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探究心をもって人生を生きる

青年海外協力隊隊員としてボリビアで活動していたころを中心に、帰国後10年(2022年)の今を書いています。

最後の最後までみんなありがとう@ボリビア

2012-03-16 08:37:31 | ボリビア紹介
3月14日(水)

午前中は銀行の解約やらなんやらで動く。
お昼御飯は日本祭などでお世話になったグスターボさん達とパクムト屋さんへ。
最後の日本祭を行った昨年の8月以降お会いしていないのに変わらぬ友情で僕ら協力隊員を招待して下さった。

トリニダ名物パクムト。
巨大な牛肉ステーキに肉汁たっぷり。

一人じゃ食えん!!

実際は好きなだけ切り分けて食べる。

ギターを持って行って日本の歌でお返しを。




そこで偶然,友だちのナガトシが家族で食事中。明日トリニダを告げることを伝えると,
「おいおいまじかよ~,今夜会おうよ!!」ということになり,

夜は彼らと1時間程送別会。
僕はこの後も予定がつまっているので。

英語の専門学校で知り合ったセリンが迎えに来てくれた。
セリンはいつも声を掛けてくれるいい奴。
この前結婚した奥さんも今は妊娠中とのこと。

あれ,ナガトシは?

あはは,あいつは今は彼女と一緒に居て来るのはもっと後からだよ~

なんだそりゃ~
なんて会話をしながら酒屋でビールを買って乾杯。

のりの送別会だぜ!!

ほんの短い時間にも関わらず声を掛けてくれて,めっちゃ嬉しかった。
もっと時間があったらなあ。


ああ,トリニダ最後の夜か…,ラ・プラサの明日の夜を見ることはないんだろうな…

ふと,そう思うとこの景色を次に見ることができるのはいつなんだろう,なんてセンチな気分になったり。

そしてファルマシア(薬局)軍団とのお別れ会。
うちの隣の薬局で働くみんな。

何かといえばいつもお喋りをして盛り上がってくれたなあ。
もう何度か彼らとのことは書いて来たけど

今宵のテンションは高かった!!

ホセミゲル。
最初は早口で何を言ってんのか全然分からなかった。
でも毎日話して,一緒に遊んでいるうちにだいぶわかるようになったよ。


ファビオラにパオパオにエレナさんにテレサさん。
彼氏を連れて来て楽しそう。

いつもいつも「ノリサン!!」と声を変えてくれて,一緒にコーラを飲んだり,パンをご馳走してくれたり。
よく,週末になると「オラ ノリ~」って元気に電話を掛けて来てくれてパーティに呼んでくれたみんな。


のりの日本語の歌聞きたいわ。
大体スペイン語の歌何を歌ってるかあんまりわからないのよね~あはは!!

な!
そうだったんかいな~
なんて言いながら。

日本語の方が何かが伝わるらしい。
「青いあの空の向こう側」を歌わせてもらいました。

明日も仕事なのに遅くまでありがとう。

トリニダ最後の夜。最高だった。

ボリビア最後の空手@ボリビア

2012-03-14 18:27:53 | ボリビア紹介
3月13日(火)

本日最後の空手の日。
NAGAO道場へ。

NAGAO先生が今日も一生懸命指導していました。

空手着来てないから写真は撮らないで,と先生。

僕が帰ることを子どもたちに告げ,僕も挨拶を。
ほんとにNAGAO道場にはお世話になったなあ。
何もわからないときからずっとよくしてもらった。
一番最初の,そして一番の友だちカルロス・ナガオ。そしてその家族。
僕を家族として温かく迎え入れていつも変わらない友情で接してくれた。

子どもたちは今日も元気に練習に励みます。




久々に指導。

ええ,のり帰っちゃうの~,もっといてよ~
もっと一緒に空手しよう~
なんて無邪気なセリフの子どもたち。

そっか~,今日で終わりか。

あ,明後日飛行機でサンタクルスへ行くんか。


子どもたちのクラスと記念撮影


その後NAGAO一家と水入らずの夕食会。

日本からのお土産に子どもたちも満足。
YOSIHARUが夢中でした。



けん玉は腰が大事なんだよ。

でもなかなかうまくいかず。
最後は

と,はい,こうして上に乗るんだよ~と。手を使って見せてみせました,すみません。

で,そのうち出来たんですけど,誰も見ていませんでした(笑)

いつも長尾さんにはお金をあまり使わないように言われているので手持ちのものや頂き物を渡しました。

「僕らも寂しいけど,でも日本の家族にとっては嬉しいでしょう。だから僕らも寂しいけど,悲しまないよ。」
とNAGAOさん。
彼も日本で長く仕事をしていたから,わかるんでしょうね,そういう気持ちが。

そしていつも通り,楽しく食事をしていつも通りに笑って。

みんなで集合写真を撮ったことだけが唯一いつもと違って。



トリニダの生活にNAGAOさん一家の存在は大きかった。

「こんにちは僕は空手家です。」
訪ねていった(正確には言葉をあまり知らなかった)なかなか初段で空手家を語る人は居ないでしょう,日本で。
トリニダに来てすぐのことだった。

あれから,
本当にあっという間に今日か。

NAGAOさん,明日から空手のチャンピオン大会でお弟子さんをたくさん連れてスクレに行くために非常に忙しいのに,
いつもの変わらぬ笑顔でこうして時間を作ってくれて,本当に嬉しかった。ありがとうございました。

じゃあ,またね,また会おうね!!

YOSIHARUもMIKIKOもベルダもアニータも,ちびっこたちも,そしてNAGAOさんも。

また,会える。

そうだよね,もう会えないんじゃなくて,また会えるんだよ。
いつか,いつかまたラテン・アメリカに戻ってこよう。
力をつけて。


こうしてブログを書いてたらやっと実感が湧いてきた…

別れのときが,来たんだ。

さようならイグアスの滝!アディオス!!@パラグアイ

2012-03-09 15:06:04 | ボリビア紹介
3月7日(水)

昼は韓国料理屋へ。

この街には韓国街的な場所もしっかりとあり,韓国からきている人々がたくさん働いておりました。


こんなんn食べました。韓国料理は表記が韓国語で,
スペイン語版のもありましたが名前は韓国名です。日本名ならわかるかもしれないのですが,でも美味しかった。

そこから街の中を観光してみた。

昔は駅で,今は博物館のようです。


プラサに立つ銅像。

こんな感じです。
素朴でいい街です。

そして夜はシニアボランティアの方々とそのご友人と食事会。
中華料理,「福星」(フーシン)へ。



炒飯やマアボウ豆腐など定番の料理を。
ここは値段も安くていい味です。
人気のお店のようでした。
シニアボランティアの方々ありがとうございました。

3月8日(木)

宿を後にして空港へ。


少しお土産を買ってイミグレを抜ける。

ハーブ演奏者が今日も素敵な音色を奏でている。


なんとなくボリビアに似たこの街。
意外に好きになっている自分に気がつく。

さようなら,ここからイグアスの滝に向かったのがつい昨日の事のように思える。
ふと日本からボリビアに来たのも一瞬前の事のように思った。

本当に,その位の期間にしか感じられないくらい,全てが忙しく,新しく,慌ただしかったと思う。

空港内でギターを持った兄さんが「それ,バイオリン?」と僕のもっているチャランゴに興味深々。
一緒にラバンバを演奏しました。
楽器があるとどこでもコミュニケーションが取れます。
こうして空港で歌うこと多々。

機内食。

かなりいい味です。


サンタクルス到着。奇麗な空だなあ。
もうすぐこの景色とさようならか…

アディオス,イグアスの滝!!南米の大自然たちよ,またいつか!!

大洪水だよトリニダ!!!@ボリビアmi cudad es como el rio

2012-01-12 18:59:29 | ボリビア紹介
1月12日(木)

朝から雨!!!

とにかく雨!!!

昨年は傘を持っていなくてあまり雨の日は家をでなかったが今年は大きな傘を持っているので出てみた。
明日からアルゼンチンへ行くので今夜の長距離バスのチケットを買うという用事があったのだよ。

で,まあえらいこっっちゃ!!!

目の前のシモンボリバル通りがほれこの通り!!!


大洪水ですよあ~た!!!



ひええええ。

普段なら自転車で5分の場所にあるバスターミナルまで30分くらいかかって到着。
靴はずぶぬれ。



ちなみにトリニダの家は全て生活用排水を流す排水路に囲まれているので,その水がタップりあふれているわけです。

はい,多分相当汚いと思われる。

この時期のこの町への訪問はお勧めしたくないですね。

僕の家も雨漏りが。

朝ごはんもお昼御飯も食べていないので夕方作ったカレーうどん。
お腹が空いていたせいか二人分くらいうどんを茹でててしまったほれこの通り,大盛りですわ。くそ~ダイエットしたいのに。



その郵便局,銀行などを回ったわけです。

が,教訓。

出来ることはできるうちにやりましょう。
昨日やっときゃよかった~

それでは皆さん。雨のトリニダを後にして,

夏休み海外旅行第二弾,アルゼンチンへの旅へ行ってまいります。


トリニダの空@ボリビア

2012-01-10 15:13:09 | ボリビア紹介
1月9日(月)

トリニダの空は青い



ここから見る景色は昼も夜も最高だ。

夜は満点の星空に変わる。



池にはたくさんの蛍が夜を彩るのだ。


町かどでジュースを飲んでいると子ども二人がクッキーを売りに来ていた。
小さい妹が作ったそうだ。
お姉ちゃんは日本生まれ。
ここトリニダ有力者のタナカ一族の娘たちだそうだ。
「僕は日本から来たんだよ,日本人です。」とあいさつをすると,
「私も日本人です。」ともちろんスペイン語で返ってきた。
びっくりしたけど,なんとなく嬉しかった。
日系人も多く住むこの町。
だからなのかなんだか妙に親切にしてくれる人々よ。
お姉ちゃんは中学二年生,妹は小学3年生位だろうか。
クッキーうまかったす。1BSなり。


いつも利用しているメルカンティルサンタクルス銀行。
口座開設のときにえらくドキドキしたのを思い出す。

雨が降り,花が咲き,夏が終わり秋がくる。

そして冬になる前に俺は日本へ。

亜熱帯気候のこの町は,日本のようにはっきりした四季がなくなって,ここにも四季はあり,
人々は四季を楽しんで暮らしている。
今は暑い暑い夏。
トリニダで二度目の夏。
そしてきっと最後の夏。

いつかここに帰ってくるときがあったとしたらなら,またここに来て,この空を見上げたいと思うのだった。