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探究心をもって人生を生きる

青年海外協力隊隊員としてボリビアで活動していたころを中心に、帰国後10年(2022年)の今を書いています。

やはり旅には現金が必要だ@パラグアイ

2012-03-07 09:24:23 | 中南米旅行
3月6日(火)

と,あたりまえのタイトルを書いたのですが,なんでこんなことになったかと言うと,
思ったよりも現金の消費が激しく,クレジットカードをATMで使おうとしたわけですよ。

で,金額を選ぶ場面の表示が必要な金額よりも少なく,なおかつ一回に約6ドルの手数料が発生するとなっちゃ,一回で必要な分を引き下ろしたいと考えるわけです。
この他日本側からもATM使用料を取られたりするわけだし。

さて,ここパラグアイ。金額設定が異常に高い。

普通に考えて1ドルが4200グアラニーというのはいったいなんだ??

だから100ドルひつようとなると420,000(四十二万)となるわけです。

で,しかし,こういった数字をスペイン語で読むときは420千(よんひゃくにじゅっせん)と読むわけです。

ここに恐ろしいトリックが隠されていた,というか僕が間抜けだったのですが,
日本円にして約1万円分の520,000(五十二万)×2で約二万円分をを引き落としたかったのですが,
画面をみると1500,000(百五十万)が一番多い数字。
で,何を勘違いしたか僕。

そう,10000,千という数字が必要と思ったわけです。
つまり,端から一,十,百…と数えて十万,百万,千万…と数えてしまったのです。
実際に必要なのは100万千です。

が,恐ろしいことに僕は1000万千を数字で入力していたわけです。
つまり,多分20万近くの金額ですよ。

で,最後にメッセージが出て,
上限を越えています,ダメです,カード会社に問い合わせてくださいと出ます。

一番悪かったのは,銀行のお兄さんに立ち会って貰って見てもらって,
同じ数字を入れてダメだった,というシーン。
これで,望みは断たれた…
と脳みそが思いこんでしまったのです。

ここでお金を引き出せなかったらぼかあどうやって帰る??

いや待て,腹が減っているからいい考えが出ないのだ。
美味しい日本食を食って考えようと,レストランスキヤキで日替わり定食を食す。

豆腐にいかフライに水餃子。最高だ。

さあて,どうするか。
とりあえずカードで切れるものは切り,
わずかに残ったボリビアの現金をなんとかグアラニーに替えて,空港までバスで戻ればなんとかなるか…

そんなことを考えながら街をうろつきATMを見つければ片っぱしから突っ込んでみたが結果は同じ。
一時間以上街を歩き,ATMにまたカードを入れてふと,選ぶところから選んでみっか…とボタンを押したら…

グア~~~

へ?

お金出て来た。
それも必要とする金額よりも100ドル位多く。

ああ,やっちまった。

そこで改めて考えると金額を勘違いしていたということに今更気がつく。
そう,パニックを起こした脳みそは冷静には考えてくれないんですね。
だって,ここで一人,僅かな所持金でどうやって過ごせと。

逆にお金引きすぎてパニックですわ。
だって何に使えと?

そうそう,ボリビアで使っているメルカンティルサンタクルスの普通預金口座のカードもどうやら使えるようでした。
それもあとで気がついた。

と,いうことで急に懐が温かくなった僕は,
友だちに頼まれていたお土産をわんさか買いこんだ。
英雄広場にはお土産屋さんが並んでいる。



ニャンドンディというレース編みが有名なお土産。



そして何事もなかったように時間は過ぎていくのでありました。

夜ご飯はやはりレストランスキヤキでかつ丼を。

この卵のとろみがたまらない!!

どうやら近くに韓国レストラン街があるらしい。明日,突撃してみよう。

アスンシオン観光もほとんどしていない。
しかし,アスンシオンはなかなか楽しい街でもある。

明日は最終日。明後日はボリビアに帰国。

あと300ドル,もってくるのを忘れたためにえらいことになってたなあ。
旅先でのカードってのは万が一を考えて二枚は必要だね。
今回のは単なる勘違いが発端だったけど,ほんと2000ドルとか引きだされなくてよかった~

アルゼンチンからパラグアイへ@パラグアイ

2012-03-07 08:51:16 | 中南米旅行
3月5日(月)

アルゼンチンを後にしてブラジル国境を抜けてからパラグアイへ。
アルゼンチンを抜けるときに出国審査有り。
ブラジルは通過するだけなので入国審査無し。
そしてパラグアイに入るときには入国審査有り。
この辺りはややこしいので気をつけて下さい。

ブラジルの街並。

パラグアイとブラジル国境に掛る「友情の橋」

こちらはブラジル側。事故防止用の金網があります。


こちらはパラグアイ川。金網はありません。

この橋を越えたら,バスの運転手にちゃんと入国審査のために降ります,
と言わないと通過してしまいます。入国審査を受けずに国に入ってしまいます。
住んでいる人にとっては,どうやら入国審査は特に必要ではない様子。
バスを降りる際には乗車証明書をもらっておけば次に来たバスに引き続き乗れます。
もらわないとまたお金を払うことになりますのでご注意を。


シウダッド・デル・エステの街並。パラグアイって感じの緑!!

アスンシオン行きのバスに乗り換えて走る。途中広大な耕地。


約6時間近く掛けてアスンシオンに到着。
今回はちょっと値段の高いバスにしたら故障もなく,スムーズでした。60,000G



そしてアスンシオンでは念願の日本食にありつく。

ここはレストランスキヤキ。

寿司,すき焼き…
美味い。
うますぎる。
刺身のネタの鮮度は落ちるが(海のない国だし仕方ない)
すき焼きの味は日本とほぼ互角ではないかと思う。
そして値段は安い!!





いやあ,素晴らしい。

ホテル内山田は朝食も日本食,洋食を用意している。
南米食に疲れたらここで一休み,なんてのもいいかもしれません。

レストランはホテル内山田の一角にある。ここは日本人や中国,韓国人などしか泊まらないホテルとの事。
韓国のボランティアKICA(コイカ)も研修時に利用している様子。現在もたくさんの韓国人が泊まっています。
もしかしてJICAも利用しているのかな??

残るはお土産買ったりちょっと観光したりして,ボリビアに戻るぞ。

滝つぼに突っ込む!!世界遺産イグアスの滝@アルゼンチン

2012-03-06 09:14:22 | 中南米旅行
3月4日(日)

今日はイグアスの滝(アルゼンチン側)への行き方や値段なども紹介しつつ,どれだけすごいのかというところをリポートします。

昨日,ブラジル側のイグアスの滝を見学した後,
無事にブラジル国境を越えてアルゼンチン側へ。
バスを降りてブラジル側のイミグレ(出入国審査)受けてまたバスに乗り,
またバスを降りて今度はアルゼンチンのイミグレ(出入国審査)を受けてやっとアルゼンチン側イグアスの出発地点であるプエルト・イグアスに着いたのが昨日の事。

赤茶けた土の町,なかなかいい雰囲気のプエルト・イグアス。



ちょっとカフェにて一杯。

ホステルもいい雰囲気。

USAからの旅行者達とチャランゴで歌って遊ぶ。

やはり僕はアルゼンチンが好きだ。

南米で一番住みたい国はどこですかと聞かれたら迷うことなくアルゼンチンと答えるだろう。
人もいい,国も端から端までいろんな文化も気候もある,景色もある。
そして食事が美味い!!

うわあ,たまらんです。

さあ,本日はイグアスの滝アルゼンチン側を体験します。

ホテルを午前中に出発。
20ペソで国立公園を往復バスチケットが買えます。

出来たら水着で参加しましょう。のちにずぶぬれになります。
公園内でのアトラクションは三つあります。

僕は一番豪華なものを選びました。260ペソ(約70ドル)これは船着き場までのジャングル内をジープで走り,
そこからボートでラフティングをしながら滝に向かい,滝つぼに突っ込んでいくという内容。

たきつぼに突っ込むだけなら125ペソでもできます。

さあ,公園に到着しました。


ここで100ペソ
を払って入場します。
このときはカードは使えません。現金のみです。
気をつけましょう。

そこからツアーを申し込み,ジープに搭乗します。

ジープはジャングル内を走ります。

黄色い服のガイドさんが英語とスペイン語で説明してくれます。


船着き場に到着。


こんな船にライフジャケットを装着して乗り込みます。
厚手のビニール袋もも借りられるのでそれにものを入れれば濡れないと思います。
僕はさくっとここで短パンサンダルに着替えました。


さあ,滝が見えてきました。





この後,滝つぼに突っ込んで行くために撮影不可。
この滝の下に突っ込んで行きました。

もう,最高。
大迫力。


上がったあとの私でございます。
完全に水浸し。


そこから歩いて上に登り,さっきの滝を見下ろします。


そしてお昼を食べて,電車に乗って移動(公園内は電車主に電車移動です)

そして悪魔の喉笛まで一気にあがり,駅から悪魔の喉笛まで川の上をトレッキング。橋を歩きます。



川には大きな魚も居ます。

見えました!
悪魔の喉笛です。
昨日はブラジル側の遠くから眺める感じでしたが,今日は違います。目の前まで行けるのです。



ここです!!
ここが悪魔の喉笛です。




落ちたら確実にあの世行きでしょう。



昨日の景色とは逆です。

いやあ,すごかった。
とにかくイグアスはすごい。

南米旅行を考えている方に絶対お勧めです。

この感動は言葉では表せないですね,なかなか。
素晴らしい大自然にただただ圧倒されている旅行です。


公園入り口には大きな国旗が。

そうそう,お土産は絶対ブラジル側でたくさん買った方がいいと思います。
ブラジル側の方がいろんなものがあり豪華でした。

昨日はDVDを買ったので,こっちで(アルゼンチン)写真集を買おうと思ったんですが,ブラジル程いい感じのものが無く,
断念。しました。お土産の種類もだいぶ違います。が,金額的にはアルゼンチンの方が安いです。物価の問題だと思います。

そして夜は久々のアルゼンチン牛。

またお会いしました。

お肉でか!!



美味い!!




食った!!

あっという間に平らげてしまった。


奥ではギター演奏も。

なかなかよい町です。
明日,この町を後にしてアスンシオンに戻ります。

圧倒!!南米の大自然・世界遺産イグアスの滝@ブラジル

2012-03-04 21:50:17 | 中南米旅行
3月3日(土)

ブラジル。

ついに来ました,イグアスの滝(ブラジル側)

世界最大級の瀑布,巨大な滝が列挙するイグアスの滝。

そして一番奥には悪魔の喉笛,と呼ばれる滝が。

水量が半端じゃない。

フォス・ド・イグアスの街からバスで約30分。
僕はホテルの無料送迎で近くまで連れていってもらいました。


入場量43レアルを払って入場。
外のロッカーに荷物を預ける。8レアル。

そこから二階建バスで3つ目の停留場へ。(停留場は全部で4つ)

ここから1.2キロのトレッキング。
ここからスタート。



イグアスの滝を上から眺めるのがブラジル側の見学コース。

アルゼンチン側は下から。つまり船に乗って動く。
それは明日の楽しみ。

それにしてもすごい迫力だ。

見えてきました。





休憩所にはアライグマに似たハナグマがいました。




この奥が悪魔の喉笛。強烈です。


眺める僕(実際は九州男児ではありませんが)




悪魔の喉笛に最大接近。そこには虹が。





奥まで着いたぞ!!

そしてこれが悪魔の喉笛!!


そしてお昼は豪華ブラジルランチ。

バイキング形式で好きなものを取ってきます。約25ドル。


豚の丸焼きも!

サラダも充実


各種煮込みも美味しい!!

ブラジルは正味2日の滞在でした。もっともっと居たい!!
だけど課題があった方が次の旅を楽しめる。
そう,次はブラジルへ。いつか行くぞ。
本当に面白そうな国です。

ああ,南米の大自然は本当にすごい。

いつかほんとにもう一度南米に住みたいな,と思う。

文化も伝統も人も自然もいい。

イグアスの滝まであと少し,ここはフォス・ド・イグアス@ブラジル

2012-03-04 08:10:21 | 中南米旅行
3月2日(金)

バスターミナルへ向かう途中で観た景色。



メルカド・クアトロ(アスンシオン最大のマーケット)
何ブロックもマーケットが並んでいます。

ターミナルからブラジルへ向けて移動。
陸路をバスで移動します。

ブラジル国境の町シウダー・デル・エステまで5時間で着くという話だったが実際は7時間かかった。

その主な原因はバスの故障。そこで約一時間の足止め。バスは一見ボリビアよりいい感じでしたが,
実際はボリビアと変わらんのか…





途方に暮れる

その他とにかく行く先々で乗客を乗せるために何度も停車。お客さんは通路までパンパン。
こんなことなら安いチケット50,000G
じゃなくて少し高めでもいいバスに乗るのだった…と思うもあとの祭り。



こんな景色を抜けてなんとか到着。パラグアイ国境の街シウダー・デル・エステ。
そこからタクシーに乗り,出国・入国審査を経てブラジルへ。

友情の橋という大きな橋を渡ります。

そして到着,ブラジル国境の街,フォス・ド・イグアス。


いきなり景色も道路も変わる。本当に隣の国なんて思えないですが,とにかく道路も大きく舗装も行きとどいていて奇麗。
マクドナルもおしゃれです。

日本食レストランで
寿司やイカリングや揚げだしを食す。






いきなり今でのスペイン語からポルトガル語へ。
なんだって??かなり理解不能??

久々のカルチャーショックにドキドキ。
この緊張感がたまらない。

街は広過ぎて結局散策することもなくホテルへ行く。


こんな感じの奇麗なホテル。(翌朝撮影)
ブラジル,何もかも素敵過ぎる。

さあ,いよいよイグアスの滝へ。