ひとり暮らしのおじさん日記

札幌市在住。70歳超えおじさんの気ままな日記。

穏やかな日曜日です。

2022-04-24 16:28:45 | 日記
  • 2022年4月24日(日/友引):ちょっと風があるけど気持よい日曜日。

最近、ナポリタンスパゲティにはまってます。

今までは、外食で食べるような麺の食感がだせなくて、

なんか柔らかいというか、ペタペタパサパサではっきり言って美味しくない。

寺内貫太郎さんならちゃぶ台返しです。

それが、Youtubeをみて、ひと工夫すると、

麺のモチモチ感が感じられて、それなりに美味しくなるコツを覚えました。

方法は簡単です。

茹でた麺をボールに入れてマヨネーズであえておくだけです。

その状態で、玉ねぎとウインナーをフライパンで炒め、

トマトケチャップでさらに炒め、トマケチャの水分をとばし、

そこでマヨネのついた麺を炒める。

粉チーズを多少多めに入れて混ぜ、あとはお好みで再びケチャップを入れるもОKです。

一度お試しあれ。

Youtubeといえば、キャンプブームかどうかわかりませんが、

ソロキャンプをしている人がおって、色々配信しております。

皆さん、「週末は自然の中でゆっくり」と、などと言います。

多分、日ごろ人と会ってるから、週末ぐらいは孤独になりたいのでしょう。

それにひきかえ僕はとうえば、普段誰ともほとんど話さないので、

週末ぐらいは人と会ってお話しをしたい。

そこで本日は高校の同級生と一か月ぶりに世間話をしました。

1時間ほどですが、やっぱりコミュニケーションは大切大切。

ですね。そして日曜日の午後は図書館デー、

ということで、午後から徒歩5分の図書館へ。

帰りに近所の家の桜の開花を見ていたら、僕の心も開花しました。


『青空のルーレット』を読んで

2022-04-23 14:56:47 | 日記
  • 2022年4月23日(土/先勝):昨日は負けたけど今日は勝って欲しい中日。

昨日の「ここは1丁目1番地書店」は俳優の忠海蓉子さんが電話トークでした。

和島さんとは札幌でアナウンサー時代のお友達で、

40数年前、僕はお2人のナレーションを録音していました。

それだけに、僕にとっても大変懐かし時間でした。

ネットで「忠海蓉子」を検索すると出演映画が出てきます。

懐かしい電話トークにしたっている時間もなく来週の準備です。

早速今朝読んだのが辻内智貴(つじうち・ともみ)さんの

『青空のルーレット』です。気になった作家さんだったので、

youtube配信を見ていたら、音楽で「Emのブルース」があり、

歌を聴いていてすっかりファンになってしまいました。

こちらも是非検索してみて下さい。

太宰治賞受賞の『多輝子ちゃん』も収められている『青空のルーレット』は、

ビル清掃会社でバイトをしている若者たちが主人公です。

一緒にバイトをしている仲間とミュージシャンを夢見ています。

ふりかえると僕も20歳の頃は、

東京で物書きを夢見てアルバイト生活をしていました。

また、2年前に脳の手術をするまでの5年間も、

雑誌作りを夢見て清掃会社で除雪や病院内清掃仕事をしていました。

だから、「俺たちが窓を拭くのは生活のためだけど、

しかし、夢を見続けることでもある」という言葉が、

とても他人事の言葉ではなく、ずしーんと心に響きました。

ある日ビルの窓ふきをしていた若者が落下して大怪我をします。

この事故をめぐってバイトグループと、

社長の弟でそうしたことを一切否定し、

夢見る人たちを人とも思わない発言をする専務との間に心の対立が生じます。

そして、若者たちに人望のある作家志望の40歳代男性に対して、

専務の、嫉妬のような復讐のような苛立ちが募り、

男性が立ち上げた会社を絶望へと向かわせる嫌がらせをします。

でも、ラストシーンは思わず涙腺が緩んでしまう感動が待っているのです。

読んでいると素敵な言葉がたくさんあって、男性が専務に言う、

「人間は、夢を見るから人間なんだ」

「夢を叶える事よりも、夢を見る事で、人間は人間になれるんだ」

あまり詳しく書くとネタバレになるからこの辺にして、

解説にある「こういう物語はどんな時代にもあっても欲しいと思うし、

いつの時代にも読まれて欲しい」には、僕もまったく同感です。

そしてこうも書かれてます。

「本が人を呼ぶ、というのもおかしな表現だけど、

まさに「呼ばれた」としか言いようのない出会い、

というのが本と人との間にはある。そして呼ばれたほうにとって、

その本は間違いなく、かけがいのない1冊になるのだ」

番組はそうした人と本とを結ぶ接着剤になりたくて、

これからも本の紹介をしていきたいという思いを強くしました。


きになる木。

2022-04-21 17:40:29 | 日記
  • 2022年4月21日(木/大安):今日はポッカポッカのお天気。

「ここは1丁目1番地書店」がスタートして1年が経ちました。

お陰さまで番組を応援してくださる方も増えてきたし、

和島さんも益々絶好調なので、2年目も頑張りたいと思います。

そこで、5月6日(金)の放送では、「春の特集番組」を企画しようと思い、

本日はそのための情報収集と取材を兼ねて南14条へ行って来ました。

バスから降りたら「やまはな公園」があり、ふと見ると、

なんとかの斜塔みたいに傾いてる木。そこで浮かんだメロディが、

♪この~木なんの木、きになる木♪。

早速デジカメ、かちゃ。


「秀吉の中国大返し」が見えてきた。

2022-04-20 12:48:04 | 日記
  • 2022年4月20日(水/仏滅):お天気のようです。

この数年、なかなか腑に落ちなかった「秀吉の中国大返し」。

昨日、「偉人/素顔の履歴書」(BSでも放送中)で、

加来先生にヒントをいただきました。早速我が家から徒歩5分位の所にあるので、

「我が家の第2書棚」と呼んでいる地区センター図書室に行きました。

するとどうでしょう、今まで出会ったことのない書籍に出会ったのです。

そこには、秀吉の使者が往復していたと推定される地図がありました。

まさに発見です!

当時、秀吉が毛利軍と戦っていた高松城と、

秀吉の母、そして妻が住んでいたらしい長浜城を頻繁に往復していたルート地図です。

地図をみると、姫路から光秀の城でもある亀山城を大きく迂回しています。

裏道であったとしても、

何度も往復しているうちに使者が走りやすい道になっていたように思われます。

次に時間と距離の関係ですが、たとえばマラソンランナーは42キロを2時間少々で走ります。

リレー形式で伝達したとすれば、200キロという距離なら、

6月2日早朝に本能寺の変が起きたことを、3日の夜に秀吉のもとに届くことは、

いとも簡単なことです。大事なことは、本能寺の変の正確さです。

つまり、信長が生きているか死んでいるかの事実。

秀吉があらゆる情報網を使い、信長周辺の情報収集、

光秀や他の武将の動向をみはっていたとしたら、どうでしょう。

加来先生は、秀吉の情報収集能力は群を抜いて凄かったし、

秀吉は高松にいても信長周辺のことは知っていたと思われる、と言われます。

情報は生かされてこその情報力です。

そして、その情報力をもとにした判断力と決断、実行力。

秀吉にはそうした幾つもの「力」がそなわっていたことを改めて思い知りました。

では、果たして秀吉は天下を取りたくて情報取集をしていたのでしょうか。

それもあると思いますが、秀吉の側に立って考えてみると、

もう一面が浮上してきます。今度は秀吉のもう一面を探ってみたいと思います。


今日も嬉しいことが。

2022-04-19 13:50:06 | 日記
  • 2022年4月19日(火/先負):今日も「ありがとう」が一杯。

Youtube配信で好きな番組が幾つかあります。

その中の一つが、「偉人/素顔の履歴書」(BSでも放送中)です。

毎回歴史上の人物にスポットをあてて、史実に基づき、

分かりやすく、人間心理もふまえて、理にかなった考え方で丁寧に解説してくれます。

番組進行役は中西悠里さん、解説は歴史家で作家の加来耕三(かく・こうぞう)さんです。

本日は、ちょっと「えっへんぷいぷい」をしようと思いますが、

先ほど番組をみていたら、「偉人こぼれ噺の、教えて加来先生」のコーナーで、

なんと僕の質問が取り上げられました。

「北海道にお住まいの、ペンネーム、本と歴史好きさんからの質問です」と、

司会の中西さんが紹介してくれた時は、ドキッとしました。

あー、ぼくのしつもんだーー-。

以前から僕の調査テーマになっていることで、

番組の「ここは1丁目1番地書店」でも、僕なりの解説を語ったことのある、

「秀吉の中国大返し」です。

幾つかの疑問点があるけど、なかなか回答がなく、暗礁に乗り上げていた質問でした。

今回、ありがたいことに番組で取り上げてくれて、

ヒントになることを加来先生に教えていただきました。知らない人物の名前もあって、

さらに中国大返しの深層を探る旅を続けて行きたいと思いました。

歴史小説を読んだり大河ドラマをみていると、

そんなことないよな、みたいなことが結構あります。

そうした疑問に対して、資料や本を読んで、一つ一つ自分なりに推測したり、

答えを見出していくと色々な事が見えてくるものです。加来先生もいいますが、

「歴史は結果ではなくて、その人が何故そうしたのかを考えることが、歴史に学ぶことなのだ」

という話に、僕も同感でありまして、

益々「偉人/素顔の履歴書」が大好きな番組になりました。

歴史と本好きの方にはお勧めの番組です。

それと、僕は3月から理由があって新聞をとらなくなったのですが、

お友達の金沢さんが、「だったら困るでしょう」と言って、

新聞の書評欄を送ってくれました。それも、北海道新聞、朝日新聞、読売新聞の3紙分です。

毎日毎日、ありがたいことだらけです。