レッズ、天皇杯決勝に進出！

決勝進出を賭けて戦った、天皇杯準決勝柏戦。
準々決勝の先発から、興梠、李を外し、ズラタン、梅埼でスタート。
シーズン中、私がずっと求めていたのは、こういう柔軟な選手起用。
明確な意図があるかないかは別としても、来る日も来る日も判で押したような、まったく代り映えしない先発メンバーって
慣れ親しんだ本人たちは楽かもしれないけど、相手にとってはこれほど対策しやすいチームってないと思いますよね。
こうやって少しずついじってくることで、選手の疲労も緩和できるし、敵のかく乱を誘うことができると思うのです。
広島だってそういう切り盛りをしながら、シーズンをうまく切り抜けて、リーグ優勝＆クラブW杯３位を獲得できたんですよね。
さて試合のほうは、攻撃の浦和、守備の柏という、戦前の予想通りの展開で始まった試合でした。
特にドリブルで果敢に攻め上がる関根が絶好調で、圧倒的に浦和の試合が続きますが
攻めども攻めども得点には至らず、でも攻め込まれるわけでもなく、１点が遠いもったいない展開。
しかし前半35分に、柏木をケガで失ってしまい、ちょっと不安になりましたが、今日は選手たちの気迫はすごかった！
リーグ終盤には欠けていたあと一歩の踏ん張りが見られ、本当に決勝進出に賭ける思いが伝わってきました。
特にこの大会の槙野は、口ばっかりではなく、全身全霊を傾けて頑張ってくれていて頼もしかったです。
延長まで交代枠を2枚残し、延長から使ったフレッシュな李と興梠がよく走ったし
この大会は自分の大会と言い切る李がしっかり結果を出したし、こういう選手起用の妙が伝わる試合は見ていて楽しいです。
李もリーグでのふがいなさを払拭して、たくましい天皇杯男に成長してくれました。
みんなありがとう！
柏木選手が決勝に間に合うかはわからないけど、あの天皇杯2連覇のときだって
2年とも闘莉王抜きだったのですから、気持ちさえあれば為せば成るですよ。
元日のチケットは取れているので、あと一つ勝って、元日に阿部ちゃんの掲げるカップが見たいです。



すごくいい顔になりましたね。
相手はガンバに決まって、宇佐美と李の絶好調争いですね。