休み明け

今日から大学の勤務がまたはじまった。

お盆明けということもあり、仕事は山ほど。
みんな待ってました！とでもいうように、次々と依頼してくる。

まるで、休み明けの修理工場とか、コピー機の保守点検業者
みたいだ。

夜は予備校の勤務。

ここでも待ってましたとばかりに、
退学したい、コース変えたい、の処理に追われる。

夜はなつかしいお客さんがきた。

この職場は夏休みになると、きまって、昔いた人が遊びにくる。

日曜もひとり来た。

きっと彼女も来るんじゃないかな。
実は３月以来ずっとそう思っている。

「お久し振り！元気？」

「ええおかげさまで」

「いま何してるの？」

「教えなーい」

「なんだとお！」

「もう二人とも！いいかげんおとなになりなさい！」

こんな会話まで準備して待っているのだが・・・。