夜勤明け後の公休の今日、やっぱり不規則睡眠になってしまい、朝5時過ぎに目が覚めてしまいました。はっきり覚醒していない感じが残りましたが、外が明るくなってきた6時頃になって、昨日届いた新しいカメラ=CASIO EXILIM EX-ZR100の試し撮りに外に出てみました。
トップの写真がその一枚ですが、極彩色の写真になっています。これは、このカメラの特徴の一つ、“HDRアート”という機能を使ってみた写真です。この機能は、メーカーの説明によれば、
『局所的な彩度やコントラストの強弱を調整することで、通常であれば、三脚に据えて、露出を変えながら撮影した複数の画像をPCで加工することなしには得られなかったこの斬新な表現を、シャッターを1回押すだけで作成。芸術的な1枚に仕上げます。』
とのことです。このカメラのレビューを書かれた方の中に、この機能を『驚愕!』と表現されている方もいらっしゃいますが、その場の光量などの条件で、どんな画像が出来上がるか計算できないところが面白いです。
この機能は、高速連写技術を応用したもののようで、連写画像の中から合成に適した部分をカメラが自動で抽出し、画像合成と処理を行っているようです。
以下、このHDRアート機能を使った画像を並べてみます。
HDRアート機能は強弱を3段階で選べます。いずれも日の出直後の明るさの下で撮ってみました。状況によっては不自然な感じが強くなってしまうようです。部分的に見てみると、右下に写りこんでいる[塵取り]など、無機質な小物は、絵画の様な不思議な立体感が得られるようです。これは楽器などを撮ってみると面白いかもしれません。私の2004年製のStratocasterが1960年代のヴィンテージ楽器のように写るかもしれません
もちろん普通に撮影してみても綺麗な写真が撮れます。
発色も自然な感じです。間近で撮るマクロ機能もしっかり働いています。HDRアート機能に応用された高速連写機能は、カモが動いているときなど、動く被写体を撮るときに使い道がありそうですが、今朝はそのシャッターチャンスに恵まれませんでした。ぜひ次回に試してみたい機能です。
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↑昨日まで普段使いで活躍してくれた“CANON Powershot A640”です。
6年前に購入して以来、このブログに載せた写真のほとんどはこのカメラで撮ったものです。機能・性能上は、今でも充分に『使える』カメラですが、残念なことに、眼病の飛蚊症のような黒点が画像左上に現れてしまう現象が時々起るようになってしまいました。
このカメラ、液晶画面がグルグルと回転するバリアングル・タイプです。例えば犬の目線で撮ってみたり、カメラを高く構えて上から見下ろす視線で撮ってみたり、アングルを変えて撮影するときにとても重宝しました。このモニターを付けたカメラは、コンパクト・カメラでは少数派でした。現行機種では同じCANONのPowershot G1Xくらいしか無いようです。G1Xはとても魅力的ですが、普段使いにはちょっと大き過ぎるし、なにより高価です
6年間愛用しただけに、とても愛着のあるカメラでしたが役割交代です。EXILIMを普段使いのカメラにして、Powershotは職場に置いて、今、考えている画像を多用したマニュアル作成に活かしてみようと思っています。
数枚の画像を加工して作らねばならなかった画像を撮れちゃう。
でも、今回の2枚は異様に毒々しい感じがするのだけど、それも特徴なのかな
ただ、感じられたように、被写体や撮影条件によっては毒々しかったりして、サンプルを見ると、食材なんかはグロテスクに写ってしまったりするようです