nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

最下位甲府相手に、手こずりながらも勝利!

2015-04-29 23:17:04 | サッカー
前半は引いてくる相手に、何とか活路を見出そうとするものの
パスミスを繰り返し、有効な攻撃が出来ず、ずっとじれったさばかりが漂う展開。
甲府も負けの連鎖から脱出しようと、必死でチャンスをうかがってきます。
そこはレッズの守備陣が一枚上手で、危ないシーンは招かないものの
ダメチーム同士がやみくもに戦っているような、見せ場のない時間が過ぎていきます。
よかったのは、森脇のロングパスを高木がうまく合わせてシュートを打った場面くらい?

ただ後半に入ると、少しずつ相手に疲れと隙が生まれ
レッズのチャンスが増えてきて、少しずつ少しずつゴールに近づきつつある印象。
バーをたたいた、高木のミドルは惜しかったですね。
惜しい惜しいを繰り返しつつも、未だゴールのない高木。
次の試合で宇賀神が戻り、さらに興梠が復活すれば、より出番が限られてしまうかもしれないけれど
必死の気持ちと真面目な態度は伝わってくるので、少ないチャンスでもくじけず頑張り続けてもらいたいです。
攻撃パターンが築け始めても、なかなか割れなかったゴールでしたが、74分に柏木→梅崎でようやく先制。
柏木は多分ズラタンに合わせたんだろうと思うけど、ズラタンが敵を惹きつけておいて横に流れたボールを
梅崎が角度のないところから決めてくれた、スカッときれいなゴールでした。
その後、関根が倒されて得たPKを、ズラタンがいったん止められたものの、こぼれ球に反応して追加点。
こうなるともう敵の集中力も切れて、こちらのペースになりましたが
終盤は沈みかけたチームの必死のもがきに、何度か危ない場面を作ってしまい
またまた西川のファインセーブに助けられるシーンを、招いてしまいました。
それでも終わってみれば、松本戦以来の完封勝利を納めることが出来
柏木のボランチも落ち着いてきたし、当初心配されていた守備も、そこそこよくなってきたのでは?と感じています。
まあすべて西川ありきなんですけどね、本当に西川が浦和に来てくれたことには感謝。
鳥栖も4点もとられてどうしたの?と思ったら、今日は林が怪我でキーパーが替わっていたそうだし
3点リードしていたのに、40分から立て続けに3点取られるという悪夢を見た清水も、明らかにGKが穴みたいだし
最後の砦に西川がいることが、選手の精神面でどれだけ心強いことか!本当にありがたいです。

さあ次はいよいよ、首位攻防のガンバ戦。
昨秋の恨みを晴らし、リーグ負けなし記録、ホーム連勝記録を更新するためにも、みなさん埼スタに集いましょう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蓮池薫 拉致と決断

2015-04-29 14:20:13 | 本・雑誌・ドラマ
拉致被害者で2002年に帰国を果たした、蓮池薫さんの本が文庫化されていたので、読んでみました。

あらすじ・・・・(出版社より)
恋人と語らう柏崎の浜辺で、声をかけてきた見知らぬ男。
「煙草の火を貸してくれませんか」。この言葉が、〈拉致〉のはじまりだったーー。
言動・思想の自由を奪われた生活、脱出への希望と挫折、子どもについた大きな嘘……。
夢と絆を断たれながらも必死で生き抜いた、北朝鮮での24年間とは。
帰国から10年を経て初めて綴られた、迫真の手記。
拉致の当日を記した原稿を新たに収録。

北朝鮮と言う、未だベールに包まれた異国の地で、自由を奪われて24年を過ごした蓮池さんの人生。
日本の生活から観れば、思考的にも、嗜好的にも、経済的にも、生活水準的にも、全く理解不能の生活ですが
実に冷静に、客観的スタイルを貫いて書かれているのは、蓮池さんの壮絶な経験から得た精神力のなせる技なのでしょうか?
きっともっともっと、悲惨で、絶望的で、辛い生活だったと推測されます。
そんな中で常に彼の頭にあったのは、北朝鮮で生まれ育った守るべき子供たちのことで
彼らに日本人だということを隠している以上、北朝鮮のすべてを心では否定しても
表向きは子供たちが朝鮮人として、幸せに生きていけることを考えなければならないという矛盾。
蓮池さんとは同年代であり、同じように人の親であり、本当に心臓をえぐられるような話でした。
今現在は、穏やかに幸せに暮らされていると思いますが、失われた24年間が埋まることはないでしょう。
それとともに、いまだ行方不明の多くの拉致被害者たちの、一刻も早い帰国が実現することを祈らずにはいられません。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする