京都に行ってきました。
入場が限られる桂離宮に入ることができました。
紅葉が色づき始め、これからが京都の洗練美が輝く季節です。
宮内庁桂離宮ホームページ
御幸門。
桂離宮の特徴である、茅葺切妻屋根を、自然木の皮付丸太で支えている。
外腰掛。
茅葺寄棟造りを皮付丸太で支える吹き放しの待合所。
桂離宮は、このような吹き放しの建造物が多く、
花鳥風月をたしなむ雅な心を端的に表している。
一見素朴で、実は緻密に計算された造りだ。
離宮に招かれた高貴な客人は、まずこの待合で、離宮内の様子を
想像しながら期待を胸に、しばしの時を過ごしたのだろう。
外腰掛からは、意外にも蘇鉄の木を見るようになっている。
当時、蘇鉄がエキゾチックな雰囲気を醸し出す木として、
珍しかったと思われる。