぶりに近所の人達と立ち話をした。
近所でありながら、久しぶりというのは最近は子供達も成人して外で立ち話なんていうのはめっきりなくなっていた。
20棟が一斉に入居したここ「○○の街」は年代もほぼ同じくらいの家族ばかりだった。
子供達も沢山いた。
今は家を離れて都内で仕事していたり(我が家も)夫婦二人暮らしが多くなってきた。
ワンちゃんがいた家は、それでも散歩で会ったり、庭で話したりした。

今日はごみの日だったので、捨てに行った時玄関を掃除していたMさんと「元気?久しぶりだね」という会話をした。通りすぎようとしたら話が始まってしまった・・・
ワンちゃんが死んでしまってからは、ほとんど外で見かける事はなくなっていた。
一人息子は神奈川県に住んでいる。仕事は「六本木ヒルズ」内・・・
こんなに毎日ジメジメして体調がおかしくなるねぇ・・なんていう会話。
そこにやはりごみ捨てしてきた、Fさん。
この彼女は私が一番、最近まで話しをしていなかった人である。
その後にHさん。
かくして4人が「井戸端会議

Fさん、本当に久しぶりだね。それにしても随分ほっそりしてスタイル抜群だね
F・・毎日スポーツクラブに通ってるからね。でも痩せたのではなく引き締まったのよ

こんな会話がたわいもなく続いていたが、家事がほとんど出来ないくらいの「うつ」状態だったという話がでて、びっくりした。その症状は本当にひどいもので、よくここまで回復したねって感じだった。
そしたら、MさんもHさんも程度の差こそあれ完全に「うつ」だったという期間があって、それは今も継続していて、自分なりに気分転換の仕方を考えコントロールしている状態らしい。

私は考えてしまった。
こんなに身近に沢山の人が苦しんでいる現実があるなんて。
そして、それは突飛なことではなく今日にでも私がなるかもしれない「病気」なんだと。
気持ちの持ちようとか、気合とか、心の強さとか・・・言いたくなるけど人間のちょっとした心の隙間からそれは始まってしまうのかも。
Fさんの話は、びっくりするような事ばっかりだったけど、ひたすら聞いていた。
立ち話もあっという間に、2時間近かったかも・・・

今日は急ぐ用事がなかったから、出来たけど。
子育てが終わったら、今度は自分との戦いなんて
娘さんも2人は家から通っているし、ご主人もいて他からは想像もつかないでしょうね、キット。
Hさんは、お医者さんが「うつですね・・・」と言ってから、それを受け入れて自分をコントロールできるようになったと言っていたけど。

人事ではないことが、今日はよーく分かった