ひとり暮らしのおじさん日記

札幌市在住。70歳超えおじさんの気ままな日記。

「雪」が雪を呼んだ。

2022-11-30 12:06:43 | 日記
  • 2022年11月30日(水/大安):明日から12月。

昨夜、12月2日(金)放送の「ここは1丁目1番地書店」で

流す曲を考えていました。12月なんだから、

吉田拓郎さんは『雪』かな~。すると、今朝の雪。

凄い、雪が雪を呼んだ。これを以心伝心というのだろうか。

相変わらず能天気ですが、そういえばまだ冬靴を買ってません。

買わなければならないのに買ってないという、

いうならば「そのうちにそのうちに病」が発症しているのです。

特に寒くなってきて人と会おうとする意識が薄らぎ、

家にいる日が増えてくると余計にそうなってしまいます。

改めて人と会う事の大事さを痛感します。

ところで、肝心の冬靴ですが、試しに大分すり減ってるけど、

昨年の冬靴を出してアパート周辺を歩いてみました。

おやおや、案外いけますよ。

だったら、この靴で今週もラジオカロスへ行けるな~。

「そのうちにそのうちに病」はかなり重症のようです。

写真は我がアパートから外を写してみたものです。

※昨夜読み終えた島木健作さんの『続・生活の探求』には、

次のような内容の事が書かれています。

「ある事を行うというのは、単に行ったというだけで終わる事もあるけど、

行っただけの事を必ず地上に残すものもあるだろう」


吉本隆明さんの『共同幻想論』を再び読み始める。

2022-11-28 10:44:31 | 日記
  • 2022年11月28日(月/先負):そろそろ長靴を買おう。

若い時に読んでまったくわからなかった内容の本が、

この年になって少しわかったような「気のする」本があります。

そのわかった「少し」が、

その人のこの間の成長なのではないのか、というのが、

最近たどり着いた、僕の「成長」という事の考え方です。

例えば旅の途中に立ち寄った初めての町、

お腹が空いたから何かを食べようと飲食店の前に立ちます。

その時お店の建て構えやのれんを見て、

また店内に入った刹那によって、

この店の味の良し悪しがわかると語る人がいます。

僕も多少経験しているので納得するわけですが、

それは一長一短にたどり着く味覚感ではなく、

やっぱり「食べ歩いた人」だからこその感性表現であり、

僕的に言えばそれも成長という事になるわけです。

そこで今回僕は、

自己採点のために吉本隆明さんの名著(と僕は思っています)

『共同幻想論』を図書館で借りて来て読み始めました。

半世紀前に読んだ頃はちんぷんかんぷんだった

吉本さんの真意、思想を

僕はどこまで理解出来るようになったのか。

はたまたやっぱり今もわからないのか、成長度が楽しみです。

※書いたり喋ったりしている事を生業としている人間は、

思想的な事に対してニュートラルでいなければならないと思っていたけど、

思想知らずのニュートラルはいかがなものかと思えてきました。


あと4日寝たら12月です。

2022-11-27 14:42:18 | 日記
  • 2022年11月27日(日/友引):曇天だけど外は案外温かい感じ。

一昨日の「ここは1丁目1番地書店」の放送では、

資料忘れチョンボがあったけど、月一ゲストの和島満子さんと

楽しい放送が出来たのではないかと思っています。

放送した曲は「マイ・ライフ」(ビリー・ジョエル)、

「ソック・チャチャ」(ベニー・ゴルソン)、

「アイズ・ツー・ミー」(ドリカム)、

「ウイズアウトユー」(大橋純子)、「ありがとう」(島津亜矢)、

「引き潮」(矢沢栄吉)、「大いなる」(吉田拓郎)です。

本日午後8時から再放送があり、

パソコンのサイマルラジオやスマホでも聴取可能ですので、

宜しくお願いします。

さて、今年僕は自分の趣味に幾らのお金をかけたのか、

と言うと、月に1度、友人の松浦君と居酒屋ルックで食事会をして、

古書店で本購入。いづれも2000円位を目安にしているから、

毎月のお小遣いは4000円となります。なんとシンプルな生活でしょう。

そんなわけで、本日はブックオフへ行き、こんな本を買ってきました。

※最近は芥川賞受賞作品があると買うようにしています。

今回は『乙女の密告』(赤染晶子著)と

『沖で待つ』(絲山秋子著)がありました。


懐かしい1965年の日活映画。

2022-11-24 15:59:47 | 日記
  • 2022年11月24日(木/大安):来週は12月です。

先日は「北海道文学館」で映画を観てきました。

1965年の日活映画で、『四つの恋の物語』。

源氏鶏太原作で主演は吉永小百合さんです。

笠智衆演じるお父さんの定年退職の日から物語は始まります。

退職金の250万円をどう使うか。お父さんはみんなが平等に、

という事で、5人で50万円づつの山分けを提案します。

バツイチで不倫をしている長女(芦川いずみ)、

事業資金の金策に走る男性とつき合う次女(十朱幸代)、

社長の息子にプロポーズされたのに、

人がいいだけの幼馴染に世話をやく3女(吉永小百合)、

恋よりも競馬とグライダーの4女(和泉雅子)。

50万円の使い方にはらはらしたり、

長女が新たな人生に向かう気持に拍手をおくりたくなったり、

退職金目当てにお父さんに言い寄る女性とのシーンに笑ったり、

久しぶりにのどかなひと時でした。

時間があったので中島公園の池を見ていたら「かも」さんが整列してました。

※宮部みゆきさんの『長い長い殺人』を読みながら思います。

こういう設定はどうしてひらめくのだろう。思わず脱帽です。


北海道立文学館と電話でお話しをしました

2022-11-19 20:56:28 | 日記
  • 2022年11月19日(土/大安):ボージョレーの季節です。

昨日、無事に「ここは1丁目1番地書店」の放送が終わり、

ちょっとひと息です。

いつもなら今日は次週分のお話しネタ仕込みになるのだけど、

25日(金)は和島満子さんが色々考えてくれるので、

僕はちょっとひと息です。

18日の放送では、

北海道文学館学芸員の苫名(とまな)直子さんと電話で結び、

「晴れた日にはお散歩文学館」第2回目として、

道立文学館のお話しをしてもらいました。「特別展の企画を、

どのようにして楽しく鑑賞していただくかの演出を考えることが楽しい」

という話しを聴いていて、そういえば、

僕も本の楽しさをどのようにしたらリスナーさんに

聴いて楽しんでもらえるかばかりを考えているわけで、

苫名さんのお話しにとても親近感を覚えました。

再放送は、20日(日)の午後8時から9時55分までありますので、

パソコンのサイマルラジオかスマホのリスラジオで聴いていただければ

とっても嬉しいです。

2023年1月9日まで行われている

「吉本隆明特別展」のお話しもしていただきました。

ちなみに、この日流れた曲は、「あの娘といい気分」(吉田拓郎)、

「はじまりはいつも雨」(飛鳥)、

「愛が生まれた日」(藤谷美和子)、

「ウーマン・ウーマン」(ユニオンギャップ)、

「a・boy」(グレイ)、「復興の花2」(竹原ピストル)

※一昨日から『出家とその弟子』(倉田百三著)を読んでます。義侠なんだけど、

結構面白く読めてます。