選曲2_憧れのハワイ航路

　前々回の稿で、次回の施設でのライブでの演奏曲を選び始めていることを書きました。季節にちなんだ曲を１曲は選びたいと書きましたが、その趣向以外の曲も採り上げていきます。

　一昨日の夜勤は、今度の誕生日会を一緒に担当するＳさんと一緒でした。選曲のことを相談したところ、候補になる曲が一つ出てきました。
　今年の３月の誕生日会でＳさんはフラ・ダンスを披露しました。その際に入所者の皆さんにも歌で参加してもらえるように「憧れのハワイ航路」を用意していたのですが、フラ・ダンスで雰囲気が盛り上がり、ダンサーの方々と入所者の皆さんが握手して交流していたところ、歌う時間が無くなってしまい、結局「憧れのハワイ航路」をみんなで歌われずじまいに終わってしまったそうです。
　入所者が歌える歌というのは貴重ですし、明るいリズムとメロディーのこの曲は、みんなで楽しめると思います。
　Ｓさんにはハワイの雰囲気を感じられる衣装で、ダンス、というよりは手話を交えたような「振り」をつけてもらおうと思っています。視覚的にも楽しめればより良いでしょう。
　「憧れのハワイ航路」をＳさんのダンス付きで採り上げたいと、バンドのメンバーにメールで知らせましたが、普段はなかなかレスをよこさないメンバー達なのに、一人だけＣから「即レス」がありました。Ｃのメールには「了解です!!その時は観客としてフラを勉強したいな～」とありました。研究心といったものでなく、多分に「下心」のようなものです。女性がフラ・ダンスで着る衣装は綺麗なものが多く、男性としては期待してしまうのでしょう
　でも、普段から早めの返信メールは欲しいと思ってしまいました

　今日は公休なので、「憧れのハワイ航路」のドラムを打ち込んでみます。
　手元に音源が無いのでYouTubeで歌手の方が歌っているものを探してみました。いくつかあったので、それらを参考にしながら作業してみます。

　前々回の稿で「例えばStevie Ray Vaughanのブルース・ナンバー」を演奏してみたいことも書きました。たくさんのS.R.V.の画像をYouTubeで視聴してみましたが、もし採り上げるとしたら“Hideaway”が一番良いように思いました。
　多くのブルース・マンが演奏しているスタンダード・ナンバーで、ディープなブルースではなく、カントリー・ミュージックのような軽快さもあります。ギターもジャカジャカと楽しそうに聴こえますし、ローからハイ・ポジションまで目まぐるしく手が動くこのギターに入所者の目を集めてみたいです。



　トップの画像は、Stevie Ray Vaughanの故郷、テキサス州オースティンに建てられた彼の銅像です。