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nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

東葉高速鉄道、途中下車の旅

2017-01-08 16:33:00 | 国内の鉄道
東京メトロの車内で地下鉄博物館の案内を目にしました。東西線と東葉高速鉄道が相互直通運転を開始して20周年になるので、その記念展をやっているというものです。そういえば、東葉高速鉄道は1回だけ勝田台あたりに用があった帰りに乗ったけれど、夜間だったので車窓は全く見ていません。もう10年くらい前のことだし、一度乗っておいてもいいかなと思い出かけてみました。
まずは、東西線の葛西駅で降りて地下鉄博物館を訪問。東葉高速鉄道についてパネル展示で予備知識を得ました。

再び東西線で西船橋へ。乗った電車は西船橋行きだったので、西船橋で2~3分待つと、直通の東葉勝田台行きがやってきました。昼間乗るのは初めてなので、わくわくします。

電車は、地上にある西船橋駅を出ると地下に潜って東海神に停車、再び地上に出ると飯山満に停まります。「いいやま・みつる」という人名みたいですが、これで「はさま」と読みます。変わった駅名としてネタになる駅ですので、最初の途中下車です。



外に出てみますと、住宅地のようですが、駅前には空き地もあり、まだまだ発展途上のようでした。

電車は平日の昼間は15分毎、次の電車に乗ります。新京成電鉄との乗り換え駅北習志野は、「きたならしーの」という読みに反してこぎれいな地下駅でした(笑)

その次は、船橋日大前駅。地下鉄博物館の展示によると日大理工学部の教授が設計し、しゃれたデザインということで「関東の駅百選」にも選ばれているそうです。どんな駅舎なのか確かめてみようということで、途中下車しました。



西口の駅前には日大のキャンパスがあり、大学最寄駅らしい雰囲気でした。

東葉高速鉄道は、船橋日大前を出ると、すぐに地上に出て、あとはニュータウンの鉄道という感じで新興住宅地の中を走っていきます。最後は再び地下に潜って東葉勝田台に到着。西船橋から16.2km、通しで乗れば20分ほどですが、630円もかかる高額運賃です。帰りは勝田台でつながっている京成にしようかと京成電鉄の駅に向かいました。

お正月のドクターイエロー

2017-01-07 18:41:00 | 国内の鉄道
正月休みに妻のさくらこさんがレアなポケモンを獲りに大井ふ頭中央海浜公園に行きたいと言い出しました。他にやることもなかったので、付き合って一緒に浜松町から東京モノレールに乗りました。

降りたのは大井競馬場前駅。はじめて降りた駅です。なかなかかわいらしい駅舎で撮影しないではいられませんね。

地図を見ると、海浜公園の先には東海道新幹線の車両基地があります。というわけで、さくらこさんがポケモン獲りに夢中になっている間に、私は大井車両基地の様子を見に行きました。陸橋から見渡すと東海道新幹線のN700系、N700A系がごろごろ休んでいます。

その中で黄色い車両が目に留まりました。もちろん「新幹線のお医者さん」(新幹線電気軌道総合試験車)こと「ドクターイエロー」です。しかし、写真を撮るとなると、フェンス越しでしかもまともに逆光。何とか撮れたといった感じです。2編成停まっていて、1編成は車庫からのぞいて見える程度でした。



それでも満足したので、公園へ戻り、さくらこさんと一緒にポケモン獲りを楽しみ(サンタ帽のピカチュウがまだいました!)、暗くなったので再びモノレールに乗って浜松町に戻りました。

正月から、幸運をもたらすという「ドクターイエロー」を拝めたので、今年は良い年になるかもしれませんね(笑)

新年のご挨拶にかえて

2017-01-04 09:46:00 | 国内の鉄道
昨年末の12月28日、大宮の鉄道博物館は年内の営業最終日でした。午後遅くに訪問したのですが、蒸気機関車C57形135号機は、1975年12月の国鉄室蘭本線で走った、最後のSL牽引旅客列車のお別れヘッドマークを付けた状態で展示されていました。

ところが、しばらくすると係員がヘッドマークを外し、国旗に皇室の菊のご紋章を取り付け始めました。



往年のお召し列車牽引時の晴れ姿です。

どうやら、お正月には、この姿で展示するようで、閉館近い時間帯でしたから、その準備だったのですね。観客もまばらだったので、近寄っていろいろな角度から撮ってみました。




お正月らしい姿ということで、当ブログでもご紹介しました。昨年は、父が亡くなったので喪中なのですが、これをもって新年のご挨拶に代えさせて頂きます。今年もどうかよろしくお願いいたします。