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ののの日々

わんこと野の花を愛する日々

葉山散策

2008-03-30 19:17:03 | 散策
桜が満開です!

光則寺のハナカイドウが気になりながらも、葉山を歩いてきました。
葉山にはハイキングできる山が沢山で、まだまだ開拓の余地があります。

ここは、はやま三が岡山緑地公園。
3方向から上がるハイキングコースの頂上からは葉山のおだやかな海が見渡せ、
桜と海が両方楽しめる気持ちのいい所です。

このコースは、斜面のほとんどが横木で補強された階段になっているので、
歩きやすく初心者向きです。


階段の脇には、可憐なスミレがびっしり花を咲かせています。
踏まないようにするのが一苦労!


上を見ると、行く先々にキブシの花がかんざしのように風に揺れて優雅です。
もっと上にはヤマザクラ。
とても背が高くて、地面に落ちた花びらを見て木があることにやっと気がつくのです。


ぐるぐるとらせん状に開いているのはシダの葉。
毛の生えたゼンマイのような芽もユニークな造形です。


さらにユニークなのがウラシマソウ。
傘のように開いた葉と別に、まるでヘビが鎌首をもたげたようなちょっと不気味な形の花がにょきっと地面から出てきます。
その花の先端が釣り糸のように長く伸びていて、浦島太郎の釣り糸に見立てたと言われているのですが…。
写真のウラシマソウはまだ出たばかりなので形がはっきりしませんが、三ガ岡山はこのウラシマソウが群生しています。
気候が合っているのでしょうか。


頂上から海に降りるには、延々と階段を下りねばならず、膝ががくがく。
真名瀬海岸の磯で遊ぶ家族連れに心なごみ、一息ついて、鎌倉に向かいました。

続く…



河津桜

2008-03-14 12:19:28 | 散策
ソメイヨシノより一足早く開花を迎える「河津桜」。
静岡の河津に行かなければ見れないと思っていました。
JR駅には河津の大きなポスターが貼られ、行きたいけど遠いな~と
指をくわえて見ていました。

それが、なんと近場の三浦海岸でも河津桜があるんですって!
新聞の地元版に「今が見ごろです」との記事を見つけ、早速行って来ました





京浜急行の快速に乗ってしばし旅行気分を味わい、三浦海岸駅に降り立つと、すぐに「桜まつり」の看板が。
お祭りの提燈をたどって歩くと、すぐ線路際の小道の並木に行き当たります。
濃いピンクの花はまさしくあの「河津桜」。
木の根元にはお定まりの(?)菜の花までちゃんと植えられています。
そうそう、この組み合わせなのよ~~




ソメイヨシノよりピンク色が鮮やかで、子供の頃お絵かきした花の色みたい


ナノハナが太陽をいっぱい浴びて、元気色です
蜜を求めてミツバチが沢山飛んでいました。



しばらく歩くと、「小松ガ池」に着きます。
この周辺はまだ自然がそのまま残されて、草の香りのするいい風が吹きます。


池には沢山鴨がいて、ばしゃばしゃと水浴びしたり餌をついばんだりしています。
もうすぐシベリアに旅立つ頃だそうです。

この池は鳥にとってサンクチュアリになっているようで、私がいる間にもカワセミが2羽すぐそばの木にきていました。
池に生息するヨシノボリという小魚が目当てとのことです。
長年観察を続けている方のお話によると、時折2mもあるワシの一種「ミサゴ」が飛来して、池の鯉を狙うんだそうです。
なんでも、採った鯉が大き過ぎて水から上がれず溺れることもあるとか。
ミサゴが来る時は、鋭く察知して、まわりの鳥がいっせいに池からいなくなるとも。

池の周りは大根やキャベツ畑が広がり、ほっと一息できる素敵な所でした。
お土産は地の野菜の漬物と地魚の干物と相模湾のシラス。
三浦の栄養、たっぷり頂きました



早春

2008-02-14 13:35:16 | 散策
空気は乾いてピンと冷たいのですが、春を予感させる輝きがそこかしこに。


青い空に白い梅。ヒンヤリとした早春に合います。


花がなくて寂しい冬の間も楽しませてくれた寒椿は、花びらを落とし始めました。


すっかりレース模様になっているアジサイ。
今年の花芽はもう準備ができているのでしょうか。


朝、海岸を歩いて。
ピンク色に光る朝富士は2月が一番綺麗です。


すっかり雪に覆われた富士山。
手前の山桜が咲く頃には春霞に覆われてしまうかも。

朝景色

2007-12-21 11:15:30 | 散策
空気がキンと冷たい冬らしい朝が続きます。
もう明日が冬至ですから寒いのは当たり前。
年賀状もお掃除もと気がせきますが、あくまで「気」だけ…。
朝、東が色づきそうなのを見ると、何はともあれ歩きたくなります。
今日はまだ太陽が地平線の下でした。
これからがいい季節なんです!!


どんなアングルがいいかあれこれ試しているうちに日が昇ってきました。


暗かった林の木々にも日が差し込み、ピンクがかった色に染まります。


まだ残る紅葉の葉が輝き始めます。


小さなヤブコウジの葉も光を感じて嬉しそう。


遠くの山々の連なりがフワリといい色合いです。


池の周りに来て見れば、霜柱がたち、サクサクといい音をたてます。
落ち葉も凍っていて、触れるとパリパリと硬くヒンヤリした感触です。


低い日が差し込むと凍っていた落ち葉が溶け、水分を含み綺麗に光り始めます。

12月の朝の風景でした。

葉山歩き・その3

2007-12-03 20:22:26 | 散策
歩く会に参加しての葉山歩きだったので、どんどん歩かねばならず、隙をついて(?)の写真撮影でしたが、途中可愛い秋の実たちにも出会いました。


ヤブコウジ。足元にこの赤い実を見つけると山歩きの疲れも吹き飛びます。


ノブドウ。綺麗な色は山の宝石のよう。


サルトリイバラ。サンキライ(山帰来)ともいう。
丸い葉は、和菓子を包むのに使われるそうです。


けもの道のような道なき道をかき分けかき分け登る先々に、
まるで道案内をするかのようにあるのが、このウバユリの鞘。
どんな花だったのでしょう。


山を降りた空き地には穂が開ききったススキが雪のように真っ白に輝いていました。




葉山歩き・その2

2007-12-02 13:30:25 | 散策
葉山に古墳があることは前から知っていましたが、今回初めて見てきました。
1999年に発見され、測量の結果4世紀の前期古墳で、現存している神奈川県内の古墳では最大の規模だそうです。
第一号古墳、第二号古墳と二つあり、最高点からは海が見渡せる場所にあります。


古墳の上がハイキングコースにもなっており、少し盛り上がっているのが古墳。


「ここが古墳ですよ」と言われなければ分からない感じ。
でも埴輪とか、葺石(ふきいし)など出土していて、考古学上とても大きな発見なのだそうだ。



逗子ではすっかり見られなくなった田園風景が、葉山には残っています。


稲は刈り取られ、忙しい稲作も一休み。


連日お仕事で大変だったであろう案山子(かかし)もやれやれと日向ぼっこをしていました。

葉山歩き

2007-12-01 23:14:27 | 散策
葉山の山を歩きました。


出発はあぶずり港から。久々にいい天気でした。


山は紅葉でいっぱい。日の光に透けて色彩が鮮やかです。


山の木々の間から見える海。江ノ島が浮かんで見えます。


楓が燃えるように赤い。


大きな楓の木の下に立つと別世界のよう。

今回は、葉山を歩く会に参加して、山中に残る古墳を見ることができました。
途中めったに人が入らない、獣道のような道を歩き、ちょっとした探検気分を味わいました。
台風の影響で倒木が多く、案内なしには歩けない状態でしたが、踏み固められていない山道は落ち葉がふかふかと気持ちよく、シダや広葉樹が豊かな葉山の山を堪能できました。
山を愛し、大切にする心を養うには子供時代の体験が第一と、小学生たちの参加もあり、坂道を元気に登り赤い実や長いツタに目を輝かす姿に、こちらまでウキウキしてしまいました。


4月の朝

2007-04-10 14:06:05 | 散策
昨日からの雨が上がり、春のもやに包まれた朝です。


差し込んだ朝の光が散策路を優しく包みます。


植え込みの葉からは、雨の名残のしずくが光っています。


足元で新雪のようにほの白く輝いて見えるのはヒメウズの群生。



朝はひときわ優しいヒメウズたちです。






桜まだ咲いてます♪

2007-04-04 11:25:11 | 散策
5月の陽気で汗をかいたと思ったら、2月の気温に逆戻り。
今日は寒い雨模様のはずが雲が切れて青空が見えました。
家のそばの並木は、昨日の雨風にも負けずまだ健在。
ちょっと葉も出てきましたが、まだまだ十分見頃です。



なんだかホンワカする風景です。


もう随分地面に落ち始めています。
花びらの絨毯も美しいのですが、並木沿いにお住まいの方には悩みの種のようです



ツワブキの葉っぱにも花びらが。
桜は咲いても散っても絵になります。




衣張山

2007-03-29 09:14:01 | 散策

朝の散策の足を少し伸ばして、小高い衣張山に登ると、山桜が4~5分咲きでした。



見事に枝を張った桜の木。
満開になればさらに見事でしょう。


海はかすみがかかって淡いブルーです。
手前の山はけぶるようにピンクがかり、春の山の色彩です。
正面に見えるはずの富士山は霞に隠れ、全然見えません。

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これも桜?
随分色が濃い花です。


モミジイチゴも咲いていました。
下を向いて咲くはにかみ屋さんです。