横須賀の海から離れた山間に「子安の里」という小さな農村があります。
山に囲まれた畑や窯が点在する昔懐かしい雰囲気がする場所です。
少し前から付近が開発されて、大規模な施設が建ったり、傍らの小川が整備されたり村の小道も舗装されて、やや自然との一体感が薄れてしまいましたが、それでも小道を歩くと都会の喧騒から見ればまるで桃源郷のような、静かな空気が流れています。

段々畑のある谷戸。

漬物用に乾してある大根が懐かしさを醸し出す。

咲いているのは桃?そして蜜柑?
お雛様のお飾りのようです。

今年は花が早い。
花粉を運ぶ虫たちはまだ寝ているかもしれない…。

田園風景には欠かせない菜の花。
お浸しは春の味がします。

梅が満開になる頃、また訪れたい所です。
山に囲まれた畑や窯が点在する昔懐かしい雰囲気がする場所です。
少し前から付近が開発されて、大規模な施設が建ったり、傍らの小川が整備されたり村の小道も舗装されて、やや自然との一体感が薄れてしまいましたが、それでも小道を歩くと都会の喧騒から見ればまるで桃源郷のような、静かな空気が流れています。

段々畑のある谷戸。

漬物用に乾してある大根が懐かしさを醸し出す。

咲いているのは桃?そして蜜柑?
お雛様のお飾りのようです。

今年は花が早い。
花粉を運ぶ虫たちはまだ寝ているかもしれない…。

田園風景には欠かせない菜の花。
お浸しは春の味がします。

梅が満開になる頃、また訪れたい所です。
月山で泊まった旅館の若旦那の話が面白くて、忘れないうちに書き留めておきます。
月山は標高2000mあまりで登山にはちょうどいい高さで、春、夏、秋は山歩き、冬はスキーのスポットとして人気がありますが、若旦那のお父さんやおじいちゃんの時代は霊山にお参りの人で終始賑わい、3シーズン働けばもう十分。豪雪地帯なので人の足も途絶える長い冬は全く働かず、もともと猟師だったので山で獲ったウサギなどをさかなに地元の仲間と集い、連日酒盛りをして暮らすという、豪儀な毎日だったらしい。
(ウサギは、鶏肉と良く似た柔らかい肉質で相当美味しいのだそうです)
今はそんな豪勢な時代が過ぎ、冬シーズンもスキーだけでなく活気あるものにしようと、昨年から「雪と氷の街づくりワークショップ」として雪で古い民家を再現して幾つも雪の家を作り、ライトアップを施して幻想的な雪の街を照らすイベントをうち、大変好評だったとのこと。
その他、雪のドーム、雪の彫刻、雪の迷路、氷のバルーンなども作り、製作にあたっては山形芸術工科大学の教授陣の指導のもと、美大生がボランティアで3日がかりで作業したという話に娘が反応。
来年行われる第2回ワークショップに、友達を誘って参加することになりました。
この他、「月山竹」という希少な竹のタケノコを往復5時間以上かけ山奥に分け入り採取するのが大変苦労である事、川をはさんで熊と睨み合ったことがあり、そんな時は決して目をそらさず後ずさりで逃げる事、山菜取りに軽装で不用意に山に入って遭難する人が後を絶たず助からない事も多いので、山を甘くみてはいけない事、捜索のため山に入ると以前遭難した人の霊気を感じる事、遭難者をかついで下山する時は大抵星が満天に輝き綺麗な事など、現地で働き、山を愛し、山で生きる人ならではの話を沢山聞きました。
飄々と話すわりに、内容はけっこう凄みがあるんです、これが。
(特に遭難者救助の話。ブルブルっ)

今年度のポスター。
雪の街が再びできるんでしょうか。楽しみです。
月山は標高2000mあまりで登山にはちょうどいい高さで、春、夏、秋は山歩き、冬はスキーのスポットとして人気がありますが、若旦那のお父さんやおじいちゃんの時代は霊山にお参りの人で終始賑わい、3シーズン働けばもう十分。豪雪地帯なので人の足も途絶える長い冬は全く働かず、もともと猟師だったので山で獲ったウサギなどをさかなに地元の仲間と集い、連日酒盛りをして暮らすという、豪儀な毎日だったらしい。
(ウサギは、鶏肉と良く似た柔らかい肉質で相当美味しいのだそうです)
今はそんな豪勢な時代が過ぎ、冬シーズンもスキーだけでなく活気あるものにしようと、昨年から「雪と氷の街づくりワークショップ」として雪で古い民家を再現して幾つも雪の家を作り、ライトアップを施して幻想的な雪の街を照らすイベントをうち、大変好評だったとのこと。
その他、雪のドーム、雪の彫刻、雪の迷路、氷のバルーンなども作り、製作にあたっては山形芸術工科大学の教授陣の指導のもと、美大生がボランティアで3日がかりで作業したという話に娘が反応。
来年行われる第2回ワークショップに、友達を誘って参加することになりました。
この他、「月山竹」という希少な竹のタケノコを往復5時間以上かけ山奥に分け入り採取するのが大変苦労である事、川をはさんで熊と睨み合ったことがあり、そんな時は決して目をそらさず後ずさりで逃げる事、山菜取りに軽装で不用意に山に入って遭難する人が後を絶たず助からない事も多いので、山を甘くみてはいけない事、捜索のため山に入ると以前遭難した人の霊気を感じる事、遭難者をかついで下山する時は大抵星が満天に輝き綺麗な事など、現地で働き、山を愛し、山で生きる人ならではの話を沢山聞きました。
飄々と話すわりに、内容はけっこう凄みがあるんです、これが。
(特に遭難者救助の話。ブルブルっ)

今年度のポスター。
雪の街が再びできるんでしょうか。楽しみです。
山形の中でも標高が高く、地形的に一番気温が下がり降雪量も多い、月山(がっさん)の中腹にある五色沼です。
朝6時半ごろ、朝日が遠くの山を照らし始め、沼にも景色が映り込んできています。
湖面は夜の間凍りつき、薄い氷の膜が張っています。
凍てつく、北国の冬の始まりです。
朝6時半ごろ、朝日が遠くの山を照らし始め、沼にも景色が映り込んできています。
湖面は夜の間凍りつき、薄い氷の膜が張っています。
凍てつく、北国の冬の始まりです。
夕方パソコンで調べ物をしていると、窓の外がなんとなくいつもと違う・・。
ベランダに出てみると、西の方が輝いている!
あわててパティを車に乗せて(歩いて行くと間に合わない!)高台まで急ぎました。
太陽は地平線近くの雲に隠れてしまいましたが、空が萌えて美しいマゼンダ色です。
夕焼けを見にくる人たちの嬉しそうな表情がまたいい感じ・・。
秋は空が綺麗な季節ですね。
夕刻は気が抜けなくなりました。
ベランダに出てみると、西の方が輝いている!
あわててパティを車に乗せて(歩いて行くと間に合わない!)高台まで急ぎました。
太陽は地平線近くの雲に隠れてしまいましたが、空が萌えて美しいマゼンダ色です。
夕焼けを見にくる人たちの嬉しそうな表情がまたいい感じ・・。
秋は空が綺麗な季節ですね。
夕刻は気が抜けなくなりました。