第9話「こぼれ落ちた過去」。礼子(八千草薫)がついに…。
冒頭での亮司(山田孝之)のナレーション、「過去の断片を拾うやつを消そうと思ったんだ」。
てっきり笹垣を狙って薬品を仕掛けるのかと思ったら、礼子がふたりの手に落ちてしまいました。
礼子はサボテンの下にあるものを見つけてしまい、驚きのあまり庭で倒れてしまいます。雪穂が亮司に連絡し、笹垣殺害計画は中止に。
でも青酸カリはどこへ?
典子さん(西田尚美)はまたろくでもない男に引っかかってしまったのですね。かわいそう・・・。
今回のテーマは「親」かな。
亮司も雪穂も親にはなれない。
オレの遺伝子なんか残すなということという亮司。
子どもを生めない体の雪穂。さらに、子どもがいたとしても自分の子どもを愛せないという。
弥生子は自分が亮司を殺したという。親としての責任を感じているんですね。夫婦仲がうまくいっていなかったこと、松浦との不倫、亮司のつらさを気づいてやれなかったこととか。
弥生子はつらさのあまり自傷行為を繰り返しているようです。
そうすることで亮司を追い込んでしまった罪を償っているのかもしれません。
礼子は雪穂が子どもを生めない体であることを知り、自分と同じだという。親として雪穂と心が通じたと思ったようだが・・・。
罰は肉体に与えられるものではないようです。子どもが生めないとか、自傷行為そのものとかではないようです。
「本当の罰は心と記憶に刻まれる」。
弥生子にとっては心に刻まれた罰が自傷行為として表れたのかもしれませんね。
亮司と雪穂にとっては、時効の完成までひたすら心に傷を負い、思い出したくない記憶に悩まされるという意味でしょうか。時効が完成してもそれは続くし。
「正しいことなんて言われなくてもわかってるんです」という亮司。
あーあ、礼子のチューブを・・・。
なんでそこまでする必要があるの?
礼子が笹垣にしゃべったり、警察に通報する可能性は限りなく0に近いと思うけどな。
笹垣のいう、「自分たちの真実に触れた人間には死を与える」の例外があってもよかったのに。その例外が笹垣だけってことなの?なんか悲しい。
雪穂が礼子のチューブを抜こうとしたとき、亮司が現れ、「二度目はダメだよ。無しだよ。」という場面に亮司のやさしさ、雪穂を絶対に守るんだという気持を感じてちょっと感動したけれど・・・けっきょく亮司がやっちゃった。
洋介のしたことを雪穂に対して償うとか、洋介を殺したことを雪穂がかぶると言ってくれ、そのままにしておいたら雪穂が殺人を犯してしまったことに対する償いとかあるのだろうけれど、償うために雪穂に代わって人を殺すのが「愛」の形?
これでもう二度と太陽の下は歩けないね。
とはいえ、やっぱりせつない・・・。
亮司・雪穂のつらさに気づいてあげられなかった大人たちが来週以降どういう行動を起こすのかな?
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冒頭での亮司(山田孝之)のナレーション、「過去の断片を拾うやつを消そうと思ったんだ」。
てっきり笹垣を狙って薬品を仕掛けるのかと思ったら、礼子がふたりの手に落ちてしまいました。
礼子はサボテンの下にあるものを見つけてしまい、驚きのあまり庭で倒れてしまいます。雪穂が亮司に連絡し、笹垣殺害計画は中止に。
でも青酸カリはどこへ?
典子さん(西田尚美)はまたろくでもない男に引っかかってしまったのですね。かわいそう・・・。
今回のテーマは「親」かな。
亮司も雪穂も親にはなれない。
オレの遺伝子なんか残すなということという亮司。
子どもを生めない体の雪穂。さらに、子どもがいたとしても自分の子どもを愛せないという。
弥生子は自分が亮司を殺したという。親としての責任を感じているんですね。夫婦仲がうまくいっていなかったこと、松浦との不倫、亮司のつらさを気づいてやれなかったこととか。
弥生子はつらさのあまり自傷行為を繰り返しているようです。
そうすることで亮司を追い込んでしまった罪を償っているのかもしれません。
礼子は雪穂が子どもを生めない体であることを知り、自分と同じだという。親として雪穂と心が通じたと思ったようだが・・・。
罰は肉体に与えられるものではないようです。子どもが生めないとか、自傷行為そのものとかではないようです。
「本当の罰は心と記憶に刻まれる」。
弥生子にとっては心に刻まれた罰が自傷行為として表れたのかもしれませんね。
亮司と雪穂にとっては、時効の完成までひたすら心に傷を負い、思い出したくない記憶に悩まされるという意味でしょうか。時効が完成してもそれは続くし。
「正しいことなんて言われなくてもわかってるんです」という亮司。
あーあ、礼子のチューブを・・・。
なんでそこまでする必要があるの?
礼子が笹垣にしゃべったり、警察に通報する可能性は限りなく0に近いと思うけどな。
笹垣のいう、「自分たちの真実に触れた人間には死を与える」の例外があってもよかったのに。その例外が笹垣だけってことなの?なんか悲しい。
雪穂が礼子のチューブを抜こうとしたとき、亮司が現れ、「二度目はダメだよ。無しだよ。」という場面に亮司のやさしさ、雪穂を絶対に守るんだという気持を感じてちょっと感動したけれど・・・けっきょく亮司がやっちゃった。
洋介のしたことを雪穂に対して償うとか、洋介を殺したことを雪穂がかぶると言ってくれ、そのままにしておいたら雪穂が殺人を犯してしまったことに対する償いとかあるのだろうけれど、償うために雪穂に代わって人を殺すのが「愛」の形?
これでもう二度と太陽の下は歩けないね。
とはいえ、やっぱりせつない・・・。
亮司・雪穂のつらさに気づいてあげられなかった大人たちが来週以降どういう行動を起こすのかな?
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亮司・雪穂のつらさに気づいてあげられなかった大人たちが
見ていてこれほどにせつなく辛いドラマもそうそうはないかもって思いますね。二人に思い入れて見ている自分と、大人としての側から見ている自分がいて、どっちの側から見てもほんとに辛い。
“北風と太陽”で言うなら北風は笹垣、太陽は礼子と真文というところでしょうか。北風のやっていること、北風に出来ることって何なのかな?ってのを来週以降で見せてもらえるのかな?と思います。
またよろしくお願いします~!
この2人。ここまでしておきながら、太陽の下歩こうなんてムシのいい話だと思います(笑)
北風の笹垣にはただふたりを追い詰めるのではなく、何かを気づかせてあげて欲しいですね。
真文さんはどんな役割を果たすのでしょう?このまま余さんが終わるわけないですもんねー。
>自己満族さん
いつもTBありがとうございます。
TBの件、お気になさらないでください。間違えたのは削除しておきました
このふたりはもう絶対に太陽の下は歩けないですよねー。
いつの間にか亮司は会社辞めて裏社会に戻ってるし・・・。
これ以上死人が出ないことを祈るばかりです。
9話、親の回でしたね。私も礼子を殺すことまですることないのにと本当に思いました。
でも真実を知りながら黙っていてくれる保障もないわけで、「隙を見せたら負け」という論理でここまで来た二人にはやはり殺すしかなかったのかな。
どうせ(といってはなんですが)亮司は死ぬことが分かっているので、なんか憎めない自分もいます。
悲しい論理だ・・・。
>亮司は死ぬことが分かっているので、なんか憎めない自分もいます。
第1話は亮司が血まみれで倒れるところからスタートしましたし、先週から亮司の死を予感させるナレーションが多いですもんね。たしかにあんまり憎めないかも。
結局、雪穂を守るために自分の命をも犠牲にするのですから・・・。
そして、母親にはならない、なれない雪穂。
残酷だ・・・。
「かんにんな」で涙出そうになりましたよ。
亮司が「二度目はだめだよ」って雪穂を止めて、あんだけ視聴者を感動させといて、でもやっぱり真実を知る者はやっちゃうのねー
亮司の母、麻生さんはどうなるんでしょうね?
二人とも暗黙の了解で義母を消そうとしてただなんてっ!
この二人には自分達が逃げ延びる事しか考えてないんですねぇ、怖過ぎです・・・・・・
「やっちゃおうか」という謀議もなしに、やっちまうのが当たり前。八千草さんという大女優でも容赦なし
麻生さんと余さんは生き延びてくれえ~
いままで亮司と雪穂には時効まで
逃げ切って欲しい!と願っていましたが
もう同情できなくなってしましました。
礼子の愛情を感じながらも
真実を知ったからと手をかけるなんて!
衝撃的でした