■基調講演の後は、11都市の代表によるサミット「縄文の遺産を活用したまちづくりに向けて」です。
■なにせ11都市の代表が5分ずつ話しても55分かかりますので、あまり身のある議論にはならなかったですね。全体的には、「学び」をキーワードにこの貴重な資源を整備して活用していきたいといった感じです。
■10月7日(土)には、同じ函館市内の南茅部地区の公民館で「2006縄文の道フォーラム」と「縄文市民サミットinはこだて」が開催されました。
■縄文の道フォーラムでは、NPO法人どうなん「学び」サポートセンターの奥平理事長が「学びと体験を取り入れた縄文観光」と題して講演しました。次に市民サミットでは、北の縄文CLUB(函館市)、カリンバの会(恵庭市)、噴火湾考古学研究会(伊達市)、鷲の木ストーンサークル研究会(森町)、三内丸山遺跡応援隊(青森市)、桜町・石斧の会(富山県小矢部市)が登場し民間団体の役割の重要性が強調されたようです。
■函館市では、南茅部地区の大規模な縄文遺跡の保存活用を図り、中核施設なる「縄文文化交流センター」の建設計画を年内につくり、遺跡周辺を遺跡公園に整備する構想。観光客の誘致につなげたいとのこと。今後構想の行方を注目したいと思う。