nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

志駕晃 スマホを落としただけなのに

2018-09-11 15:17:10 | 本・雑誌・ドラマ
今回の夏旅、最後に食の記事で〆たいと思うというようなことを書きましたが
3週間以上経ってしまって、今となっては写真を観ても説明もつかないような感じで、ちょっとお手上げ状態。
ということで、そちらは割愛させていただいて、前回の記事で終了させていただきます。

さて、第15回『このミステリーがすごい! 』大賞作品、志駕晃さんの スマホを落としただけなのに を読みました。
11月に映画が公開予定の、恐怖のサイバーサスペンスです。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
麻美の彼氏の富田がタクシーの中でスマホを落としたことが、すべての始まりだった。
拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。
麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。
セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる凶器へと変わっていく。
一方、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され…。

ネットに頼らなければ生きていけない現代社会において、スマホは何よりも大切な存在。
ある意味、お財布を忘れるよりスマホ忘れる方が、出先で困るといっても過言ではない現実があります。
電話に、メールに、SNSに、電車の乗り換え案内に、道案内、実に便利に活用しているスマホですが
清廉潔白に生きているつもりでも、スマホの中には秘密がいっぱい。
まして、実際に恥ずかしい秘密が入っていたとしたら???
そんなスマホをたちの悪いハッカーに拾われてしまって、次から次に仕掛けられていく罠。
フィクションとはいえ、実際に自分の身に起こらないとも限らないストーリーに、震えます。
話の展開も先が読めず、最後まで二転三転、どこに行きつくのかスリルたっぷり。
なかなか面白いストーリーでした。



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