昨日の東京多摩地区は晴天に恵まれて、絶好のお花見日よりになりました。私たちの施設で計画していた[お花見会]も予定どおり開くことができてひと安心です。
桜の開花状態は、多摩地区でも西部にある私たちの施設内では、トップの写真のとおり五分咲きくらいでしたが、それでも暖かい陽射しの中でのお花見会は、久しぶりに外に出ることができた入所者の方々にとって、健康上も精神的にもとても良い機会になったと思います。
↑お花見会の最中の写真です。入所者の皆さんには麦わら帽子を被っていただきました。
この日の私は、夜勤明けだったので担当職員としては参加できませんでしたが、少しだけ様子を見てみました。紙パックのジュースを用意して、それを飲みながらカラオケや踊りなどを楽しんでいただきました。その後、入所者の皆さんは、そのまま外で松花堂弁当の昼食という予定でしたが、陽射しが強くなってきたため、食堂内又は食堂前のテラスへ移動していただいての昼食に予定を変更したようです。
『施設内の桜を観賞する』形式でのお花見会は、今年が初めての企画です。例年は施設から数百m離れたところにある山桜まで、入所者の皆さんが3グループに分かれて、グループ順毎にお花見をしていました。
それぞれの企画に一長一短があると思います。例え数百mの場所でも施設から『外出』できた方が良いのか、それとも身近で皆が一緒に時間におされることなく、お昼ご飯もゆっくり桜の近くで召しあがっていただくことが良いのか、判断が分かれると思います。次回の行事委員会では、それぞれの企画を振り返って、どちらが良いのかも諮ってみます。
外で食事を摂るというのも、私たちだって外で食べる方がよく食べそうです。
それに一人ではなく、何人かが集まって外に出るというのも大きなポイントかなぁ、と思っています。
私が小規模デイ相談員のころ、夏にデイの前の駐車場に、日除けのテントを張って、ホッケを焼いたり、お肉や焼きそばをしたりするだけでも皆様もりもり召し上がって頂いて、楽しんで頂いたことがありました。
お花があったらさらにいいですね。
施設では、昨日までの数日間、[お花見会]に桜の開花が間に合うかヒヤヒヤものでした。
お花見会の最中、桜をご覧になっただけで涙ぐんでしまう入所者の方もいらっしゃいました。
本当に日本人の心のふるさとの一つなのですね。
立川も国立ももう葉が出始めてます。
桜は日本人にとって心のふるさとのひとつですね。
入学式にはいつも見守ってくれてましたから。