NOBU_san'S ROOM/南行徳のギター教室

南行徳のギター教室ミュージックメソッドで講師を務めています ギターや音楽に関する こと,南行徳の出来事などを書いています

『木』です

2006年08月19日 | HOW"S GOING ON?
ギターの話。

「アコギはともかくエレキの良い、ってのは何ですか?
ピックアップとではないか?」
という話になったのだが
アコギもエレキも木が重要だ。
鳴りの全てを支配する、といってもいいくらい大事だ。

良く鳴る材のエレキには
そこそこのピックアップをつけてもオッケーだ。
エレキだから電気系が一番重要と考えるのは間違いだと思ってる。
先ずギターであるからには木だ。

ところが近年本来の良い木材が希少化して高値になり
そう簡単には理想の木材が使えない。
鳴りの悪い木材に対してはハードウェア、
例えば前述のピックアップ等でバランスを整えていくしかない
という悲しい現実も見逃せない。


ペグ(糸巻き)やブリッジ、
ピックアップ等のハードウェアーは
希少価値の高いビンテージ、中古品を除外すると
高く見積もってもエレキ1本分はせいぜい15万円位だ。
50、60、70、80、90,100~over円のギターの値段は
ほとんどが木材の値段であり、
あとは良い大工さん(ビルダー)の高い日当で、
最終的にはどんなに良い材があっても
人間の経験と技術、手で行う仕事が善し悪しを決める。


伝家の宝刀

2006年08月18日 | HOW"S GOING ON?
EPX ONEのジャッケトに使ったギター
サーモンピンクのサドウスキーと
サーフグリーンのムーンのビルダー製特別仕様だ。

サドウスキーの方が先に使っていて
あまりに頻繁に使うので
似た様な仕様のスペアが欲しかった。
で、以前からの知り合いで
当時たまたまムーン・コーポレーションでビルダーをしていた
N氏に相談して作って頂いた。
手に合うようにネックの削り直しは3~4回、
その度に削り直し、塗装と大変な作業で
最初に楽器店を経由して手にしてから
現在の仕様になるまで1年半はかかったと思う。

このギター達には本当に世話になっている、
というかギタリストととしての自分を育ててもらった。

これでもかっ!ていう緊張の場面、
ここで間違えたらギタリスト人生終わり・・・、
最高のフレーズを生み出したいセッション、
絶対に負けられないセッション、
ともに音をだしてきてくれた
最高のパートナー達だ。

音色的には勝るかなと思うギターは他にもあるが
俺には正に『伝家の宝刀』的存在だ。
困ったときにも絶対に何とかしてくれるような気がするし、
大体今迄そうなっている。


このギター達にも魂が宿っているのか・・・、
なんて思ったりする。

スモーク

2006年08月16日 | HOW"S GOING ON?
8.27のメニューで
自家製スモーク・チキン使って、と考えている。

作り方、スモークのやり方のレクチャーを受け
スモークのチップまでわけてもらえた。

普通のマーケットで売っている鶏のささみを使い
普通の小さなテフロンのフライパンと
口径が同じ位のステンレスのボールと
網を使って試した。

15分位スモークと教わってたので
そのつもりで挑んだが
ブワーッと煙りが出て3~4分で
チップが燃え尽きた。

早すぎ、再度スモークと思ったが
ささみはいい具合に茶色くなっていた。
冷やして試食したがこれがなかなかだ。

後はオレンジソ-スの完成だ。