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お久しぶりです。またよろしくお願い致します。

映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

2009年09月05日 | 好きな映画
 妙におもしろかったです!160分の長編。2時間越える映画って大抵ダレるけどこれは飽きずに見れました(私が編集すればあと30分は削れたとは思うけど←偉そうに!)。

 老人として生まれ、だんだんと若返っていって、最後は赤ちゃんになって死んでしまう人がいたら・・・というファンタジー。ちなみに中身は普通に成長していきます。

 初めは老人と少女として出遭った二人が、初老の紳士と若い女性になり、そして年齢的に釣り合うようになって子どもも作る。でも「一緒に歳を取っていく父親が必要だ。自分は父親にはなれない」と言って妻と子どもの前から姿を消してしまう。数十年後、再会した時は初老の夫人と10歳の少年、そして老婦人と赤ちゃん・・・となっていく。

 おそらく小説が原作なんだと思うのだけど、このストーリーを思いついた人はすごいなと思います。あらすじだけ読んでもよく分からなかったもの。でも映画になるとおもしろいの!そして現実的にこんな人がいたら絶対騒ぎになるはずなんだけど、1つ1つのエピソードが普通で、周囲の人たちも真面目に対応しているのでその世界に引き込まれます。

 主演がブラピとケイト・ブランシェットだったのだけど、二人ともはずさないよねえ。ブラピは「興行成績」という意味ではずさないし(過去15年くらい出演作全てヒットさせてるって凄い!)、ケイトは「自分を魅力的に見せる作品選び」という点ではずさない。「アビエーター」だって映画としては駄作だったけど、ケイトの役は良かった。そして見事オスカーに輝き、全編出ずっぱりで全裸まで披露したディカプリオは一体・・・みたいな(ま、ご本人が毎回やりすぎるのが悪いんだけど。ちょっとは自制すべきよね←また偉そうに!)

 この映画に関しても主人公はブラピなんだけど、ブラピの生涯をケイトの視点で追う・・・という形式上、ブラピよりケイトの方が出演時間長かったりして。特殊メイクで老婆に扮したりして、ケイトのための映画でした。さすがです・・・。
 


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