この時期、毎年撮りに行く海蔵寺。曼殊沙華と光悦寺垣。
鎌倉では数か所の寺院で見ることが出来る竹垣です。
光悦寺垣は私の好きな竹垣のひとつ。
京都の光悦寺に本阿弥光悦が造った本家の垣を見に行った時は、その大きさに驚きました。
木工、金工、漆工など様々な工芸の知識を身に着けた光悦の独特の世界観。
この組み合わせだと彼岸花という言葉より曼殊沙華という名が似合うように思います。
この日は、光に浮かび上がる艶やかな主役の名脇役を演じていました。
帰り際、底脱ノ井の脇にも彼岸花が。ポツンという赤も良いのです。
この日の撮影レンズ