頼朝に滅ぼされた奥州藤原泰衡公の首桶の中に納められていた蓮の種子。
平成5年に発芽試験に成功し、約800年の時を経て蘇ったこのハスが「中尊寺ハス」です。

平成31年、鎌倉市制80周年記念事業の一環として、岩手県平泉町から寄贈を受けたこのハスが咲いている場所が、
奥州征伐の戦で亡くなった人を弔うため、平泉でみた荘厳な諸寺院たちに感銘を受け建てた永福寺跡という因縁。
奥州征伐の戦で亡くなった人を弔うため、平泉でみた荘厳な諸寺院たちに感銘を受け建てた永福寺跡という因縁。

そろそろ開花かと先月から通っていた永福寺跡。
七夕の頃には大雨で苑入口が閉鎖さたれり、別の日も到着時には花が閉じていたりなんてこともあり、この日で5度目の訪問。
6月20日(まだまだ)

6月27日(閉じていた1輪、この日の朝には開花していたらしい)

仕事の関係で、午前中に通える日が限られているのでもどかしい。
大雨で苑入口が閉鎖(開花してるのに撮れない・・)
大雨で苑入口が閉鎖(開花してるのに撮れない・・)

7月10日(この日も朝には開花していたものが閉じていた)

7月12日(9時過ぎ、やっと出会えた:管理人も横で記録撮影していました)


やっと、苑池の畔に咲いている「中尊寺ハス」を収めることが出来ました。

将来的は苑池の一面の中尊寺ハス、なんてことになったらいいな。
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この日の撮影レンズ
泰衡公の首桶に蓮の種を納めるとは、見事です。
奥州藤原氏、悠久の想いが・・・ここに。