ひとり暮らしのおじさん日記

札幌市在住。70歳超えおじさんの気ままな日記。

第3回ここは1丁目1番地書店大賞

2024-01-20 17:35:46 | 日記

  • 年末になると、「今年の10大(重大)ニュース」のようなものが
  • 新聞紙上で発表されたりします。
  • だったら僕も番組でそういうベスト10的なものを作って発表してみたい、
  • との思いから始まったわけで、
  • 映画でいえば「アカデミー賞」、音楽でいえば「グラミー賞」、
  • 書籍でいえば「ここは1丁目1番地大賞」を目指して、今回は第3回目の発表です。

※2023年に、途中挫折本も含めて僕が読んだ主に小説250作品位の中から、

お薦めしたい作品が下記の作品となりました。

■第3回「ここは1丁目1番地書店大賞」決定!(2023年12月下旬)

  • 新人賞/『ハンチバック』-市川紗央さん
  • ●驚きのラストシーン賞/『蒼玉の令嬢』-荒井修子さん
  • ●ある愛の物語賞/『Dランドは遠い』-鈴木るりかさん
  • ●特別賞/『愛犬物語』-安岡章太郎さん
  • ●北海道の作家さん賞/『化石』-井上靖さん
  • ●短編賞/『燈台鬼』-南條範夫さん
  • ●企画賞/『物語の食卓』-ネムリ堂さんとアイダ・ミホコさんのコラボレーション
  • ●自由賞/『武器としての資本論』-白井聡さん
  • ●戦前の作品賞/『檸檬』-梶井基次郎さん
  • ●家庭小説賞/『窓ぎわのとっとちゃん』-黒柳徹子さん
  • ●ここは1丁目1番地書店大賞/『木乃伊の口紅』-田村俊子さん

小説作品と描かれた時代

2024-01-17 13:45:09 | 日記

ロシアの文豪トルストイさんが書いた名作『戦争と平和』。

小説の好きな方なら内容は別にしても多くの方が知っている長篇小説です。

ではこの作品がいつ頃書かれ、その頃の日本はどのような社会状況だったのか

となると案外知られていません。

そこで今回「ここは1丁目1番地書店」で調べてみたので

その一部を紹介したいと思います。

まず最初にこの作品がいつ頃書かれたのか、

ということですが、ネット検索をしてみると、

1865年から1869年にかけて雑誌「ロシア報知」に発表されたとの事で

トルストイさんは36歳でした。

ではその頃日本はどんな社会だったのでしょう。

歴史年表をひもといてみると、まさに幕末尊王攘夷大混乱期で、

1864年には新選組の「池田屋事件」があり、

「禁門の変」で長州藩が京都を追われ、

1865年は「天狗党の乱」、

1966年は「寺田屋事件」で坂本龍馬が襲撃される。

そして「薩長同盟」が結ばれるというように、

若者が命をかけて日本の形作りをしていた頃になります。

ちょんまげ姿で坂本龍馬が京都の町を走っていた頃、

ロシア貴族は舞踏会で男女が華麗に踊って恋が芽生えていた

お話しが書かれていた。

攘夷攘夷と叫んでいた若者が「開国だー」に変わっていくのも頷けるような気がしました。


映画化されたのを観るのが怖い。

2024-01-15 12:26:55 | 日記

あなたの好きな小説作品が映画化されたとしたら、

その映画を観たいと思いますか?、どうでしょう。

1月5日(金)放送の「ここは1丁目1番地書店」で、

お薦め本『つむじ風食堂の夜』(吉田篤弘著)を紹介してくれた時田朱子さんは、

2009年に映画化された同作品は観てないし、

「観るのが怖いんです」とも言います。

小説の楽しみ方の一つに、書かれている文章を読み、

自分なりに登場人物のキャラクターや風景描写、

色のトーンなどを思い描くというのがあります。

その思い描いた情景と映画化されたそれが違ったりする事で、

その作品に抱いている淡い思いが消えてしまうかもしれない。

時田さんはそれが心配で縁遠くなっているとか。

映像にはリアリティがあるから、

青空は青色、夕暮れはオレンジ色として表現されますが、

その色合いは原作を読んだ映画監督のイメージであって、

監督イメージ=読者イメージではないと思うわけです。

だから、監督の感想とか原作本を通して感じる事は、

私達とでは、当然感想や解釈の違いが生じたりもします。

自分の作品へのイメージを壊されたくないという気持はとてもわかるし、

その気持って、

もしかしたら初恋の女性に会いたいけど会うのが怖いと、

どこか似てるかもしれません。


年賀状はいつまでも出し続けたい!

2024-01-07 17:02:43 | 日記
  • 2024年1月8日(月)

年末から年始にかけて、「僕は2024年に何をしたいのか」

という事ばかりを考えていました。

そのため年賀状も今年は1月3日に書いたのですが、

73歳になって大した仕事もしてないのに、

100枚程の賀状を出す相手がいるのは、友人によると、

「それなりに行動をして頑張った成果だから立派なもの」らしいのです。

アクションを起こすと友人知人も増えていくわけだから、

2025年は年賀状をたくさん出す事を目標にして、

日々頑張りたいと年頭に当たって思っております。

年をとり、仕事をしなくなってくると、

年賀状を出したってなんの役にもたたないという思いになるせいか、

それとも面倒くさいのか、

「今回をもって年賀は最後にさせてもらいます」と書かれた賀状を頂くし、

今年もありました。そうした賀状を頂くと、

「お前とはもう会わないよ」とでも言われている感じがしてきて

とても寂しくなるし、

以前一緒にお酒を飲んで楽しかった時間はなんだったのだろうか?と

思ってしまいます。だから、

僕は相手から「もう送ってもらわなくてもいいから」と言われても、

年賀状はいつまでも出し続けていきたいと思いっている、今日この頃です。