のぶひさの日記

生きていくのはいろいろあるね。出会いを大切に。また会えるといいね。

終戦記念日の雨

2004年08月15日 | 日記
やっと降った!雨だ!

涼しくてとても気持ちがいい。ちょっと寒いくらいだ。

バテ気味の体にちょうどいい。

きょうから仕事で箱根に行く人がいる。
向こうは寒いぞお、きっと。

今日は終戦記念日。

この前の新聞に、

「憲法を守ろうという人は反体制派になってしまっている」

と、どこかの学者のコメントが載っていた。

「反体制」とは大げさだが、新自由主義、新保守主義、市場競争
原理、経済最優先・・・、いわゆる「改革」の世の中だ。

その中で「護憲」というのは「改革、規制緩和」に逆行するもの
として捉えられるのだろう。

世の中を変えるために何かを大きく変えなくてはならない、
みんなそう思っている。
そうだ憲法だ!国の基本を定めている法律を変えよう!
そうすれば、少年犯罪、不登校が減り、景気もよくなる。

そんなノリなのだろうか?

この問題は基本的に教育問題となって現れる。
それは、「憲法の理念を実現するのは、教育の力だ」
そう教育基本法に書いてあるから。
だから、いじめ、不登校、少年犯罪がすぐに引き合いにだされる(笑)

子どもたちによる悲しい事件が起こるたびに、子どもたちの
自殺も起こっている。これは新聞の片隅にちょこっと載るかどうか
だ。

他人を傷つけるか、自分が死ぬか・・・。

これがどうして法律で解決できるのか?
いや、できないということは実はみんな知っているのではないか。
だからこそ、一番わかりやすくて、コストのかからない、
法改正に頼る。
これでおとなは責任を果たしたと思いたいのではないか。

みんな金儲けばかり考えている。
もはや市場は飽和状態。でももっと金がほしい。

残る道は武器輸出。
経済界あげてやりたいらしい。

国連の常任理事国の半分は武器輸出国・・・。

金のためなら、教育、平和、憲法、教基法、
全部いらないみたいだ。

終戦記念日の雨。神様の涙。