今日は朝から3コマ。
1年は初級なので机をコの字型に並び替える。
この形で20人は少し無理があるがさまざまな小道具が使いやすいし、
学生の集中力も途切れにくい。
だが真ん中の空間には紙袋やペットボトルが散乱。
「日本では・・」と上から目線で言うのは嫌いなのだが、
ここはよい習慣を身につけさせたいと思って、学生たちにゴミを拾わせ、
英語で公共心のあり方を日本と中国を比較して説明する。
今年の1年はかなり学力が高く、ええかげんな英語で話してもほとんどの学生が理解できる。
学生たちは神妙な顔で聞いている。
ゴミのポイ捨てが悪い習慣だとは思っていなかったようである。
家の中と同じだと考えてほしいと念を押す。
どこまで通じたか、次の授業で分るだろう。
昼休み、3週間ほど前に当局に提出した「住居環境改善20項目要請」に対し、
何の音沙汰もないのでSさんと二人で外事処に直談判に出かける。
メールで要請内容を具体的に書き、お粗末な住環境では外人教師が教育に専念できないこと、
将来的には大学内に専科楼を作って学生とのコミュニケーションの機会を増やすべきことを
提案していた。
外事処のT課長は、
『返事したけど、してない? おかしなぁ』
なかなかの役者?である。
『じゃ土曜日の昼に修理屋を連れて見に行くよ、テレビは事情があって遅くなったけど、
もうすぐ入るね、固定電話もつけらるね、それからね、古い建物に住んでいるし、
日本人の教師、頑張ってるから給料1500元上げるからね
(わお!) あ、それからいい提案もらったね』
と矢継ぎ早の回答。
修理やテレビなどは当然としてまさか賃上げとは。
ぼろい家に住まわせているのでその分上乗せしようということらしい。
契約金額にプラス1500元なら中国の日本語教師としてはもっとも高給な部類だ。
それに家賃、光熱費、ネット代、交通費無料、税金負担なし。
しか~し、よく考えてみると日本で受給している年金よりずっと安い。。。。
いかん、いかん、贅沢を言っては。。。
さらに以前から頼んでいた大学のカードがもらえるという。
これがないと教室のプロジェクターが使えないし、図書館も利用できないのだ。
だから授業では、学生が弁公室から鍵を借りてプロジェクターの入っている頑丈な鉄製ボックスを開けておいてくれる。図書館も入って日本語の本を借りたいのだが、カードがないので入れなかった。
このカードはプリベートカードも兼ねていて学生は自分でお金をチャージして食堂で
カードをタッチすると瞬時に支払いができる。
それに私たちの今後の昼食代相当額を入金して支給してくれるそうだ。
ほんとにありがたいことである。T課長に感謝。
曇った気分が一転天気晴朗なり。現金なもんだ。
午後の授業の後、夕方から日本語コーナーに出席。
授業ではなく2年生主催のいわば日本文化の夕べだ。
宮澤賢治の「雨ニモ負ケズ」の中国震災応援歌日本語versionの紹介をする。
震災の状況を説明し、大災害のさなかで逆境に耐え利己主義に走らず協力し合う
東北の人々のことを伝える。学生はとても真剣に聞いている。
残念ながら、歌詞がカタカナ表記だったこともあってその応援歌「无惧风雨」を
全員で合唱するまでには至らなかった。学生はカタカナがからきしだめである。
そのあと、学生たちは次々に自分の好きなJポップや日本のテレビ番組を
プロジェクターに映し出している。全然知らない新しい曲や番組ばかりである。
若者の世界はネットでリアルタイムにつながっている。
まったくすごいことだ。
女子学生に囲まれて・・・ニヤつく私
1年は初級なので机をコの字型に並び替える。
この形で20人は少し無理があるがさまざまな小道具が使いやすいし、
学生の集中力も途切れにくい。
だが真ん中の空間には紙袋やペットボトルが散乱。
「日本では・・」と上から目線で言うのは嫌いなのだが、
ここはよい習慣を身につけさせたいと思って、学生たちにゴミを拾わせ、
英語で公共心のあり方を日本と中国を比較して説明する。
今年の1年はかなり学力が高く、ええかげんな英語で話してもほとんどの学生が理解できる。
学生たちは神妙な顔で聞いている。
ゴミのポイ捨てが悪い習慣だとは思っていなかったようである。
家の中と同じだと考えてほしいと念を押す。
どこまで通じたか、次の授業で分るだろう。
昼休み、3週間ほど前に当局に提出した「住居環境改善20項目要請」に対し、
何の音沙汰もないのでSさんと二人で外事処に直談判に出かける。
メールで要請内容を具体的に書き、お粗末な住環境では外人教師が教育に専念できないこと、
将来的には大学内に専科楼を作って学生とのコミュニケーションの機会を増やすべきことを
提案していた。
外事処のT課長は、
『返事したけど、してない? おかしなぁ』
なかなかの役者?である。
『じゃ土曜日の昼に修理屋を連れて見に行くよ、テレビは事情があって遅くなったけど、
もうすぐ入るね、固定電話もつけらるね、それからね、古い建物に住んでいるし、
日本人の教師、頑張ってるから給料1500元上げるからね
(わお!) あ、それからいい提案もらったね』
と矢継ぎ早の回答。
修理やテレビなどは当然としてまさか賃上げとは。
ぼろい家に住まわせているのでその分上乗せしようということらしい。
契約金額にプラス1500元なら中国の日本語教師としてはもっとも高給な部類だ。
それに家賃、光熱費、ネット代、交通費無料、税金負担なし。
しか~し、よく考えてみると日本で受給している年金よりずっと安い。。。。
いかん、いかん、贅沢を言っては。。。
さらに以前から頼んでいた大学のカードがもらえるという。
これがないと教室のプロジェクターが使えないし、図書館も利用できないのだ。
だから授業では、学生が弁公室から鍵を借りてプロジェクターの入っている頑丈な鉄製ボックスを開けておいてくれる。図書館も入って日本語の本を借りたいのだが、カードがないので入れなかった。
このカードはプリベートカードも兼ねていて学生は自分でお金をチャージして食堂で
カードをタッチすると瞬時に支払いができる。
それに私たちの今後の昼食代相当額を入金して支給してくれるそうだ。
ほんとにありがたいことである。T課長に感謝。
曇った気分が一転天気晴朗なり。現金なもんだ。
午後の授業の後、夕方から日本語コーナーに出席。
授業ではなく2年生主催のいわば日本文化の夕べだ。
宮澤賢治の「雨ニモ負ケズ」の中国震災応援歌日本語versionの紹介をする。
震災の状況を説明し、大災害のさなかで逆境に耐え利己主義に走らず協力し合う
東北の人々のことを伝える。学生はとても真剣に聞いている。
残念ながら、歌詞がカタカナ表記だったこともあってその応援歌「无惧风雨」を
全員で合唱するまでには至らなかった。学生はカタカナがからきしだめである。
そのあと、学生たちは次々に自分の好きなJポップや日本のテレビ番組を
プロジェクターに映し出している。全然知らない新しい曲や番組ばかりである。
若者の世界はネットでリアルタイムにつながっている。
まったくすごいことだ。
女子学生に囲まれて・・・ニヤつく私
要求以上に上がるという・・
高度成長期の日本みたいです。
でも昨日修理屋を連れて見に来る約束が
今日になってもまだ来ません。
流石中国ですね。
少々待遇に不満があっても、我慢できるかも?